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シャーロック・ホームズのライヴァルたち①
押川曠編
アンソロジー(国内編集者) 出版月: 1983年06月 平均: 6.00点 書評数: 2件

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早川書房
1983年06月

No.2 5点 弾十六 2018/12/26 06:43
1983年出版のオリジナルアンソロジー。押川 曠さんはかつてHMMにS.H.のライヴァルものをコツコツ翻訳されていた山田 辰夫さんの筆名です。(オスカー ワイルドのもじり、とのこと) 最近、すっかりヴィクトリア朝の作品のペースに慣れてきました。でも全部一気に読むのは無理。ボツボツと更新します… (当座の評価は5点です)
以下の初出は、文庫のゆきとどいた記載を(いつもの通り)FictionMags Indexで補正しました。(タイトルや作者名はなるべく初出時のものを採用)
収録作家は
⑴L.T. ミード、⑵モリスン、⑶グラント アレン、⑷ポドキン、⑸ヒューム、⑹ディックドノヴァン、⑺アシュダウン、⑻ロバート バー、⑼ウォレス、⑽ホワイトチャーチ、(11)ヘスキス プリチャード、(12)ホーナング、(13)R.C. レーマン、(14)ブレット ハート

⑴Stories from the Diary of a Doctor, VII. The Horror of Studley Grange by The Authors of “The Medicine Lady”. (L.T. Meade & Clifford Halifax M.D.) (Strand Magazine 1894-1、雑誌の巻頭話、挿絵A. Pearse) 押川 曠 訳: 評価4点
ハリファックス博士もの。文庫のタイトル裏の絵が怪奇現象の場面。(ちょっと潰れ気味で目の下の手が見えない) 執念が心に残る話。仕掛けがよくわからないので低評価。ストレプトマイシン発見前ですね。シリーズの筆名「The Medicine Ladyの作者たち」の意味は不明。(先行してThe Medicine Ladyという作品があったわけでもない様子) Web検索で当時のSpectator紙の記事(1894-6-9)が引っかかったのですが読んでません… Clifford Halifaxは英国の医師・作家 Edgar Beaumont (1860-1921) の筆名。ストランド誌のこの号は無料で全内容(イラスト付き)がWeb公開されてます。(合本版なので、当時の広告がないのが非常に残念)
(2012-12-26記載)

⑵Martin Hewitt, Investigator. IV. The Case of the Dixon Torpedo by Arthur Morrison (Strand 1894-6、巻頭話、挿絵Sidney Paget) 押川 曠 訳: 評価4点
ヒューイットもの。どう考えても容疑者は二人に絞られるのですが、依頼人が全く疑わない時代です。ひねりのない素直な作品。探偵に華がありません。ストランド誌のこの号も無料公開されてます。
p76 20ルーブル紙え幣(twenty-rouble notes): 1894年の交換比率で20ルーブル=2.1ポンド。英国消費者物価指数基準1894/2018では126.24倍、現在価値37268円。
20ルーブル紙幣をWorld Paper Money カタログで探したら1822年発行Crowned double-headed eagle with sheild. First signature printed, second signature handwritten. 色はGreenのとReddishの2種類、大きさは不明。なぜか帝政ロシアで20ルーブル紙幣はそれ以降発行されていないようです。
(2018-12-27記載、追記2019-1-19)

⑶An African Millionaire, I. The Episode of the Mexican Seer by Grant Allen (Strand 1896-6、雑誌中3番目の小説、挿絵Gordon Browne) 押川 曠 訳: 評価4点
クレー大佐もの。シリーズ最初の作品。(第2話「ダイヤのカフスボタン」は『クイーンの定員』に収録) コンゲームなのですが切れ味に欠けます。ミラクル変装術が嘘くさい。5ギニー =5ポンド5シリング=5.25ポンド、現在価値95363円(消費者物価指数基準1896/2018で129.21倍)最初5ギニーと言ってすぐに5ポンドに変更したのは値切り?それともほぼ同価なので心理的には同じことを言っているのか。5000ポンドは約9000万円。この額でヘナヘナとならないのが大金持ちらしいです。ストランド誌のこの号も無料公開あり。
(2018-12-28記載)

⑷The Vanishing Diamonds by M. McDonnell Bodkin (Pearson’s Weekly 1897-1-23) 押川 曠 訳: 評価5点
ここではジャギンズ中年探偵だが単行本で親指探偵青年ポール ベックに書き直された話。シリーズ第1作。ちょっと凝ったプロットですが、犯人側から再構成すると無茶苦茶な筋。語り口が良いので好印象。手紙でちょっとした要件を伝える(馬車がメッセージを運ぶ)時代です。シンプソンズの食事が美味しそう。
(2018-12-29記載)

