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[ 本格/新本格 ]
悪意
加賀恭一郎シリーズ
東野圭吾 出版月: 1996年09月 平均: 7.79点 書評数: 110件

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双葉社
1996年09月

講談社
2000年01月

講談社
2001年01月

No.110 10点 タピオカ 2023/08/06 21:17
東野圭吾の作品の中で一番好き。もっと長編小説を読もうと思った。

No.109 3点 ひとこと 2023/05/28 18:01
後味が悪い…

No.108 7点 みりん 2022/12/20 09:25
東野圭吾は「たかがミステリ」では物足りないのか斜め上のテーマを提示してきます。

No.107 3点 ALFA 2022/02/17 08:46
巧みな構成と簡潔な文体はまるで精密機械のようだ。全文が複数の人物の手記と独白だから、そこに欺瞞があることを前提に読み進める。すると所どころにかすかな違和感が仕掛けられていることに気づく。
そして後半には大きな反転が。ところがこの反転はミステリー的感興をもたらさない。なぜかというと・・・
以下ネタバレしますよ



まず、WHOの反転ではなくWHYつまり動機の反転であること。「所詮こいつが犯人であることに変わりはない!」というわけだ。
もう一点はその動機がより卑小なものになること。
そもそもミステリとは犯罪を楽しむという罪深いエンタテイメントである。楽しむためには「犯人にも一分の理」がなければならない。「理」は金でも色恋でも復讐でもいい。抜き差しならぬ動機があって初めて読者は犯人にも共感しその裁きにも心打たれる。これがエンタメとしてのミステリーだろう。
ところがここでは反転によって、三分ほどあったはずの「理」つまり初めの動機は嘘で、本当はとても卑小な動機であったことが明かされる。さらに最終盤では子供時代の行状や母親の影響まで出てくる。こうなるともはやミステリーではなく「卑小な魂の遍歴」とでもいうべき純文学に変質してしまう。
実はこの作者、別の超有名作でもミステリーから純文学への一種の「はみ出し」がみられる。
それも含めて楽しむか、そこまでは付き合いきれないかは読者次第。私は後者である。

P.S. ミステリーに「いじめ」を持ち込むのはもうやめてほしい。このモチーフはミステリーになじまないと思う。

No.106 6点 ことは 2021/04/03 23:34
このサイトで評価が高い東野作品の中で、未読なので読んでみた。プロット展開は二転三転して最後まで面白く読めたし、文章もするする読みやすい。
東野圭吾の特徴がよくでていると思う。
でも、悪い点でも、東野圭吾の特徴がよくでているかなと思う。(10作くらいしか読んでないですが)
たとえば、「文章表現として”いいなぁ”と思う点はない」「(好みかもしれないが)キャラクター描写はいまひとつ(イメージがわかない)」「登場人物の心理が迫ってこない(迫真性がない、よくわからない)」など。
東野圭吾は私の感覚では技術力のある”職人”なのだが、作品に対する思い入れがほとんど感じられない。カーなどは失敗作でも「これがやりたかったんだな」と思わせる部分があるのだが、東野圭吾はそういうものが感じられないため、熱心に応援しようという気にならないんだよな。でも(”職人”だけあって)駄作もないんだけど。

No.105 9点 じきる 2020/08/23 19:31
東野圭吾の構成力と技巧が遺憾無く発揮された傑作。

No.104 9点 Gorgonzola 2020/05/05 12:30
小説にハマるきっかけになった作品。構成も面白く、次々迎える新しい展開に翻弄された

No.103 7点 猫サーカス 2020/04/21 17:44
序盤で早々と主人公が犯人を見つけて逮捕し、普通ならこれで終わりの物語。しかしその犯人は頑なに、「動機」を語ろうとしなかった。この物語が教えてくれるのは、人間の悪意のあり方。なぜ犯罪を犯したのか、その本当の理由が語られる時、そこにある人間の欲深さと、溜め込まれた悪意の発露に驚かされた。またこの物語を盛り上げているのは、独特な語り方。他のミステリにはない筆致と構成が、「悪意」という作品の魅力を最大限に高めてくれている。ただ相手の言葉がそのまま記録して描かれたり、一人の人間がワンサイドで語り続けたりと、普通の物語では考えられない構成になっている。そしてこの構成が、終盤に至って大きな意味を持ってくる。信用できない書き手なのではなく、単にそういう「物語」が展開されているだけ。そして犯人のトリックに、まんまと騙される。他のミステリではあり得ないこの構成が「動機」という一点にのみ焦点を当てたこの物語の特異性を強調してくれている。

