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バードさん
平均点: 6.15点 書評数: 257件

プロフィール高評価と近い人 | 書評 | おすすめ

No.257 5点 アリス殺し- 小林泰三 2021/05/31 22:39
(ネタバレあり)
多分上手く作りこまれてる作品なのだろうが、独特の世界観に入りこめなかった。アリスと亜理のちょっと変わった二人一役は普通に引っかかったのでそこは良かった。そのトリックの出来を考慮してこの点数。

No.256 3点 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件- 麻耶雄嵩 2021/05/09 16:50
(ネタバレあり)
自分の読解能力が足りないのは承知の上で書くが、つまらない以前に見所がさっぱり分からなかった。残念ながら、目的意識を伝えずに方法論だけを語る、悪い意味で先の読めないダメプレゼンを聞かされたような印象。結局、何が売りの本なんだ?

 純粋な犯人当て?→そこまでキレキレの論理でもない。
 独創的なトリック?→既視感のある密室くらい。
 『毒チョコ』のような多重解釈?→途中の推理は明確にハズレ扱いなので、多重ではない。
 どんでん返し?→探偵役が二人いる時点でひっくり返るのは読めてしまう。
 意外な展開?→タイトルにある探偵が死ぬも、タイトル的に死ぬかなーと思っていたので予想の範囲内。他の展開にも特に意外性を感じず。
 キャラ物?→特にオリジナリティある魅力的なキャラ造形でもない。

結局ここを楽しんで欲しいという点が分からないと、読者としてもノリようがない。ミステリ的技巧に走りすぎて、読み手への配慮を蔑ろにしてる作品かと。

No.255 6点 誰の死体?- ドロシー・L・セイヤーズ 2021/05/04 17:38
(ネタバレあり)
初のセイヤーズ作品。語り調子や雰囲気は好きだが、惜しい作品だった。

「死体の処理で足がつくかも」→「だったら死体をすり替えて堂々と処理してやれ」
発想は悪くない。むしろシンプルで好き。
ただし、

・すり替えた死体が病院から持ち出されたものだと気づかれたら終わりなわけで、数時間の床屋作業による偽造対策だけでその危ない橋を渡るのはどうかと思う。
・レヴィが移動中に目撃されたのは不運だったと犯人は言っているが、これは対策考えてないのがおかしいレベルのポカ。実際それが命取りになったし。
・鼻眼鏡の役割が結局雰囲気作りだけで、登場意義が弱く面白くない。

と、ケチを付けたい点が多々ある。
楽しめたがマイナス点も気になるので、総合評価は平均くらい。

No.254 5点 黒後家蜘蛛の会2- アイザック・アシモフ 2021/04/29 11:19
一気に読みたくなるパワーは無いが、相も変わらず毎日一話位のペースでまったりと読み進めたい雰囲気。
点数については、各話の平均が1作目よりも落ちているので、総合で1点引いた。

<収録作毎の書評>
・追われてもいないのに(5点)
初っ端としてはまずます。

・電光石火(7点)
シンプルイズベストなトリックを決めている秀作。あとがきの通り、例の作品の影響が強いとは思った。

・鉄の宝玉(6点)
ラストのヘンリーの気の利いたコメントが好き。

・三つの数字(6点)
これも比較的シンプルな仕掛けで好み。伝言ゲームって難しいね。

・殺しの噂(5点)
『指輪物語』は未読なので、申し訳ないが良さが十分伝わらず。

・禁煙(7点)
うんちくを織り交ぜた小ネタが多めの「ブラックウィドワーズ」ものにおいて一風変わった正統派な探偵話と思う。(マッチの使い方を起点とした推理などは特にそう思う。)

・時候の挨拶(5点)
ゴンザロがやたら色々推理するがコナンのおっちゃんみたいな感じで微笑ましい。謎の面白さは可も無く不可も無くといったところ。

・東は東(5点)
アメリカの地名ネタなので、日本人である自分には少しとっつきにくかったが悪くはない。

・地球が沈んで宵の明星が輝く(5点)
まあまあ。謎は微妙だが、「ブラックウィドワーズ」ものにしてはシリアス成分が強く、短編集の中でストーリーの緩急をつけるという意味でいいかも。

・十三日金曜日(4点)
考え方は小学生でも思いつくレベル。あとがきによるとEQMMは本作を没にしたらしいが、自分はこの判断が妥当だと思う。

・省略なし(6点)
『三つの数字』に続き伝言ゲームの難しさが原因で生じた謎。伯母さんのあの言い換えはちょっと無理矢理な気もするけどな(笑)。

・終局的犯罪(7点)
シャーロキアンの戯れを書いた話。こういう不毛なことについて真面目に議論するのは楽しいですよね。幸い自分の知識レベルでついていける議論だったので、メンバーと一緒に語っているような感覚が味わえた。本短編集の中で一番好きかも。ヘンリーが冠詞を切り口に推理し始めるのも自分好み。

