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じきるさん
平均点: 6.76点 書評数: 213件

プロフィール高評価と近い人 | 書評 | おすすめ

No.213 7点 火蛾- 古泉迦十 2021/09/26 04:03
イスラームの世界観ならではの論理を、上手くミステリにまとめ上げた良作です。幻想的な筆致も良かった。

No.212 6点 密室は御手の中- 犬飼ねこそぎ 2021/09/26 04:00
トリック・ロジック共によく練り込まれており、ミステリ部分の出来栄えには満足出来ました。
ギクシャクしたストーリー運びが玉に瑕か。最近流行り(?)の名探偵の苦悩も、中途半端に取ってつけたような印象を受けました。

No.211 7点 花嫁のさけび- 泡坂妻夫 2021/09/26 03:52
ミスディレクションの誘い込みから、反転への流れは流石の巧さ。隠れた名作でしょう。

No.210 6点 メルカトル悪人狩り- 麻耶雄嵩 2021/09/25 14:09
良くも悪くもファンブック的な作品集。例によってかなりのトンデモ論理なので、メルカトルはこういう存在なんだと割り切って読めない場合は楽しめないかも。

No.209 6点 風よ僕らの前髪を- 弥生小夜子 2021/09/25 14:05
文章はとても綺麗だし、切ないストーリーにミステリーを上手く絡めています。
よく書けた作品なんだけど、もうひと推し欲しいところではある。

No.208 8点 ○○○○○○○○殺人事件- 早坂吝 2021/09/25 14:00
これは爆笑しました。

No.207 8点 満願- 米澤穂信 2021/09/11 11:24
どれもじわりと苦い後味を残す、バラエティー豊かな短編集。
ミステリとしては作者の狙いがわかりやすいものもありますが、読み応え抜群で面白かったです。

No.206 7点 11枚のとらんぷ- 泡坂妻夫 2021/09/04 22:12
マジックど素人故ストーリーに乗り切れなかったのと、視覚的にややイメージし辛い部分がありましたが、作中作を活用した構成美とさりげない伏線の配置は流石です。

No.205 7点 告白- 湊かなえ 2021/08/31 10:52
鬱々として誰も救われないお話なのに、先が気になる語り口・展開で非常に読みやすかったです。結末もやり切った感があってよかった。

No.204 7点 invert 城塚翡翠倒叙集- 相沢沙呼 2021/08/29 21:49
オーソドックスな倒叙ものながら、証拠を丁寧に検証していく手法には好感が持てます。
最終盤のひっくり返しも綺麗に決まっており、前作と比較してもそれほど遜色はない良才でしょう。神経を逆撫でするような言動の翡翠ちゃんも、まぁ嫌いではないです(苦笑)

No.203 7点 ジェゼベルの死- クリスチアナ・ブランド 2021/08/25 11:09
皆さんの書評にもあるように読みにくさが瑕ですが、ダミー解決を駆使した終盤の畳み掛けは圧巻。切れ味鋭いトリックも楽しめました。

No.202 6点 ボーンヤードは語らない- 市川憂人 2021/08/16 15:41
マリアと漣の過去の事件を描き、登場人物のキャラクターをより掘り下げた短編集。謎解きは小粒だけどロジックは中々。
長編の、シリアスな事件パートとコミカルな刑事パートの構成が生み出すテンポの良さがないのは仕方ないが、それがこのシリーズの魅力の一つだったのは再確認できました。

No.201 5点 谷崎潤一郎 犯罪小説集- 谷崎潤一郎 2021/08/16 15:23
推理小説というよりは、心理描写に重きを置いた犯罪小説集でしょう。オチがミステリに通ずるものもありますが、やはり退廃的で妖しい世界観を味わうものかと。
どうでもいい話ですが、表紙のイラストが好きです。

No.200 7点 江戸川乱歩傑作選- 江戸川乱歩 2021/08/15 22:15
大乱歩の名作短編の数々が楽しめる作品集。「二銭銅貨」「心理試験」は既読でした。
個人的には「人間椅子」が一番好みかな。乱歩初心者にはもってこいでしょう。

No.199 9点 乱れからくり- 泡坂妻夫 2021/08/15 22:11
大胆なプロットが素晴らしく、散りばめられた奇想・伏線・トリックの遊び心が兎に角楽しい。傑作。

No.198 6点 兇人邸の殺人- 今村昌弘 2021/08/12 13:20
決して悪い作品では無いし、それなりに面白く読んだのですが、『屍人荘』『魔眼の匣』に比べると物足りなさを覚えてしまいました。

No.197 9点 硝子の塔の殺人- 知念実希人 2021/08/12 13:14
いやあ楽しかった。探せば色々粗が見つかりそうだし、決して万人に好かれるタイプの作品ではないと思いますが、私にはミステリの楽しみを存分に味わえる読書だったので。

No.196 9点 ハーモニー- 伊藤計劃 2021/08/11 22:33
ディストピアと紙一重のユートピア。恐ろしさと妙な生々しさが同居した結末には衝撃を受けました。

No.195 8点 虐殺器官- 伊藤計劃 2021/08/11 22:20
鬱々とした空気と程よい衒学のテイスト。現代の社会と人間の問題を浮き彫りにしつつも、エンタメとしての面白さも十分です。
ジョン・ポールの動機とラストのクラヴィスの選択にはミステリ的なサプライズもあって良かった。

No.194 9点 忌名の如き贄るもの- 三津田信三 2021/08/04 15:50
刀城シリーズの長編でも屈指の傑作ではないでしょうか。
××××の巧みなミスディレクションが功を奏した意外性十分の真相と、ゾクリと背筋の凍るホラーの調和がお見事。
民俗学の描写が多いのも個人的には面白かったです。

じきるさん
ひとこと
好きな作家
採点傾向
平均点: 6.76点   採点数: 213件
採点の多い作家(TOP10)
東野圭吾(19)
京極夏彦(18)
麻耶雄嵩(17)
米澤穂信(14)
三津田信三(11)
連城三紀彦(11)
綾辻行人(9)
野村美月(7)
浦賀和宏(6)
横溝正史(5)