No.102 9点 雪の日 2020/04/10 14:29
ホワイダニットの最高傑作

No.101 9点 2019/12/02 13:17
最後の「解明」の章は少々駆け足すぎる感がある。
この種の構成からすれば、解明はどんなふうにでも作れる。
伏線も軽く書くか、適当であってもよい。
とにかく、こういう手法だと、どんな真相も、どんな動機も話の中に作り込める。それに、なんどでもひっくり返すこともできる。
ずるいような気もするなぁ。
といった種々の欠点はあるが、とはいえ、こういう構成で真相をヴェールで包み込む方法を考え出した東野氏は天才的といえる(ただ、すべてが新規創出とはいえないが)。

それと、加賀恭一郎の教師時代と、わずかだがリンクさせた点もよかった。そこが加賀モノらしさなのか?こういうところは上手い。

とにもかくにも東野作品のなかでは、出来はピカイチだろう。
「容疑者Xの献身」や「白夜行」があまりにも騒がれすぎなので、本書は隠れた名作的なところもあるが、個人的には堂々たる名作と評価したい。

No.100 6点 mediocrity 2019/10/29 05:05
講談社文庫版。
249ページまでで、一応作品として成立している。この時点では6点くらいの普通の作品。
あと110ページ残っているので、全てをひっくり返すつもりなのだろうと思って読み進む。予想通りひっくり返ったが、それほどの衝撃はなし。動機がユニークだと感じたくらいか。よって6点のままで。

No.99 10点 もち吉 2019/08/04 11:05
構成の妙が光る大傑作。
全貌が分かってみれば意外にもシンプルな構図、ではあるのだが、そこはストーリーテリングには定評のある東野先生、右へ左へと匠に誘導しながら物語に引き込んでいく。読者は加賀と同様に何度も騙されることになるだろう。
この作品に関しては真相も十分に期待に沿うものだったが、特にタイトルでもある「悪意」とそこへの焦点の当て方は秀逸だったように思う。凡百の作家であればその手前の「論理的な答え」を結末として満足してしまったはずだ。そこから一歩踏み出して人間の本質を抉るような「悪意」の存在に言及した場面こそが、実はこの作品のハイライトであり、この書を傑作足らしめた必要不可欠な部分なのだ。

No.98 6点 バード 2019/07/24 11:14
前評判を気にしすぎるべきでないとは分かっていながら、少し期待値を上げすぎた。

事件の始まりから手記形式で、この手記は信用できないんだなと悟る。作中作や手記を使う方法は信用できない語り手の応用なのだなと今回改めて気がついた。
今回信用してはいけないのは事件の筋書きではなく、登場人物の人物像というのがこの作品特有の面白い仕掛けである。この効果については良くできていたと思うから野々口は上手く書いていると思う。ただ東野さんはその辺にもう一手間かけるべきだったと思う。というのも信用できない手記以外に日高の生前の描写がほとんどなく、それらの読者への提示の仕方が後だし的なので、最終章で実は日高は正義漢で~、と言われても説得力にかける。事前に手記での人物像に違和感を持たせる伏線を忍ばせておけば個人的にはもっと良くなったのでは?と思う。

問題の動機についてはそれほど衝撃的でもなかったかな(申し訳ないけど)。同じ作者なら「殺人の門」の方が殺害の動機うんぬんという点においては上と思います。

No.97 5点 レッドキング 2019/07/06 20:29
全てが一人称叙述か手記で、当然に読む者を誘導するためのもの。殺人のアリバイトリックと見せかけて、探偵によるトリック見破り自体を逆手に取り、自己の目的のための物語作りへと巻き込んで行く。物語をほのめかされると疑いたくなるが、自力で解読した物語は信じてやまない探偵のサガ。犯人の意図通りに誘導された物語の破壊と再構築。この探偵刑事ってあの「卒業」の学生だった奴だね。なんかやな奴にひねたなあ。

