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[ SF/ファンタジー ]
時をかける少女
筒井康隆 出版月: 1972年01月 平均: 6.50点 書評数: 2件

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鶴書房盛光社
1972年01月

角川書店
1980年01月

新潮社
1983年07月

角川書店
2006年05月

KADOKAWA
2009年02月

KADOKAWA
2012年06月

No.2 5点 バード 2023/09/06 19:36
自分が読んだのは短編集で、表題作以外に「悪夢の真相」と「果てしなき多元宇宙」が収録されていた。表題作のみだと6点で、採点は短編集としてである。全体的にひと昔前のSF感が漂っており、私にははまらず。温かみのある文体は好き。

<個別書評>
・時をかける少女(6点)
和子の身に起きた不思議な現象と淡い青春がかみ合っている。後の2編よりも完成度は高く、中~高水準の青春ものを堪能できた。

・悪夢の真相(4点)
・果てしなき多元宇宙(4点)
現代のSF価値観で言うと両話とも古臭い&オチを見透かせる。表題作と違い、優れた他要素も見当たらなかった。

No.1 8点 虫暮部 2021/01/26 13:45
 あっれ~、こんなにシンプルな話だったっけ? 素朴な焼き菓子って感じ。
 この余白の多さが、メディアを越えて繰り返し増幅される要因か。クリームやフルーツを盛って見栄えの良いスウィーツに仕立てることが無意味だとは言わないが、土台だけでも充分美味しいんですよ。 
 昨今のラノベのスピード感とは一線を画した、若干の野暮ったさを孕みつつも丁寧に綴られた文体が意外な程に好感度高し。“でっぷり太ったメガネの小松先生”他数人、作家仲間がカメオ出演していますね。


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筒井康隆
2006年01月
銀齢の果て
平均:7.00 / 書評数:1
2002年10月
最後の喫煙者
平均:5.00 / 書評数:1
2002年09月
日本以外全部沈没
2001年01月
恐怖
平均:5.00 / 書評数:1
1996年08月
くたばれPTA
平均:4.00 / 書評数:1
1990年09月
ロートレック荘事件
平均:6.12 / 書評数:67
1989年10月
フェミニズム殺人事件
平均:6.00 / 書評数:1
1989年04月
残像に口紅を
平均:6.00 / 書評数:2
1988年02月
驚愕の曠野
平均:8.00 / 書評数:1
1986年09月
旅のラゴス
平均:6.33 / 書評数:3
1979年04月
あるいは酒でいっぱいの海
平均:7.00 / 書評数:1
1978年05月
富豪刑事
平均:6.78 / 書評数:32
1976年12月
48億の妄想
平均:7.00 / 書評数:1
1975年03月
家族八景
平均:5.00 / 書評数:1
1974年02月
おれの血は他人の血
平均:6.00 / 書評数:1
1972年01月
時をかける少女
平均:6.50 / 書評数:2
1969年10月
霊長類 南へ
平均:8.00 / 書評数:1
1968年01月
アルファルファ作戦
平均:6.50 / 書評数:4