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[ 本格/新本格 ]
medium 霊媒探偵城塚翡翠
城塚翡翠シリーズ
相沢沙呼 出版月: 2019年09月 平均: 7.63点 書評数: 30件

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講談社
2019年09月

講談社
2021年09月

No.30 7点 みりん 2023/05/04 00:31
ミステリ大賞5冠。帯に絶賛の数々。
期待大で読み始める。ここまで気持ちよく騙されると清々しいですね。

No.29 7点 mozart 2023/01/21 17:00
invertを先に読んでしまった……(ドラマも見てないというのに)。翡翠のキャラが……。マツリカシリーズもマハリタから読み始めて多少?となったものの、マジョルカ、マトリョシカと十分楽しめたのですが。
まぁ、それでも(真の?)謎解き部分はテンポも良くそれなりに楽しめました。

No.28 7点 makomako 2022/12/11 13:47
 表装を見ると本格好きがはたして手に取るか心配なほどの派手で漫画チックにに思えました。霊媒探偵だしなあ。
 とんでもないものかもしれないと思いつつ読むと、かわいい女の子が霊媒ではあるがそれほどとんでもないお話ではなさそう。あらかじめ答えがわかってしまうので、一種の倒叙物をアレンジしたものなのかなどと思ってしまった。
 見事に一杯食わされました。ここまで騙されたのもなかなかないなあ。

No.27 4点 suzuka 2022/11/05 00:24
丁寧に伏線の張られた作品かと思いますが、最終章の展開が某作品と被っており既視感が強かったのが残念でした。

No.26 8点 ミステリーオタク 2022/10/26 22:18
 心霊だとか超能力だとかには全く興味がない、どころかできれば関わりたくない分野だが、最近入れ込めるミステリを探すのに少し行き詰まってきたのと、本書の世評があまりにも高いのと、いつの間にか文庫化されていたことを知ったのが重なって、思い切って入手してみた。(テレビでやっているのは読み始めてから知った)
4編の中短編とプロローグと各話の間のインタールードとエピローグから成る作品集。

《泣き女の殺人》
 「霊媒が出てきて霊視や降霊をする」ことを除けば、ごくごく平凡なミステリだと思うが・・・

《水鏡荘の殺人》
 本作を読んで、本シリーズのテーマなのかなーと思っていた「霊視、霊感をを論理に変換する」ということの意味は理解したが、本作の論理は正直よく解らんかった。

《女子高生連続殺人事件》
 これも霊視や降霊が使われることを除けば、普通の猟奇ミステリだと思うが・・・


繰り返しになるが、ここまでの感想・・・ホントにクドクて申し訳ないが、霊媒が出てくる以外取り立てて取り上げるものはなく、作者は随所随所で深味のある文章を書こうとしているが、いっぱいいっぱいで、まさにラノベの域を越えることができない。なるほどラノベとはこういうものなのか。ミステリとしてのストーリー展開もベタベタだし五冠って何?それとも本当は凄いミステリだが俺が読解できていないだけなのか?香月と翡翠のモヤモヤした関係も「そこまでするならさっさとヤッちゃえよ」とイラつかされる。ミステリに霊媒が出てくるとそんなに凄いのか?


《VSエリミネーター》
 何という・・・・・・・・・

《エピローグ》
 これぐらいはないとね・・・


 ここまで多くの方が「ほぼネタバレ」をされているので今更ネタ隠しをしてもしょうがないけれど、自分の主義なのでこれ以上の感想は控えます。

でも食わず嫌いしなくてよかった。

No.25 7点 測量ボ-イ 2022/10/14 18:33
このサイトをはじめ、世間の高評価をみて拝読。
たしかに、この伏線回収の妙は秀逸ですね。
不満点は各事件の見取り図がなく、状況が把握
しにくいことでしょうか(僕だけかな?)
状況がわかりにくいと、読んでいてストレスに
なりますので。
採点は 8点(基礎点)-1点(このわかりにくさ)

〈ここからネタばれ〉
事件の真犯人、このサイトの読者なら、多く
の人が正解にたどりつくでしょう。
けど翡翠が○○○○霊媒師だったとは…
ここにたどり着いた人は、少ないのでは?