No.96 7点 メルカトル 2018/05/06 22:11
構成は凝っているが、構造は至って単純な作品ですね。全てがホワイに一点集中しており、興味の大半はそこに落ち着きます。しかしながら、読み進むにつれそれもある程度予想出来てしまい、衝撃度という点においていささか物足りなさを覚えるのは私だけでしょうか。意外性がいまひとつなので、こうした作品においてはかなりのマイナス点になろうかと思います。

ただ、結末に至るまでの道のりがきっちりと纏まっていて、フェアプレーの精神も忘れておらず、その意味では好感が持てます。逆に言えば、あまりに優等生的ないかにも東野らしい堅い作風なので、それが解釈によっては弱点ととらえることもできます。例えばこうした作品を得意とする折原一辺りがこれを書いたとすれば、もっと衝撃的な作品に仕上がったのではないかと思うのです。まあ死んだ子の歳を数えるようなものなんですけどね。

色々ケチをつけましたが、やはり東野作品の中では上位に位置する作品ではあるでしょう。ミステリファンが読んでも、一般読者が読んでもそれなりに満足できるブランド品といったところですかね。

No.95 3点 ねここねこ男爵 2017/10/17 20:42
緻密さより衝撃優先のこの作者らしい内容。
ですが、同様のアイデアを用いた他作品より数段クオリティが落ちる。

手記=虚実入り混じり、読者はそんなこと分かってるので読者は警戒し作者はいかにソレを上回るかですが、結局ありがちな『手記の著者は都合の良いことしか書いてなくて実はすごく悪いやつだったよ〜』以外の要素なしで残念。

そういう小説ではないのは分かっているのだが、証拠として重要なビデオテープの内容に関して、解決編でいきなり「あのビデオはこれこれこういう理由でダメ」と探偵役が言うのがちょっと…。だったら予めソレを著述しておくべきではないか?(何度も見返したが、事前にソレに触れている部分はなかったように思う。もしワタクシの見落としならご指摘頂きたい)

No.94 7点 パメル 2016/01/18 19:22
事件は犯人による手記で語られ
ほぼ互角に展開される加賀の記録と合わせ
読み進めるごとに明かされる真相に引き込まれる
突き止め辿り着いた殺害動機はあまりにも哀しい

No.93 7点 風桜青紫 2016/01/15 02:35
「アイデアは豊富だがぎこちない」というのが東野圭吾の初期作品に通じる感想だったが、初期のアイデアと『秘密』以後の演出力の高さが組み合われば、このような強力な作品が出来上がるわけである。構造としては単純であるにも関わらず、絶妙な構成によって、トリックがかなりの切れ味になっている。さらにそのトリックによって犯人の顔が見えてくるという仕掛けが見事。加賀さんの過去にも絡んでかなり燃えるラストシーンとなっている。東野圭吾の技術がふんだんに用いられた充実した一冊。

No.92 9点 ニックネーム 2015/12/20 16:36
東野圭吾さんの作品の中でもっとも恐ろしい犯人ではないでしょうか。

No.91 9点 ロマン 2015/10/20 16:26
完全に野々口(東野圭吾)の手のひらで踊らされた。前半で、こんなにさくさく解決していくのに、本の後半には何を書く必要があるんだと思ってしまった。推理が急変していく、加賀が指摘した4つの違和感。確かに、最初にその箇所を読んだときに、自分も若干感じてたなと思った。でも、なぜ違和感だと思ったか、それが何を意味しているのかっていうのには、全く考えも及ばなかった。久々に大どんでん返し(自分の予想を大きく裏切る)の真相にビックリ。「悪意」は、途中まで日高のものだと思っていたが、野々口のものである方がすごく根深い。


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