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[ サスペンス ]
ベルの死
ジョルジュ・シムノン 出版月: 1957年05月 平均: 6.50点 書評数: 4件

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早川書房
1957年05月

早川書房
1957年05月

早川書房
1983年01月

No.4 7点 斎藤警部 2025/02/24 09:00
「君には彼女と一緒に飲むようなことはなかったのかい?」

冒頭の何気ない描写から、濃密なストーリーのグレイヴィソースへと飛び込む予感で満ちている。 舞台は雪のニューヨーク近郊(コネチカット州)。 主役夫婦と同居するハイティーンの娘は、家族ではない。 その彼女が陵辱の上(?)殺された。 容疑は主役に集中した。 物的証拠も上がった。 

「わたしはあんたの旦那さんがわたしのことを見つめる目つきが嫌いさ。もともとわたしは男が嫌いなんだ」

微妙で温かい夫婦関係。 奇妙に低温の隣人関係。 急に冷え込んだ友人関係。 少年の日のトラウマはフラッシュバックする。 やがて殺された娘の母親がやって来る。 小さな嵐が巻き起こる。 主役への疑惑は増す。

「君が人殺しと握手するという機会を僕らに与えてくれるのがその十の可能性なのさ」

ほのかに薫り始めた変態性のミスティ・フレイグランス。 隣人との関係に微妙な、やがて顕著な変化が。 いやいや、後半に至り主役は眼を瞠る加速度でおかしくなり、不幸と罪の坂を転げ落ちて行く。 ストーリーに喝を入れる妻の親類も加勢する。 やばいぜ。

“彼が身を屈めてその葉書を拾い上げ、見もせずに大きな屑籠へ放り込む時に、誰かが、十人か十五人のうちのたった一人が笑い声を立てた。”

第二部第一章終わりの10行ちょっと、この心理の乱れ、凄いねえ。
悲劇性が雪だるま式に膨れ上がった挙句、最後の ・・・・・・ 凄いねえ。。

“そして教区の台帳の中にも彼の名前の載っているページは一ページたりともなかった。”


【ネタバレ】

容疑者No.1の主人公こそ実は真犯人だった、なんて陳腐な(?)可能性を地の文でしっかり潰してあるからこその、狂った悲劇的結末の高鳴りですよね。

No.3 6点 人並由真 2025/01/04 06:05
(ネタバレなし?)
 アメリカのコネティカット。40歳の中学教師スペンサー・アシュビイとその妻で42歳のクリスティーンは、ひと月前からヴァージニア生まれの18歳の美少女ベル・シャーマンを自宅に住まわせていた。ベルの母ロレインは夫(ベルの父)と離婚の争議中で現在はパリに在住。ベルは両親の離婚騒ぎの側杖を喰わないように、ロレインの幼なじみで友人クリスティーンのもとに預けられていたのだ。その夜、クリスティーンが友人たちとカード(トランプ)パーティに出かけている間、ベルは映画を観に出かけ、アシュビイのみが自宅で趣味の木工細工をしていたが、クリスティーンがまだ帰らぬうちに先にベルが帰宅。彼女は簡単にアシュビイに挨拶すると自室に入った。そして翌朝、クリスティーンそしてアシュビイは、ベルが夜間に自室で、何者かによって殺されていたことを認める。

 当時アメリカ在住のシムノンが書いた、1951年の作品。


※以下、まったく完全に素の白紙の状態で本作を読みたい人は、これ以上このレビューも、先行するお二方の書評も読まないでください。
 ただし結構有名な大ネタの作品だし、当時の早川編集者だった都筑道夫も本書の解説で堂々とネタバレしてます。








(以下、ネタバレの書評&感想)
 最後まで読んでも真犯人がわからない作品、というのはくだんのツヅキがあちこちで語っていたハズで、評者自身も少年時代から知っていた。
 
 今回が初読であり、実は長い間、心のどっかに、そんなマトモな決着がない作品、読んでも……という思いが忍び、それゆえ食指がいまひとつ動かなかった。そんな面はある。
 ただし今日、ツンドクの本の山の中の本書の背表紙を眺めたときに、「じゃあそんな(犯人がわからない)作品、どうやって一編のミステリまたは小説にしてるんだ?」という極めてプリミティヴな疑問が自然と湧き上がってくる。
 実は今夜は新年の友人との飲み会で酒が入っており、やや倦怠感を抱く状態だが、シムノンでページも薄いし、この機会に読んじゃえ、という流れであった(笑・汗)。

 作者の狙いは、ミステリという小説世界をメタ的に考えるなら、そこもひとつの物語宇宙で作中のリアルがあるんだから、その場のなかで事件が迷宮入り、あるいはそれに近い段階に迫ることも確実にあろう、という認識から始まった一種の思考実験だろう。
 その意味ではミステリの定法を大きく外しながら、実は、ミステリという文学の枠組みをしっかり意識した、一編の作品だと思う。少なくとも読者にはまず(普通の)ミステリと思って白紙の状態で読ませるのが一番効果があるのでは……と考えた作者シムノン、彼の手によるメタ・ミステリなんじゃないかな? 