No.253 7点 ナミヤ雑貨店の奇蹟- 東野圭吾 2021/04/29 11:18
各話がつながる瞬間(伏線回収?)がミステリとして面白い。
また、最適な道を選べていない、生い立ちが不幸、重大な問題を抱える、といった様々な悩み人達が紆余曲折しながら幸せを追い求める過程が、物語としても面白い。
ミステリ・SFのギミック的面白さと読み物的な面白さを両立できている良いバランス。

弱点は時系列の把握が少しめんどくさい点。伊坂さんの『ラッシュライフ』で似た感想を抱いたが、時系列順でないとやはり読んでいて多少のストレスがある。
ただし、本作はそういうマイナス点を打ち消す程度に、プラスの点が良かった。

No.252 7点 永遠の0- 百田尚樹 2021/04/01 22:30
タイトルは元から知っていたものの、中身は完全に未知の状態で挑戦。0って零戦の0だったのね。長い上に暗く、自分の趣味嗜好のど真ん中ではなかったものの、一気に読みたくなるパワーがあり、期待以上だった。

宮部久蔵という人物を旧知人達が語る構成で、語手達の壮絶な戦争体験がリアルに伝わってくる。カミカゼや戦争を正しく認識できた、とはとても言えないが、本書を読み改めて今が平和な時代で良かったと思えた。

No.251 7点 化物語- 西尾維新 2021/04/01 22:28
ファンタジー要素を絡めた青春ものだが、本作の評価はキャラクター達の漫才を楽しめるかどうかで決まりそう。個人的に「戯言シリーズ」より好みで、続きも読みたいと思った。(掛け合いが長い(くどい)と感じた部分がそこそこあったのは残念だが。)

好きな話は順番に
「つばさキャット」>「まよいマイマイ」>「ひたぎクラブ」>「なでこスネイク」>「するがモンキー」
である。
「つばさキャット」が特に面白く、下巻最終話にて1加点。(父上同伴デートは本気で笑った。また、各種伏線(忍の隠れ場所やブラック羽川の言動など)も上手く機能していた。)

No.250 6点 「Y」の悲劇- アンソロジー(出版社編) 2021/03/20 11:58
アンソロジーのタイトルがタイトルなので、各作者の調理センスが如実に表れるだろうと読前に予想。結果は・・・。見事に明暗分かれたね。
残念ながらはっきりと嫌いな作品もあったが、アンソロジー全体では6点くらい。

<個別の書評>
有栖川有栖 「あるYの悲劇」 6点
作家有栖シリーズの評価は
「堅実だが地味」か「派手さは無いが丁寧」
のどちらかに落ち着くことが多い。本作は後者で、7点に近めの6点です。(犯人名の読みには少し無理矢理さを感じたが。)
Yの意味は予想が的中。書き順が示された段階で正解と確信できた。

篠田真由美 「ダイイングメッセージ《Y》」 5点
ネカマネタが出た時点で予想できる範囲のオチ。Yの意味は独特で好きだが、総合的には少し物足りなかった。

二階堂黎人 「「Y」の悲劇-「Y」がふえる」 1点
読んでてイラついた。滑り過ぎていて物語が頭に入ってこないレベル。編集者も一緒に悪ノリしてしまったのだろう。

法月綸太郎 「イコールYの悲劇」 8点
暗号ものは解釈に取って付けた感が出ると途端に冷めるので、いかにシンプルで意外な答えを用意できるかが重要だ。
本作では暗号の解釈が
「人名に関連する記号」 → 「人名の隠語?」 → 「人名そのもの」
と推移する。別解で正答をカモフラージュし、最後にシンプルな正解を明かすという理想的な構成だ。
加えて、赤字の重要性、意外な人物相関など、メインの暗号以外も上手く機能しており上手さを感じた。本短編集でNo.1の出来でしょう。

No.249 7点 ウォリス家の殺人- D・M・ディヴァイン 2021/03/17 07:30
翻訳が上手かったのか、非常に読みやすかった。
構成についてはヴァン・ダインの『グリーン家』が頭をよぎった。上記同様意外な犯人で魅せる作品だが、作中で言及されている点から犯人を推測することができるので、意外性だけでなく、パズルのピースが綺麗にはまる感覚も楽しめる佳作。

No.248 7点 東の海神 西の滄海- 小野不由美 2021/03/07 08:46
十二国記シリーズ3冊目。シリーズに対するここまでの感想は、思いのほかサクサク読め、手軽に楽しめる良ファンタジーという認識。

