皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ その他 ] くたばれPTA |
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筒井康隆 | 出版月: 1996年08月 | 平均: 4.00点 | 書評数: 1件 |
新潮社 1996年08月 |
新潮社 2015年12月 |
No.1 | 4点 | E-BANKER | 2020/03/08 21:05 |
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~風刺、SFからホラーまで、黒い笑いが全開のショート・ショート24編~
ということで、これぞ筒井康隆!って感じの作品に仕上がってます。 1985年の発表。 1.「秘密兵器」=この時代だと水原勇気当たりが影響してるのかな? 何回投げてもテキサスヒットって嫌だろうな 6.「酔いどれの帰宅」=何かおかしい?って思ってたら、そういうことなのね、という簡単なサプライズ。 9.「落語 伝票あらそい」=がめつい主婦ふたりが会話すれば、こういう結果を招きかねない・・・っていう教訓? 11.「2001年公害の旅」=「公害」と「郊外」を掛けてる? 非常に時代性を感じるなぁ・・・ 14.「カラス」=医者はたいがいガメツイ! 15.「かゆみの限界」=もう! かゆいよ! 18.「猛烈社員無頼控」=もう死後だね、モーレツ社員なんて 20.「女権国家の繁栄と崩壊」=近い将来、こういう国家ができるんじゃないだろうか? 怖い! 21.「くたばれPTA」=作者って、こういう女大嫌いなんだろうな・・・ 22.「レモンのような二人」 23.「200000トンの精液」=まあまあ下ネタです・・・ 以上、ショートショートが23編。 1970年代に雑誌等に掲載されたショートショートをまとめたもの。 作者らしい皮肉の効いた作品が並んでる。 特に表題作には期待してたんだけど、どうもイマイチ・・・っていう感覚。 ふだんショートショートなんて読まないから、どうも感性が合わないというか、ふーーんという感想で終わった感が強い。こんなもんなのかな? まぁ、作者が忍び笑いしながら書いてる様子が想像できて、その辺りは面白かったが・・・ 時代性もあるかもしれないが、ちょっと肩透かしかな。 |