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ミステリマガジン2011年1月号 特集:相棒 特命係へようこそ |
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雑誌、年間ベスト、定期刊行物 | 出版月: 2010年11月 | 平均: 7.00点 | 書評数: 1件 |
早川書房 2010年11月 |
No.1 | 7点 | 江守森江 | 2010/11/26 22:08 |
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一般的月刊小説誌の気になる連載や特集は毎月図書館に出向いてチェックし読んでいるが、普段ミステリ・マガジンは興味の対象外なので立ち読みすらしていない。
今回特集がテレ朝系放送中のミステリ・ドラマ「相棒」なので例外的に書店に出向き特集のみ立ち読みしてきた。 雑誌の編集姿勢としては翻訳ミステリ主体なので元来の支持者には、最近の特集が片岡義男だったり相棒だったりと迷走し、国内向きな読者に媚びながら売上を伸ばそうとする方針には納得しかねるだろうし、私みたいな国内&映像化作品を主体にした読者には立ち読みで済まされ売上は伸びないだろう! 本来なら雑誌なので一律の3点だが、雑誌としての評価を無視して、10周年分の「相棒」の評価を点数にして7点とした。 満点(8点)としなかったのは、脚本家により出来不出来の差が結構ある点を考慮したから。 杉下右京のキャラの二本柱である「些細な気付きの名探偵」&「正義を貫く信念の人」をバランス良く描き社会派警察モノ〜名探偵モノまで幅広く良質なドラマを地上波テレビで観られる日本人は凄く幸せだ! 因みに脚本家では櫻井武晴がコンスタントに良作を仕上げていて一番評価している(なので「科捜研の女」も同程度に好き) 最後に「相棒ー劇場版2」とのメディアミックスタイアップは映画の一人勝ちだろうと断言しておこう。 |