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現場に臨め 日本推理作家協会編 |
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アンソロジー(国内編集者) | 出版月: 2010年10月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
光文社 2010年10月 |
光文社 2014年04月 |
No.1 | 6点 | 臣 | 2014/08/04 09:35 |
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蒼井上鷹、安東能明、池井戸潤、逢坂剛、大沢在昌、今野敏、佐野洋、柴田哲孝、曽根圭介、長岡弘樹、新津きよみ、誉田哲也、薬丸岳、横山秀夫、連城三紀彦。
総勢15名のアンソロジー。うち8名が未読作家だった。 初めての作家では安東、逢坂、柴田、薬丸の作品がよかった。久しく読んでいなかった大沢にはわくわくした。佐野洋の「爪占い」は光っていた。長岡の「文字板」は技巧的。 みな2,30ページという短さがよかったし、多くの作品が警察小説であることにも満足した。 本書は、「小さな異邦人」を図書館に予約しようとした際に操作を誤って予約を入れたもの。キーワードを入力ミスしたためかと思い、とくに奇異には感じなかったが、今回本書を借り目次を見て納得。「小さな・・・」が所収されていたのだ。 予約ミスに気づいた時点でその原因を究明しないなんて、ミステリー読みのくせにまだまだ甘い。 それにしても、数年前の発行なのに5,6人の待ちがあったのには驚いた。連城氏最後の短編集の表題作が収録されていることによるものか、それとも私同様、予約ミスによるものなのだろうか。ちなみに、「小さな・・・」は複数冊の所蔵があり、すぐに回ってきた。 |