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奇妙な味の小説 吉行淳之介編 |
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アンソロジー(国内編集者) | 出版月: 1970年01月 | 平均: 8.00点 | 書評数: 1件 |
![]() 立風書房 1970年01月 |
![]() 中央公論社 1988年11月 |
No.1 | 8点 | tider-tiger | 2017/11/23 15:15 |
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幻想小説名作選と並んで入門に最適な奇妙な味の小説集。どれも良質の短編。
個人的には『勝負師』という作品が忘れがたく、未だに好きな短編TOP5に入っている。 暑さ(星新一) 秘密(安岡章太郎) さかだち(柴田錬三郎) うまい話(結城昌治) 召集令状(小松左京) 思いがけない旅(河野多恵子) わが愛しの妻よ(山田風太郎) スパニエル幻想(阿川弘之) 勝負師(近藤啓太郎) 暗い海暗い声(生島治郎) 二重壁(開高健) 手品師(吉行淳之介) 脱出(筒井康隆) 黒猫ジュリエットの話(森茉莉) 白夜の終り(五木寛之) 夢の中での日常(島尾敏雄) |