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エソルド座の怪人 アンソロジー/世界篇 若島正編 異色作家短篇集 |
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| アンソロジー(国内編集者) | 出版月: 2007年03月 | 平均: 4.00点 | 書評数: 1件 |
![]() 早川書房 2007年03月 |
| No.1 | 4点 | 蟷螂の斧 | 2026/01/25 09:33 |
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| (異色作家短篇集18)いわゆる短篇の「切れ」や「オチ」がない作品が多いような。
①容疑者不明(ナギーブ・マフフーズ~エジプト・ノーベル賞作家) 4点 同じ手口の連続殺人。物証、関連性もなし…警察の動き(文学的と言えばそうなのかも、でもミステリーとしては?) ②奇妙な考古学(ヨゼフ・シュクヴォレツキー~チェコ) 5点 娘が国外へ違法脱出か?。11年後、白骨体が発見され…無くなったペンダント(共産主義下の重苦しい雰囲気の小説) ③トリニティ・カレッジに逃げた猫(ロバートソン・デイヴィス~カナダ) 6点 カレッジに猫が住みつかない。青年科学者はフランケンシュタインを見習い、巨大猫を造るが…猫の嫉妬(青年の創造物への愛情は) ④オレンジ・ブランデーをつくる男たち(オラシオ・キローガ~ウルグアイ) 4点 片腕の男は、飲んだくれの博士に蒸留酒の製造アドバイスを求めるが…博士の娘の運命(ホラ噺からシリアスな展開) ⑤トロイの馬(レイモン・クノー~フランス) 3点 バーで水だけ飲んでいる男女。そこへ一頭の馬が声をかける…トロイ出身(最初、擬人法と思って読んでいたら、シュールだったんだW) ⑥死んだバイオリン弾き(アイザック・バシェヴィス・シンガー~ポーランド・ノーベル賞作家) 7点 恋人を失った娘に、男と女の死霊が憑りついた。お互い悪態をつくが、二人は結婚すると言い出し…男の死霊はバイオリンが上手い(死霊同士がののしり合いがいいね。何故、娘に憑りついたのか?) ⑦ジョヴァンニとその妻(トンマーゾ・ランドルフィ~イタリア) 4点 その男はオペラに精通し美声とのこと。ある日、その美声を聞くと…妻とのデュエット(音程は?) ⑧セクシードール(リー・アン~台湾) 4点 妻はいつか夫の胸におっぱいが 出来たらと思うようになり…幼少時の布人形(サイコかユーモアかどっちつかず) ⑨金歯(ジャン・レイ~ベルギー) 6点 私は墓から金歯を盗むを生業にしている。ある日、姉妹に出会い、金歯の妹に惚れる…姉の正体(軽快な乗り) ⑩誕生祝い(エリック・マコーマック~スコットランド) 5点 男の誕生日。モーテルには女がいた…SF的エログロ(読み飛ばしてもいいとのことW) ⑪エソルド座の怪人(G・カブレラ=インファンテ~キューバ) 4点 映画鑑賞をする男女。映画や小説の話があちこちに飛ぶ…映画館内での盗難(脱線話?のオンパレード) |
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