No.24 8点 take5 2022/09/03 19:43
作者の相沢沙呼さんはまだ30代ですよ。
天才ですね。
ラノベも書かれてるという事で文体が軽く
スラスラ読めます。
最終章のみやや饒舌過ぎますが、
それがなければなあと思います。
霊媒探偵っていう設定が今時というか
きっと古典的名作のような
人物を描き出す事や
描写とロジックで読ませるような
感動は無いな、
と思いながら読み進める時点で
作者の罠にはまっている---
犯人の目星はすぐつくのですが、
いったいその先を予想した方はいるのでしょうか?
次も楽しみです。

No.23 10点 okutetsu 2022/08/13 13:31
まさか今になってミステリの大どんでん返しで驚くことになるとは思わなかった。作中にも言及があったように「特殊設定ミステリも流行っている」からなぁなんて呑気に考えてたのが全部作者の掌の上だったというのは恥ずかしい限りである。
正直犯人の正体は早い段階で目星がついてしまったので油断しまくっていた。
「わかりやすい謎を提示し、あえて読者に解かせ」るという心理的なミスリードをまんまとくらってしまった。

もちろん作中の論理はいくらなんでも論理展開が早計すぎるだろという部分もなくはないが、そこはミステリとしての面白さを重視したと思えば許せるくらいのものである。
久々にやられたっていう感覚に陥った作品で傑作だと思った。

No.22 7点 いいちこ 2022/08/02 18:45
いずれのエピソードも真相解明のロジックが十分に練られており、本格ミステリとして非常に高い水準にある。
また最終盤には大きなサプライズを演出できているが、本作冒頭からそれを示唆する伏線を貼りすぎており、一部のミステリマニアは相当に早い段階で察知することが可能。
作品全体としてフィージビリティがほとんど顧みられておらず、納得感に乏しい点でも少なくない減点としたい。
以上、相当に毀誉褒貶が分かれる作品であろうが、全体として好意的に評価したい

No.21 7点 E-BANKER 2022/05/07 18:30
『霊媒探偵 城塚翡翠』シリーズの第一弾、と言えばいいのか?
2020年度の「このミス」でも第1位に輝き、作者の名前を一躍のし上げた作品。
単行本は2019年の発表。
~推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は心に傷を負った女性、城塚翡翠と出会う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく香月は霊視と論理の力を組み合わせながら事件に立ち向かう。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた・・・~

①「泣き女の殺人」=『冒頭からかなりの伏線が撒かれてるから要注意!!』 読了後だから言えるこの言葉。本編については、香月と翡翠のコンビが出会い、香月の女友達が殺害される事件を早速解決に導く。ロジックの鍵は「アイス・コーヒー」と「水滴」・・・。
②「水鏡荘の殺人」=いかにもなタイトルですな。ベテランの推理作家の別荘(水鏡荘)に集まった関係者たち。当然に起こる殺人事件。焦点はアリバイとなるのだが、香月のロジックは真犯人をなかなかひとりに絞り込めない。で、翡翠の力が論理と融合し・・・。ロジックの鍵は「新刊ミステリー」(?)
③「女子高生連続殺人事件」=同じ女子高に通う生徒が連続して殺される事件が今回のテーマ。事件の焦点は女子高の写真部になっていくのだが、ロジックの末に炙り出されたのは意外な犯人。そしてロジックの鍵は「スカーフ」(学年で色違いの)
④「VSエリミネーター」=これこそが「種明かし」となる最終話。いやいや、なかなかたまげた! ①~③の流れだけなら「このミス」1位にゃなんないよねぇ。ミステリー好きなら真犯人の正体は最初から明白だったかもしれないけど、このレベルでロジックをロジックでひっくり返すという手法はなかなか!