⑸The Florentine Dante by Fergus Hume (初出不明 単行本1898) 押川 曠 訳: 評価5点
質屋のヘイガーもの。女性探偵。ありがちな話ですが面白く読めました。
p132 五ポンド: 消費者物価指数基準1898/2019で129.05倍、現在価値90710円。
(2019-1-1記載)

⑹The Queensferry Mystery by Dick Donovan (初出不明 単行本1900) 押川 曠 訳: 評価3点
タイラー タットロックもの。特に取り柄のない作品。
p153 約百ポンド相当の宝石類… 百五十ポンドはするダイヤの首飾り: 消費者物価指数基準1900/2019で122.03倍。現在価値は100ポンドが172万円、150ポンドが257万円。
(2019-1-20記載)

⑺The Adventures of Romney Pringle, (3) The Chicago Heiress by Clifford Ashdown (Cassell’s Magazine 1902-8, 挿絵Fred Pegram) 乾 信一郎 訳: 評価5点
ロムニー プリングルもの。どんな種類の話なのか良く分からず読んで最後にちょっとびっくり。そーゆーシリーズだったとは。ひねりはありませんが綱渡りの妙。翻訳は上質。千ポンドは英国消費者物価指数基準(1902/2019)で121.89倍、現在価値1566万円。
(2019-8-9記載)

⑻The Triumphs of Eugene Valmont: Lord Chizelrigg’s Missing Fortune by Robert Barr (Saturday Evening Post 1905-4-29, 挿絵Emlen McConnell) 押川 曠 訳: 評価6点
ユージェーヌ・ヴァルモンもの。短篇集(1922)の第4話。語り口がうまくて楽しい話。国書刊行会の単行本を思わず発注してしまいました…
p219 十万ポンド以上: 英国消費者物価指数基準1905/2020で122.39倍、10万ポンドは17億円。
p233 定価が12シリング6ペンスでそれに小包送料が6ペンス… 重さはまあ4ポンド以下: 12シリング6ペンス=10784円。送料6ペンス(=431円)は4ポンド(=1814g)以下のものということ。
(2020-1-20記載)

⑼ The Man Who Sang in Church by Edgar Wallace (20-Story Magazine 1927-9) 押川 曠 訳: 評価5点
正義の三人もの。押川さんはNovel Magazine 1921年(月不明)を初出としていますが、上記が正解。(FictionMags Index及びThe British Bibliography of Edgar Wallaceによる) 混乱のもとは短篇集の英国版と米国版のタイトル。ストランド誌やNovel誌などに1921年に発表した短篇を集めた「正義」シリーズ四作目が英The Law of the Four Just Men(1921)、米Again the Three Just Men(1933)で、20-Story誌などに1927年に発表した短篇を集めた「正義」シリーズ六作目が英Again the Three Just Men(1928)、米The Law of the Three Just Men(1931)なのです。(見事に入れ違ってますね。) 本作は後者(シリーズ六作目、英国版1928年出版)の第9話。
正義の三人も丸くなったもんだな〜。まー私は『正義の四人』(1905)しか読んでませんが。このシリーズの他の作品が日本語で読める日が来るかなあ。
p244 彼女は色が黒く、ほっそりとして(She was dark and slim): お馴染み「黒髪で」。まー「顔色」としてないのでギリギリセーフか。(でも「色が黒く」は肌の色だと思っちゃうよね…)
p245 玄関のドアには、ここが“正義の三人”の住み家であることを示す銀の三画印がついている(the silver triangle on the door marked the habitation of the Three Just Men): アレ? 世間に公表して大丈夫なの?
p247 名前はどうでもよいのです(a man whose name will not interest you): 依頼のターゲットの名前なんだから「どうでも良い」は違和感ありまくり。試訳「言っても知らない名前だと思います。」
p248 二人が深い関係になる前に(before our friendship reached a climax): 若い女性の発言として、この訳はちょっとどうか。試訳「私たちの関係が深くなる前に」
p248 年2000ポンドの母の遺産(I have money of my own—my mother left me two thousand pounds a year): 英国消費者物価指数基準1927/2020で63.24倍、1ポンド=8916円で換算すると、年1783万円。
p263 指紋を信じたってだめなのさ。なぜなら…(With all his faith in fingerprints gone astray because...): この訳ではダメなのさ。「指紋は確実だって信じてたのに(その信頼が)裏切られちゃって。でも…」ということ。
(2020-1-25記載)