今回は、以前より登場している延王尚隆と延麒六太の物語。ストーリーは善人ぶってるが真の性根は腐ってる敵役を成敗するという超王道もので、有事の際は頼れるリーダーという尚隆のキャラ付けや、比較的早く敵役の仮面が剥がれるのもあり、敵を倒してハッピーエンドだろうと途中で察せる。
このように、意外性での盛り上がりはほぼ無いので人によっては物足りないかもしれない。しかし、独自色の強い設定である本シリーズでは、話は王道で分かりやすいくらいがちょうど良いと私は思う。

本作が比較的明るい締めだったので、次辺りきな臭い話がくると予想。

No.247 9点 しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術- 泡坂妻夫 2021/02/27 19:27
独特な魅力を持つキャラクター達がテンポ良く話を転がしており、肝の仕掛けを味わう前でも、結構良い本だと感じていた。そんな状態で最後に明かされた衝撃の仕掛け。驚愕のあまり、思わず一人声を上げてしまいました(笑)。

こういう遊び心満載の面白本に出会えるのだから、ミステリファンはしあわせだ。未読の方はぜひネタバレ前に読んで、自分同様しあわせを受け取ってほしい。

No.246 4点 奇岩城- モーリス・ルブラン 2021/02/27 08:10
これは昔の有名シリーズの悪いとこ(違和感があるレベルでの主人公上げ、場当たり的に次々と登場する舞台や人物、主人公上げに使われるしょーもない謎、など)が出てしまっている作品。
主人公のボートルレのキャラが弱いのは、キャラ物として致命的。後半は惰性で読みました。

No.245 8点 ボッコちゃん- 星新一 2021/02/13 11:00
学生の頃星さんの本を何冊か読んだ時は、安定感はあるが話の短さで誤魔化している作家、と思った。しかし、本当は逆で、短いと誤魔化しが効かない。そんな高難易度のショートショートで安定して面白い凄い作家、というのが私の現星さん評価である。
本書は、そんな作者の力量が遺憾なく発揮された良短編集だ。

あとがきによると、マンネリ化を避けるために本短編集には色々なパターンの話を入れたそうだ。自分は『おーい でてこーい』のような因果応報系と、『親善キッス』のように最後で重要情報を明かしてオチを付ける系の話を特に気に入っている。

No.244 8点 クドリャフカの順番- 米澤穂信 2021/02/13 10:59
*本作にはクリスティの『ABC殺人事件』の内容に関する記述があるので、ネタバレが嫌な方は『ABC殺人事件』の後に読んだ方が良いです。


(以下書評、ネタバレあり)
メインの謎であるミッシリングの法則は途中で見出せ、嬉しかった。この法則に気が付くための最重要情報は読者のマークが薄い盗難事件発生以前にあり、しかも、とってつけたような情景描写の中にではなく、そのイベントに必要な形で自然に提示されているのが素晴らしい。作者の本格志向と実力に感服いたしました。

ストーリーの面白さもこみで、前作『愚者のエンドロール』(8点)と同等以上に楽しめた。裏の裏をかいてきた前作に比べ真相はあっさり目だが、先に書いた伏線の上手さは、レベルの高いミステリの証である。

No.243 5点 蝿の王- ウィリアム・ゴールディング 2021/02/10 23:38
漂流した少年らが救助されるまでの話で、テーマは社会性の脆弱さである。

外界から孤立した世界で、段々と秩序が失われていく様には嫌なリアリティがあり、読みごたえがある。特に物語終盤では、理性を保ち続け孤立した主人公に感情移入してしまいハラハラさせられる。こう感じるのは、悲しいがな、自分も同境遇になれば蛮人になってしまう心当たり?があるからだろう。

正に無理が通れば道理引っ込む。

No.242 6点 怪しい店- 有栖川有栖 2021/02/06 08:41
本短編集は「店」が共通テーマ。『絶叫城殺人事件』もそうだが、統一テーマものは結構好き。今後『暗い宿』にも挑戦したい。

<個別書評>
・古物の魔(6点)
モノの値段を決めるのは客というのには、はっとさせられた。今後、買い物で悩んだらこの考え方に従おう。収録作の中で、一番気に入ったストーリー。

・燈火堂の奇禍(6点)
店主の奇妙なポリシーが死に設定でなく、事件の原因として活きておりgood。無駄話少な目の引き締まった良短編。

・ショーウィンドウを砕く(6点)
犯人像がイマイチ掴めなかったが、火村の仕掛けが冴えており、ミステリとしては収録作の中で一番好き。

・潮騒理髪店(6点)
旅先で髪を切った経験はないけれど、冒険するのも意外と楽しそう。変な髪型になっても笑い話できるしね。

・怪しい店(5点)
表題作だが本短編集の中ではワースト。ミスリード以外に役割の無いキャラが多く、物語に締まりがない。短編なのだから仕方ない、のではなく短編なのだからこそ、そういうキャラのシーンはカットすべきと思う。