ということで連作形式で全4編。
とにかく、最終話で詳らかにされるロジックの連続が圧巻。上にも書いたけど、冒頭から伏線に次ぐ伏線なので、再読した方がいいのかもしれない。
毎年数えきれないくらいのミステリーが発表されてるわけだから、読者に如何にサプライズを起こさせるのかに作家さんは苦心するはず。で、苦心の結果がコレなら、大成功の部類ではないか。
中途半端なロジックは小うるさいと感じてしまう昨今、ロジックに拘りぬいたことも称賛したい。「特殊設定下」ばかりが幅を利かすなか(本作を特殊設定とするかどうかは微妙だが)、文章の力で読者を「騙す」、いや「騙せる」力量はさすがというところ。
(きっと次作以降に活きてくる伏線もあるんだろうね)

No.20 8点 ボナンザ 2022/04/30 22:31
作者の過去作の傾向を知っていると破壊力が増す最終章が見事。

No.19 8点 雪の日 2022/04/01 19:37
今さらどんでん返しに引っかかるとは思いませんでした。
城塚翡翠について、苦手と感じる人もいるかもしれません(僕は好きですが)
話の雰囲気と裏腹に、トリックはかなり本格物です

No.18 8点 猫サーカス 2022/03/29 18:43
優れた推理力で難事件を解決に導いた経験もあるミステリ作家の香川史郎は、大学時代の後輩を介して、城塚翡翠という人形めいた美貌の若き霊媒師と出会う。いっぽう巷ではここ数年、一切の証拠を残すことなく女性ばかりを殺害する連続殺人鬼が世間を騒がせていた。香川と城塚が協力し、さまざまな事件を解き明かすうちに、いつしかその魔の手は城塚にも。「霊媒」とはいえ、城塚は事件現場に赴けば自由に死者の魂を呼び出し、被害者から殺人事件の真相を訊きだせるわけではない。能力には制限や本人も気づいていない法則があり、香川はそれらを探りながら、城塚が示すヒントを糸口に真相へと迫っていく。そこにエピソードごとに用意された多彩な謎解き、次第に近づいていく香川と城塚の距離、殺人鬼の脅威が忍び寄るスリルが加わり大いに読ませる。クライマックスで繰り広げられる、それまでの全ての伏線といっても過言ではない怒涛の謎解きは、本格ミステリの醍醐味をこれでもかと味わせてくれる。

No.17 8点 虫暮部 2021/02/22 11:12
 この手の作品の場合、あれこれ気付いちゃうのは読み方としては“失敗”なのである。その点で、講談社の売り方は無神経と言うか読者のひねくれ具合を侮っている。『小説の神様』のおかげで“ミステリ作家”のイメージが薄れたのは寧ろ好機だったかも。そこそこ良く出来たキャラ萌え小説、くらいに思っておけば楽しめるのでは。
 最後の種明かしの書き方が色々と上手い! M・Y氏の某作を想起した。エピローグの煮え切らなさに得も言われぬ心地。

No.16 7点 レッドキング 2021/01/24 20:08
殺人事件の短編三篇プラス真探偵による仮探偵の操りどんでん返し。
   第一話(+最終話):座位置とガラス片のロジックに、5点
   第二話(+最終話):指紋と本と血文字のロジックに、7点
   第三話(+最終話):カメラとスカーフのロジックに、5点
   最終話(+全編)の、探偵及びシリアルキラーフー?の仕掛けに、9.5点・・で、全体で7点。
「メディウム」って「メディア」の単数形なのね。ミステリとしては「マツリカ・マトリョシカ」に一歩譲るかなあ。あっちは殺人出てこないのに。※感情露出の表現は相変わらずクドい。

