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[ 本格/新本格 ]
探偵ガリレオ
探偵ガリレオシリーズ
東野圭吾 出版月: 1998年05月 平均: 5.24点 書評数: 58件

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文藝春秋
1998年05月

文藝春秋
2002年02月

文藝春秋
2002年02月

No.38 5点 haruka 2011/05/28 23:09
専門知識がないと謎が解けないというのはミステリーとして難点。それでも飽きずに最後まで読めるのはさすが。

No.37 5点 まさむね 2011/04/24 20:15
 確かに,多くの方が述べられているとおり,「へぇ~」という感想に集約されてしまう短編が多いですね。文章ではピンとこないというか・・・。
 とは言え,読みやすく仕上げるあたりはさすがですねぇ。完全に映像化向きの作品ですが,当初から映像化を視野に入れていたとすれば,ある意味スゴイ。実際に当たりましたしね。
 短編集自体を評価すれば,このくらいの点数でしょうか。

No.36 4点 好兵衛 2011/04/23 20:50
う~ん。

専門知識がないと解けないってのは
ミステリの面白どころがないですね。

謎を解く過程のおもしろさが全然ないです。

科学小説ってかんじでしょうか。

No.35 4点 ムラ 2010/12/16 03:40
そんな感じのトリックもあるのかというのを楽しむ感じの作品ですね。
文章も読みやすく、テンポもいいので短編として面白く仕上がっていると思います。キャラもいい。

No.34 6点 ウィン 2010/09/25 12:29
「容疑者Xの献身」を読む前に、これを読んでおかねば、という思いから読んだ。
ついでに「予知夢」も読まねば。
本書は科学現象を題材とした連作短編ミステリ。
まあ、俺は文系なので、ラストでこの化学物質がどうのこうのと言われても、「なるほど!」という感嘆の声をあげるということは、非常に難しいのである。
ただ、「爆ぜる」での爆破トリックは知っていた。
中学時代に理科の先生が話していたのを覚えていたからだ。
その時は、「すげー」と思ったものだ。
いやはや、まさかその化学現象が人を殺せてしまうほどのものだとは思いもしなかったが。
科学って素晴らしい。

No.33 4点 spam-musubi 2009/12/28 08:08
うーん…ひたすら How done itのオンパレード。
推理しようもなく、理屈を聞かされて「ふーん、そーなんだ」と
思うしかないので、何とも爽快感は今ひとつでした。

No.32 4点 江守森江 2009/11/03 09:13
原作より先にドラマを観るファジーな接し方になった。
読者の推理を拒絶する点でドラマで観る方が(どの道、物理学を勉強したい訳ではないのだから)理解し易い。
一方では、読者が到達しえない事で天才キャラを強調しているとも考えられる。
その意味で湯川が天才であればある程、本格ミステリ作品としては凡作になるジレンマが生じている。
「所詮、凡人に天才が理解できるワケがない!」と達観しながらエンターテインメントとして楽しめばよいシリーズなのだろう。
自分にも天才と思える友人がいるが、その友人をして「あいつは天才だから理解し難い」なんて言う奴がいるのだから(上には上がいるものだ)・・・・・湯川なんて天才でも何でもない気がするのはご愛嬌。
※東野圭吾は天才的名探偵を描いてきた先人達に、このシリーズで喧嘩を売っているのだろうか?

No.31 6点 ZAto 2009/11/02 22:57
「ヘリウム・ネオン・レーザー」「電気エネルギーによる衝撃波」「超音波加工機」「水とナトリウムによる爆発」「液体窒素がもたらす光の屈折による蜃気楼現象」など、専門的な知識がなければ絶対に解き明かすことは出来ないものばかり。
天才物理学者・湯川学は謎の解答を懇切丁寧に実験つきで講義してくるのだが、説明されてもまるでチンプンカンプン。
ひとつの話が終わるたびに「へえ~」と他人事のように関心するばかりだった。