No.241 5点 僧正殺人事件- ヴァン・ダイン 2021/01/31 08:12
ストーリーは面白かった。だから点数は5点。ただ、現代的には目に付く点も多く、ミステリとして陳腐に感じた。『グリーン家』は古さも許容して楽しめたので、やや残念。

<気に入らない点抜粋 (ネタバレあり)>
1 見立て実現の労力とリスクが釣り合ってない。特に、ドラッカー殺しなんて真犯人が真っ先に疑われるんじゃ。

2 心理面の考察は面白い側面もあるが、ヴァンスが似た内容を繰り返し語りすぎで本作はくどい。
例えば、「僧正は~を知ることができた人間だから、ディラード家やドラッカー家の関係者である」と度々強調しているが、何回も言わなくても分かる。

3 途中まで全く物証が無くて犯人を絞れないのに、終盤にポンと見つかる証拠に強く物語の都合を感じた。
もちろん、ヴァンスが心理面から真犯人を推定した結果見つけているので、一概にご都合でないことは理解している。しかし、項目2で述べたように、しつこい心理面の考察に少しうんざりしていたので、私には粗に見えてしまった。

No.240 6点 ifの迷宮- 柄刀一 2021/01/20 07:08
(ネタバレあり)
科学捜査のせいで、昔ながらの探偵小説が書きにくくなってきているが、逆に遺伝子を利用した人物間の紐づけで、魅力的な謎を演出していて凄いと思った。中盤までの盛り上げ方は、非常に好み。

それだけに、結末は置きに行ったなぁと思った。遺伝子の誤認識の原因が○○移植や○○〇双生児というのは、現実的すぎる落としどころで、ミステリとしてはつまらん。(好みの問題だが。)私はもっと、アクロバットなトリックを期待していたのだよ。

初めての柄刀さん本だったが、総合的には、可もなく不可も無く、だった。

No.239 6点 水鏡推理II インパクトファクター- 松岡圭祐 2021/01/13 22:04
『水鏡推理』の続編。STAP細胞問題がモデルの事件を題材に、アカデミック界の身内で閉じている評価方法が抱える問題に切り込むストーリーである。

本作であるが、敵役の科学者達があれだけのリスクを負っても守った秘密に期待していただけに、ラストは完全に肩透かし。中盤までのストーリーは7点(前作は6点)だったが、結局一点減点。それでも、下記の点が良く、総合的には前作以上に面白かったが。

余談だが本作の題材は、自分と無関係ではないので耳の痛い箇所もちらほら・・・。論文・学会の扱い、査読のシステム、インパクトファクターあたりのネタって、やっぱ世間の認知度は低いのね。

<前作からの加点ポイント>
1 前作よりも科学者側の言い分がはっきりと書かれており、その対比から水鏡の行動理念がより際立っていた。
2 前作の構成は小ネタ集的で、悪く言うとまとまりがなかった。しかし、今回は芯に大きな問題が一つあり、筋が分かりやすかった。

No.238 7点 罪と罰- フョードル・ドストエフスキー 2021/01/11 16:43
読んでて楽しい本でないし、独創的なアイディアがあるわけでもない。しかし、読後は何故かすっきりした。
この理由は、本書が「人類のあるあるネタ集」だからなのだと思う。本書で語られる考え方や思想は、恐らく人間誰しもが一度は感じる、思う、考えるネタで、少なくとも私は共感する場面がいくつもあった。

拗らせた主人公に、突飛な思想ではなく共感可能な思想を語らせている点こそが、本書の最良点だろう。

ただし、内容は普遍的だが、読者を選ぶ構成になっていると思う。
とうのも、第三者視点で読んでしまうと、ラスコーリニコフは感情的に突飛な行動ばかりする主人公であり、結果、物語自体を支離滅裂に感じる恐れがあるからだ。
一方、当人の中の理論には忠実なので、主人公視点で読むと、共感できる点が見えてきて、読み応えのある小説に化ける。
まとめると、本書はラスコーリニコフに感情移入するよう読まないと、消化不良になると思われる。

バードさん
ひとこと
ミステリ好きを自称してるもののまだ超有名な名作ですら未読のものが多いにわかファンなのでご容赦ください。あと感想の文体に丁寧語を用いないため生意気な批評と感じる方もいらっしゃるかもしれません、もし不快に感...
好きな作家
(海外)エラリー・クイーン アガサ・クリスティ (国内)江戸川乱歩 島田荘司 綾辻...
採点傾向
平均点: 6.15点   採点数: 257件
採点の多い作家(TOP10)
東野圭吾(26)
綾辻行人(16)
有栖川有栖(16)
島田荘司(11)
アガサ・クリスティー(11)
江戸川乱歩(10)
宮部みゆき(9)
歌野晶午(8)
エラリイ・クイーン(7)
法月綸太郎(6)