No.15 8点 じきる 2021/01/22 02:53
いや、これはお見事。
細部の作り込みを華麗に反転技へと繋げている。なんだかんだで翡翠のキャラも結構気に入りました(笑)
余談だけど、これと『魔眼の匣の殺人』が同じ年の作品というのも面白いね。

No.14 8点 2020/11/19 06:53
 陳舜臣と生島治郎が目的で図書館に行ったら、たまたまコレが置いてあったので、借りて読みました。読み出したら止まらなくなって、えらい勢いで読めました。
 第一話の推理に関係ないのにやけに執拗い情景描写とか、第二話の血文字の謎が投げっぱで進むとか、所々ある怪しげな部分には引っ掛かりがありました。評者は性格が悪いので、ヒロインの行動もちょっとわざとらしいかなと思って見てました。
 読後の戦慄に「これはもしかしてオールタイムベスト級なのでは?」と、久々に襟を正して検討に掛かりました。今はそこまで思っていません。個々のパーツを取り出せば「水鏡荘の殺人」での香月史郎の推理や、「女子高生連続絞殺事件」での翡翠のセーラーフェチ考察がハイライトなのではと愚考しますが、これとてジャンルの枠を揺さぶる程ではありません。
 ただ論理の徹底ぶりとその粘着性は凄まじい。作品の構成的に光を当て難い部分ではありますが、最も評価すべき点はそこでしょう。最終的な狙いはある意味ゴーストバスターズ物のセオリー通りですが、実に効いています。厳密には叙述トリックではありませんが、〈疑いながらも死後の世界を信じたがっている〉語り手に、知らず知らずのうちに読者が影響されていきます。結局パーツの組み合わせ方が上手いのだと思います。
 結論としては殿堂入りとは行きませんが、紛れも無く新時代の傑作。変態的なこだわりの気持ち悪さと、ラノベ的な軽さの分マイナス1点か1.5点。ただし読み手の好みもあるとはいえ、8点以下は付けられないでしょう。8.5点の必読本格作品です。

No.13 5点 Gorgonzola 2020/09/04 13:23
城塚翡翠の描写がクドくて少し気持ちが悪いと感じました。ただ予想外の終盤は楽しめました。

No.12 7点 ミステリ初心者 2020/09/01 20:56
ネタバレをしています。

 剣崎比留子ではなく、二階堂蘭子だった(笑)。じつは蘭子よりも適当な人物を思い浮かべましたが、そっちの作品のネタバレになってしまうので、蘭子にしておきます(笑)。

 非常に読みやすい文体ですいすいページが進みます。登場人物が限られていて、言葉遣いなどから簡単に誰がしゃべっているかがわかります。翡翠と香月のイチャイチャに腹が立ちますが、衝撃ラストには必要なものです(笑)。

 推理小説部分は、3つの本格短編と、1つの叙述的な仕掛けと、全体を通しての仕掛けがありました。なかなか濃厚です。
 まず、3つの短編から。短編顔負けの論理が展開され、この3つの話だけで終わっても(香月翡翠ともに前半のキャラクターのままでも)評価できるぐらい端正な推理小説となっています。私は香月の推理を当てる事が全くできませんでした(涙)。翡翠に馬鹿にされている香月の推理ですが、私は見事だと思いました(笑)。翡翠のそれより説得力を感じます。
 次に1つの叙述的な仕掛け。香月=シリアルキラーです。これは正直予想できました。におわせるヒントがたくさんあり、作者はあえてここまではバラしている感じがありました。
 最後に衝撃の翡翠詐欺霊媒師(笑)。実は私は、翡翠がそれほど圧倒的な能力がないことと、香月の推理は翡翠の霊力が必須ではないほどのヒント程度なことから、翡翠が推理の先回りしている→霊能力なしでも成立するのではないかと疑っておりました。しかし、第2、第3の翡翠のいろいろな出来事を読み、論理だけでは予想しえないと思い、翡翠の霊能力が嘘であるという確信が持てませんでした。まあ、ラストの翡翠の推理はあまりにも難易度が高く、頭パープリンの私には当てる事ができなかったでしょう。