No.30 4点 ミステリー三昧 2009/11/02 11:33
<文春文庫>ガリレオシリーズの1作目(連作短編)です。
科学・物理トリックをハウダニットで利用するのはやめてほしい。端から考える余地がありません。本格色は出ていますが何も残らない。と言いたいところですが『壊死る』のトリックは凄く神秘的で好感が持てました。実現できるなら使ってみたい。科学は脅威です。
読んだ限り、湯川助教授にTVドラマほどの魅力は感じません。もっと内面まで抉り込んでほしい。草薙と湯川のやり取りは「探偵が警察をバカにする」という推理小説ではお馴染みの演出なので、新鮮味がない。私的には上っ面だけの社交辞令としか感じず、そこから人間味を見いだすことは難しい。
私の中で「湯川学」がどう変わっていくのか?この作品以降では、その部分で楽しみを見いだしていきたい。とにかく『容疑者Xの献身』に期待しています。

No.29 7点 touko 2009/08/07 01:18
文系女ですが、なぜかハードSFもブルーバックスも好きなので、こういうの大好きです。
ちなみに、「トリック」も「カダラの豚」の前半も「特命リサーチ2000」も好きでした♪

No.28 4点 isurrender 2009/07/22 01:38
ミステリとして読んでしまったので
科学的に追及されても、素人にとってはSFと大差ないかなと
理系で専門にやってる人がこれを読んだら大興奮ものなのかな

No.27 3点 2009/05/17 22:10
 東野圭吾が大好きですが、この作品だけは理解できませんでした。まず、一般人が分からない科学を使っている時点でずるいと思いましたし、ストーリー小粒な感じが否めませんでした。
 
 とは言ったものの、他のシリーズ作品はとても面白い作品でした。オカルトに重点をいた「予知夢」と、天才数学者との対決を描いた「容疑者xの献身」は、既に文庫化されているので読んでみるといいです。

No.26 4点 だい様 2009/04/24 23:52
探偵ガリレオシリーズ第1弾

あの東野圭吾が書いたとは思えない程物語性が乏しく思える。
正直ミステリーとしても楽しみ方が解らなかった。

No.25 4点 シュウ 2008/11/27 21:05
以前読んだ「嘘をもうひとつだけ」もあまり面白く感じなかったので、この作者の短編とは相性が良くない気がします。
どうも事件の解決までの流れがスムーズすぎてあまりカタルシスを感じられないんですよね。登場人物に魅力も感じないし。
特にこの作品集の場合ただでさえ1話ごとのページ数が少ないのに実験や科学理論みたいなのが結構な割合を占めるのでミステリとして
スカスカに感じるというか・・・僕が文系だからそう思うのかも知れませんが読者が推理できる部分もほとんどないし読んでて退屈でした。

No.24 6点 こう 2008/10/13 00:37
 先に皆さんが書かれている通りでやはり読者の推理が及ぶ作品ではないと思いますがこういう物理トリックを使ったらこうなった、という話にまあまあ納得できたのでまあいいかな、と思います。個人的にはそのトリックで殺す作品ばかりではなく偶然なった、あるいは見えたという作品が多く自然らしさを出そうとしている所は好感がもてました。

No.23 2点 モトキング 2008/10/08 17:28
まいった。困った。
色々な角度から見れば、色々な良さ悪さが見えてくる。本とはそういうものだ、とは思う。
しかし、
この作品に関しては、どの角度から見ても、高評価を入れる理由がよくわからない。

タイトルも。内容も。

これはあの東野圭吾が書いた本です。
本当にそうなんですか?

No.22 5点 vivi 2008/06/17 14:54
もうちょっと違うものを期待して読んだので、
その期待の分、点数も低めです。

これはWHOにしろ、HOWにしろ、
読者の推理が及ぶ作品ではありませんでしたね。
もしかして、工学&物理学的知識があれば可能なのかな?
物語の最初のところで、
「あ、これがトリックに絡んでくるんだろうな~」
という前振りがあるのですが、そんなものでは推理できるはずもなく。

「そんな方法があるの!?」という驚きが、
このシリーズの目玉なのかもしれないと思った次第です。
かのサイエンス・プロデューサーを思い浮かべてしまった(^^;

No.21 6点 COBRA 2008/06/13 14:17
発想が面白い。ガリレオ初登場。

No.20 3点 あい 2008/03/25 15:33
解決はでんじろう探偵まかせで・・・

No.19 5点 白い風 2008/02/03 23:54
ある意味工学部出身の東野さんらしい作品ですが、流石にちょっとムリがあるかな。
逆にテレビドラマは上手く仕上がっていたと思う。
文字(理論)より映像の方が伝え易い作品ですね。


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東野圭吾
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