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[ 青春ミステリ ]
同級生
東野圭吾 出版月: 1993年02月 平均: 6.20点 書評数: 20件

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祥伝社
1993年02月

講談社
1996年08月

No.20 9点 ニックネーム 2016/01/23 19:04
後味良く終わって安心しました。

No.19 7点 斎藤警部 2015/06/24 06:33
東野さんが書くと学生モンも素敵。眼が醒めるほどのサムシング・ショッキングは無いけど、やっぱり確実に何か仕掛けて来る。悪くないぜ。 たしかいつかのフジロックフェスに持ってって読んだ筈。 

No.18 5点 E-BANKER 2012/05/27 21:41
1993年発表のノンシリーズ長編。
処女作である「放課後」の流れを汲む学園ミステリー、または青春ミステリー。

~修文館高校3年の宮前由希子が交通事故で死亡した。彼女は同級生・西原荘一の子供を身ごもっていた。それを知った荘一は、自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場に居合わせたと思われる女性教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。作者のターニングポイントとなった青春ミステリー~

それほど面白いとは思えなかった。
最初の交通事故はともかく、事件の一番の鍵は女性教師殺しの真相だろう。
ただ、それがこの真相では、かなりあからさまなのではないだろうか?
トリックの細かい部分まではさすがに分からなかったが、ちょっと頭を捻れば大筋の真相は十分に看破できるレベル。
また、冒頭、事件の「奥行き」を示唆するかのようなパートがあるので、てっきりプロットに深くかかわってくるのかと思ってましたが、そこもちょっと拍子抜け。
(この程度の関係性なら、ここまでもったいぶって書かなきゃいいのに・・・)

ただ、「学園ミステリー」という部分にスポットを当てるなら、まずまず面白いのかもしれない。
瑞々しいラブストーリーっぽいところや、教師対生徒という図式なんかも「らしく」て何だか昔を思い出してしまった。
まぁ、女性の心の中こそがミステリーなのかもしれない。
(男にゃよく分からん!)

純粋なミステリーとしては弱いが、相変わらずリーダビリティーは十分でサクサク読めます。
(作者あとがきで、作者が本作の執筆についてかなり苦労した様子が書かれているのが新鮮。)

No.17 7点 Tetchy 2010/09/02 21:45
てっきり学園青春ミステリとは縁を切ったと思っていた東野圭吾が久々に学生、しかも高校生を主人公にして書いたミステリ。
ただ非常に危うい設定の作品であると云わざるを得ない。主人公の行動に矛盾がありすぎる。
しかしこれらは推理小説として捉えればの話であり、青春小説として捉えれば、この主人公の行動も理解が出来る。
しかし毎回思うがこの作者の筆致の淀みの無さはいったい何なんだろう?全く退屈を感じさせること無く最後まで読ませる。しかも巧みに物語に謎を溶け込ませ、読者に推理を容易にさせない。推理するためにページを繰る手を止めるよりもストーリーが気になって先に進めることを選択せざるを得ないのだ。そして最後の一行のカッコ良さ。青臭さを感じる生意気な高校球児である主人公西原荘一のお株をグンと挙げるキメ台詞だ。
成熟の域に達した東野が久々に放った青春学園ミステリは、やはり上手さの光る逸品であった。

No.16 5点 spam-musubi 2010/04/09 19:26
結局、あの女の子が近づいてきたのは贖罪のためだった
わけで、それで主人公が納得してしまうのが納得いかない。
また、妊娠の件についても、なんだかんだと理屈をつけて
いるが、結局は性欲に負けて避妊具もつけずにやっちまった
ことに変わりがない。
主人公に感情移入ができないままだった。

一番印象に残ったのはあの「遺書」。隠蔽工作せざるを
得なくさせるあのアイデアは秀逸。オリジナリティも
インパクトも十分。
この点で+1点。
全体には大きな印象は残らない。

No.15 5点 simo10 2009/11/22 21:38
東野氏の学園モノ作品を初めて読みました。
物語的にはさくさく読みやすく、主人公の体面を気にした行動もよく理解できたし、刑事もなんか格好良く、感情移入し易かったです。
しかし、事件そのものに関してはなんだかおまけみたいな感じで、そのうち忘れそうな程印象が薄かったです。
あと、どの登場人物も教師に対して反感持ち過ぎです。確かに嫌な教師も存在しますが、これはただの中傷としか思えません。他の学園モノもこんな感じなのかと疑ってしまいます。