 以下、難癖部分。
・最終盤の翡翠の推理は可能性の域を出ていない気がします。そして、解決編とよぶには明らかに読者へのデータが足りないような。
・エピローグでどちらの翡翠が本当なのかわからないように書いてましたが、ぶっちゃけ詐欺霊媒師であってほしい(笑)。続編は翡翠主観文章で男を騙しながらってのもいいですね(笑)。続編があるのなら。

 叙述トリック一本の作品かと思いきや、実は最小限の叙述トリックしか使われておらず、それに頼らないどんでん返しは見事でした。やや既存小説を揶揄した表現がなくはないですが、"男性の理想が詰まった女性キャラクター"が苦手な私にとっては不快な表現ではありませんでした(笑)。鮎川さんも"真のフェミニストは女性の汚い部分も書く"的なことをおっしゃってましたし(笑)。

No.11 9点 Kingscorss 2020/09/01 10:16
はじめに告白します。自分は相沢沙呼が苦手です。

しかし、今作は見事という他ありません…

この本を読む前に同著者のマツリカシリーズ三冊を読破しましたが、正直全く合いませんでした。個人的にラノベ、恋愛小説が超苦手で、マツリカシリーズはキャラクター達がまさにそれらの代表、しかも気持ち悪いソフトSMプレイばかり詳細に書き込んであり、読むのがかなり苦痛でした。最高傑作と名高いマツリカマトリョシカもラノベご都合主義、キャラクターが気持ち悪い等でほぼ楽しめませんでした。ああ、この作者は自分には永久に合わないな… そう思ってました。

今作も話題先行でどうせラノベ好きな奴らがキャッキャ騒いでいるだけの作品だろと決めつけ、図書館でたまたま見つけたので読んでみただけのものでした…

最終章に行くまでの感想は、マツリカシリーズに比べ、思ったよりラノベ要素がなくなって個人的に読みやすくなっており、まずまずかなぁ。キャラクターも高校生でなくなった分、ガキくささもなくなり、好感も上がり、なるほど、確かに変わった倒叙ものとしてそれなりに面白く、犯人も半分ぐらいの時点で推測でき、作者のねらいもわかった気になって完全に上から目線で批評してました。まぁまぁの仕掛けだけど、この作者、また女子高生(+ふともも)とカメラ屋だしてるよ… 他にネタないんかい…とか思いながら…

そして最終章。やはり思ったとおりの犯人、ほぼ想像通りの結末。…かと思いきや!

全 く 予 想 外 の 衝 撃 の 結 末 ! !

いや、もう本当に猛省です。相沢沙呼さんを舐めまくってました。さすが鮎川哲也賞受賞者。比類なき名作で、超本格ミステリーでした。『全てが伏線』という帯の謳い文句に偽りありませんでした。自分の嫌いなラノベっぽい要素も、自分みたいな中途半端な読者に推理させて有頂天にさせるのも全て計算通りとわ…

ただ、一点。この作者、先程も触れましたが、息をするように当然のごとくまたまた女子高生と太もも(太ももだけはガチ。伏線でも何でもなかった)出してます… 興奮した女子高生の口を借りて”ふとももぉーー”と叫ばせる始末。そしてマツリカシリーズ同様、セーラー服の構造を熟知したトリック。どんだけ好きなんだよ、変態かよ。その証拠に性懲りもなく作中で翡翠の口を借りて、作者が変態だとまたまた自白(マツリカマトリョシカでもやってた)してます。作中のキャラに自分を憑依させて妄想や作者の性癖への非難を言わさせるとは

ま さ に 霊 媒 変 態 小 説 家!! (゚∀゚)


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相沢沙呼
2022年09月
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