 実際の作者のメイキング心理はどうか知らないが、評者は本作にそんな認識を築く。後半、司法関係や世の中の有象無象から主人公アシュビイが疑惑の目を向けられ、その中にはアシュビイ自身の方の意識過剰ではないか? と思わせる叙述も交えられているあたりなど、シムノンらしい小説作法の面目躍如だ。
 さらに途中まで完全に脇役と思っていた某サブヒロインのあとあとの劇中での運用ぶりや、自分自身の事情からアシュビイ夫妻に娘ベルを預かってもらいながら、夫に煩わされた男性不信の念を主人公アシュビイに逆恨みでぶつけまくるベルの母ロレインの愚かで強烈なキャラクターも小説の幅を広げる。

 さすがシムノン、紙幅の割に読みごたえは存分にある作品……なのは間違いないのだが、一方でこの方向でのこのお膳立ての上なら、割と、当たり前にやっておくべきネタを続々と消化する内容……という面もあり、佳作~秀作ではあろうが、秀作~優秀作というにはもうひとつふたつ欲しかった感じがしないでもない……。
 あら? もしかしたら、結構ゼータクな高望みしているだろうか(汗)? というわけで評点はこの数字で。実質6.5点。

 とはいえなんかね、東西新旧のミステリという大海の中には、同じ狙いでもっとボリュームのある紙幅を費やしながら、最後にこの種のうっちゃりを掛けた作品がありそうにも思えないでもない。いや、すでに評者自身、その手の作品を読んでいて失念している可能性もある。
 たとえば東西のミステリが2~3000冊書かれるなら、随時その中の一冊くらいは、同じ狙いの<犯人判明の放棄>でもいいんじゃないのかな? といささか無責任な思いが生じたりもした(笑・汗)。

No.2 6点 クリスティ再読 2017/04/17 17:00
犯人や真相が不明のまま終わるミステリの例としてよく挙がる作品である。まあアイデアとしては誰でも思いつくようなネタなんだけど、真相不明のままで小説を終わらせて次回作を読んでもらえるか?というとこれが極めて怪しいために、なかなか作例がない。何か仕掛けとか犯人なしで終わらせるための説得力のある説明とか工夫がいる上に、小説的充実によって納得させる筆力も必須である。評者なぜか真相不明系作品をよく当サイトで評している傾向があるようだ...
・「ここにも不幸なものがいる」ジャック・ザ・リッパー物なので、現実の事件が真相不明だから不明でイイ。
・「インターコムの陰謀」国際スパイなので、背後関係が全部わかるわけじゃない。
・「寝ぼけ署長」所収の「中央銀行三十万円紛失事件(短編)」人情解決
で...本作である。ホームステイ中の妻の友人の娘ベルが、家の主人で教師のスペンサーがいたにも関わらず、自室で絞殺されていた...真面目な娘に見えたのだが、陰では派手な交友があったようで、真相が不明のまま、スペンサーへの容疑が完全に晴れるというわけでもなく、重苦しい雰囲気が続いていく、という話。家の中に突然置かれたSEXと死に戸惑う中年男が、徐々「ベルの死」の謎の圧力に憑りつかれて変貌してくのが主眼なので、実は主人公が犯人でした、では話のポイントを外してしまう。主人公の心理を丁寧に追っていく、当然スッキリした解決がない鬱小説なので、面白いが読むのが結構心理的にツラいものがある。犯罪よりもその罪を犯す人間の方に関心が強いシムノンらしい小説だ。なので犯人不明でも小説としてはアリ。

No.1 7点 2009/01/17 21:50
早川ポケットミステリで初出版された当時、読者から怒りの手紙が何通も届いたそうです。理由は、冒頭で起こった殺人事件の真犯人が最後まで全く不明なままだからで、実は解説には、普通の意味の推理小説ではないことがちゃっかり書かれているのです。
その解説に先に目を通した後、じっくり読めば、この小説の終わり方はなかなかすごいと思えるのですが、小説(純文学)としての満足度は高くても、ミステリのシリーズから出すべき作品であったかどうかはまた別問題でしょう。


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