皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] ブラック・ショーマンと覚醒する女たち ブラック・ショーマンシリーズ |
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東野圭吾 | 出版月: 2024年01月 | 平均: 4.50点 | 書評数: 2件 |
光文社 2024年01月 |
No.2 | 4点 | mozart | 2024/02/26 14:06 |
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書き下ろし二編を含む全六編の短編集ということでサクッと読めました。前作に比べると全般的に「薄味」で個人的にはやや期待外れの感も否定できません。武史の変人ぶりもやや抑えられていて真世とのかけあいもイマイチだったし。できれば続編は(もしあれば)長編で読みたいところです。 |
No.1 | 5点 | 文生 | 2024/01/25 17:30 |
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『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』に続くシリーズ第2弾。
今作は全6作の連作集になっており、いずれもトラブルに巻き込まれた女性に対して、元マジシャンのマスター・神尾武史が解決の手助けをするというプロットで統一されています。なにかすごい仕掛けがあるというわけではありませんが、著者熟練の技によって手軽に楽しめる好編に仕上がっています。基本的に各編は独立した話ですが、同じ女性が再度登場し、前後編仕立てになっているなどの工夫も楽しい。ただ全体的なミステリ度は弱めかなあ。ベストはひねりのある展開が面白い「マボロシの女」。 |