⑽ The Affair of the German Dispatch-Box by Victor L. Whitechurch (初出不明、Pearson’s WeeklyかRoyal Magazineか。単行本Thrilling Stories of the Railway 1912) 押川 曠 訳: 評価5点
ソープ・ヘイズルもの。単行本では15篇中6番目に収録。このコンパートメントは廊下なしのもの。作戦がメカニカルで気に入りません。隣のコンパートメントの動きを想像すると、そこからバレそう。映像化したら楽しそうです。
(2020-3-14記載)

(11)The Seven Lumber-Jacks by Hesketh Prichard (初出不明、このシリーズはPearson’s Magazine連載のようだ。単行本November Joe; Detective of the Woods 1913) 押川 曠 訳: 評価5点
ノヴェンバー・ジョーもの。単行本では9篇中4番目に収録。続きものなので冒頭に記載されてる事件がよくわかりませんが、本篇とは関係ありません。荒っぽいカナダの森の男たちの描写が楽しい作品。50ドルは米国消費者物価指数基準1913/2020(26.13倍)で14万円。
(2020-3-14記載)

(12)A Schoolmaster Abroad by E. W. Hornung (英初出Red Magazine 1913-??-??; 米初出Everybody’s Magazine 1913-11 as “A Matter of Two Ciphers”) 乾 信一郎 訳: 評価6点
ジョン・ダラーもの。シリーズ5作目。スイスの休日と演芸とスポーツ。廻りくどい文章ですが原文もそんな感じ。筋の流れが良く、ダラー博士のキャラも立っている。掲載誌のEverybody’s Magazineは当時15セント144ページ。ピアソン系雑誌の再録が多かったようだ。ということは初出は押川さんの記載通り英国誌Red Magazine(当時4シリング半160ページ)と思われる。
p317 トボガン(toboggan): シンプルな作りの橇。北米インディアンの言葉otobanask, odabaganから?
p319 肌の浅黒い紳士(black-avised gentleman): ここは「肌が浅黒い」の意味で間違いない。『ピクウィック・ペーパー』(Pickwick)からの一節を披露して爆笑を誘う。
p322 イートンのスクールカラー・ネクタイ(Old Etonian tie): Eton Collegeのストライプ柄ネクタイのことですね。
(2020-3-15記載)

No.1 7点 mini 2009/01/12 11:20
創元から作家別にホームズのライヴァルのシリーズが刊行されているが、創元方式だとメジャーどころに限定されてしまうので、早川のこのアンソロジーは貴重である
この作家なら別のシリーズから採用して欲しかった収録作もあり、一部不満もなくはないが創元のシリーズでは絶対読めない作家もあるので良しとしよう
個人的にはクイーンの定員で名のみ知っていた作家がかなり入っているのが嬉しかった

L・T・ミードのハリファックス博士ものは、ホームズがストランド誌に連載されていた同時期に一緒に掲載されていた
つまりは同期のライヴァルというだけでなく、同一雑誌で肩を並べる仲間でもあったわけだ
ホームズのライヴァルの中でも最初期のものだけに古色蒼然としてるのは否めないが、いやいや味わいがあってよろしい
ついでに言うと仲間ではなくて同時期の真のライヴァルだったのはもちろんオースティン・フリーマンだろう
ソーンダイク博士が連載されていたのはホームズ掲載の雑誌とは別のライヴァル雑誌だったのだから

マクドネル・ポドキンはなんで親指探偵ポール・ベックものから選ばなかったのだろう
他社でもいいから纏めた形で出して欲しいな親指探偵

クリフォード・アッシュダウンは貴重で、クイーンの定員でも原著の希少性に言及している
オースティン・フリーマンがまだソーンダイク博士ものを書く前の共同筆名で、文章のタッチがソーンダイク博士とは微妙に違い、フリーマンは医学的知識を提供しただけで執筆は合作者だったんじゃないだろうか

エドガー・ウォーレスは長崎出版から長編が出ている今となっては希少性は薄れたが、正義の四人の短編集はまだなので、どこかの出版社で挑戦して欲しい
あ、それとクイーンの定員にも入っているJ・G・リーダー氏もね

へスキス・プリチャードとホーナングはすでに論創社から短編集が出ておりこれも希少価値は無くなった
E・W・ホーナングはドイルの妹の婿つまり義弟で当然収録されるべき作家だが、代表シリーズのラッフルズものを避けたのは昔に創元で予告されてたからだろうか
創元らしく予定は完全にボツっちゃったが


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