皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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このミステリーがすごい!’93年版 別冊宝島編集部編 |
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雑誌、年間ベスト、定期刊行物 | 出版月: 1992年12月 | 平均: 6.50点 | 書評数: 2件 |
画像がありません。 JICC出版局 1992年12月 |
No.2 | 3点 | 江守森江 | 2010/05/14 00:34 |
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毎度の如く年刊雑誌なので採点は一律の3点。
海外翻訳ミステリーのランキングに興味はないが、映画を何作か観て私的にはミステリーの範疇にないスティーブン・キングが堂々のランクインからも国内同様にミステリーの範囲がアバウトすぎると感じた。 *純然たるSF・冒険・ファンタジー・ホラーなどは、其方の分野で専門のランキングや採点がされるべきだろうと個人的には思っている!* 私的に、この年は「双頭の悪魔」に尽きる。 この時点で本格ミステリ大賞があれば「哲学者の密室」との一騎打ちで受賞出来たか?興味深い。 その他では「殺戮にいたる病」くらいしか眼が向かなかった。 ランク外の「ななつのこ」は鮎川哲也(新人)賞作品でなければ上位進出していただろう。 |
No.1 | 10点 | Tetchy | 2010/05/10 21:42 |
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この年の『このミス』が私と『このミス』との出会いである。
大学生協の書店コーナーで見つけたのが最初。 当時まだミステリ初心者だった私は、こんな便利な本があるのか!と驚喜したものだ。 本を開いてみると知らない作家ばかりで西村京太郎とか内田康夫などの名前は一切見当たらないことに驚いた。 それから『このミス』が私の読書の羅針盤になった。 ・・・と回顧譚はこのくらいにして、この年の1位は船戸与一の『砂のクロニクル』にレジナルド・ヒルの『骨と沈黙』。 この年の国内2位が宮部みゆきの『火車』で、現在ではこちらのほうが知名度が高い。この頃は宮部みゆきと髙村薫が2大勢力だったなぁ。 この年の表紙絵はなんと高野文子! |