No.14 7点 ミステリー三昧 2009/08/11 01:30
<講談社文庫>初期作品以来の学園青春ミステリー(長編/1993)です。
思春期ならではの心の葛藤・悩み・苦しみがあるために感情移入が困難でした。同作家の『放課後』『魔球』などでも言えることですが、たまに登場人物の行動が非常に突発的・衝動的であるために物語がどのように転ぶのか予測しにくくなっている場合があります。本作では、特に主人公の行動が理解しがたかったです。その行動が多くの人間を巻き込み、結果的に多くの人間が犠牲を払ったように思えます。悲劇のヒーローぶっていますが彼は事件の被害者でもあり、加害者でもありました。
推理小説としては水準レベルですが、機械トリックはなかなかのもの。トリックを示唆する伏線もしっかり張ってあって、東野作品の中ではレベルの高いトリック演出でした。東野圭吾らしくないというか、読んでて戸惑いました。ただ学園青春ミステリーということで猟奇性が薄い分、多少トリックに軽さを感じたのも確かです。私的には東野圭吾の「学園青春+推理」小説のベスト作品なので、もっと読まれてほしい作品です。

No.13 5点 こう 2008/09/28 21:06
 個人的には学園ものを読むのがかなりきつくなった印象があります。(作品のせいではないですが)大学生ものはまだ共感できるのですが高校生ものだと読んでいてもあまり感情移入しづらいです。事件、真相については小振りですが悪くはないと思いますがやはり教師に対する作者の悪意をどうしても感じてしまいその点は気持ち良いものではありませんでした。

No.12 6点 白い風 2008/09/16 00:18
デビュー作「放課後」を連想する本格学園推理物ですね。
内容的にはやっぱりこちらの方がいいかな。
ただ、若い主人公の心境には共感出来なかった。
(私自身が教師や親の年齢に近いからかな)
ラストは珍しくハッピータッチでしたね。
でも、動機・トリック的にはビミョウだったけど。

No.11 4点 COBRA 2008/06/13 14:39
タイトルからなのか、
なんとなく文章の感じもデビュー作と重なる。

No.10 7点 深夜 2008/01/27 00:46
あとがきのこともあって、もっとめちゃくちゃな教師が出てくるのかと思いきや、思っているほど教師の人物像がおかしくなかったので、意外だった。高校生なのに相当大人びているなど、人物設定にやや無理があるが、それほど気にはならない。トリックは全然わからなかった。

No.9 2点 シーマスター 2007/11/16 21:32
ミステリとしては平凡、というより子供向けの推理クイズに出てきそうなトリック。 

あとがき(他の本でも見たことがあるが)によると作者は大の教師嫌いらしいが、その個人的な鬱憤を思いっきり晴らすべく書かれたかのような話。
しかし総じて教師達を惨めでキモい悪者にせんという意図が強すぎるため、反教師側の主人公たちの言動も非常にクサいものになってしまっている。

学生時代に一度もいい先生にめぐりあえなかったのかと思うと、この人も少しかわいそうな気がする。

No.8 7点 いけお 2007/10/10 12:56
きれいにまとまった作品が多い作者の中でもさらにきれいにまとまった作品。
ベーシックというかスタンダードというか。

No.7 8点 akkta2007 2007/07/21 20:40
久しぶりの東野作品であったが、とても面白かった。
「放課後」以来の学園ミステリで何となく懐かしい気もしたが・・・

高校3年生の女子生徒が交通事故死に会う。
彼女は主人公である西原の子を身ごもっていた。
それを知った西原は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。
事故当時、現場にいた女教師が容疑者として浮上するが、彼女はまた絞殺されてしまう。
新たな事件の展開に、読んでいてついつい夢中になる作品である。

著者曰く、ターニングポイントとなった作品との事で、ぜひ読んでいただきたい作品である。

No.6 6点 884 2005/02/25 11:57
 教師嫌いってのはあまり理解できない感情ですね。前面に出されると少し引きます。
 あとは普通かな。推理小説的に普通。

No.5 6点 ばやし 2004/01/11 20:21
人生って色々あって上手くいかないなーって思っちゃう1冊かも(苦笑)

No.4 8点 Dain 2003/12/17 23:45
同じ本格学園推理作品である「放課後」に比べて、こちらの方が数倍面白い。大人って怖いですね。

No.3 7点 ろん 2003/07/22 10:19
やはり東野作品にははずれが少ないって感じですね。
高校生のわりには随分と大人びた雰囲気があって不自然に感じられた部分はありますが、内容的には楽しめました。
また、凄く読みやすかったです。

No.2 6点 ギザじゅう 2003/03/04 23:32
御崎先生こわっ!
テーピング・テープって・・・。

No.1 7点 流破 2002/09/02 17:35
ラストの一言が印象に残ります。


東野圭吾
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たぶん最後の御挨拶