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[ 社会派 ]
ゼロの焦点
松本清張 出版月: 1959年01月 平均: 7.18点 書評数: 28件

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光文社
1959年01月

光文社
1959年12月

新潮社
1970年03月

新潮社
1971年02月

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1994年11月

光文社
2009年10月

No.28 7点 みりん 2024/03/20 13:11
一物語として面白いです。リアリティを出すための添物として社会の有様を描いているだけで、問題提起が主題にある他の社会派小説とは似て非なるモノだと思いました。
というか自分が全然知らないだけで"社会派"って本来はこちらのタイプの方が多いのかな。だとしたら社会派って誤解を生むカテゴリ分けだなあと…(いや勝手に誤解をしていたのは私の方ですが)

とにかく、一時代を築いた作家の力量を見せつけられたのでした。


社会派推理小説?
ああ、アレね。「日本社会に警鐘を鳴らさないと…」って謎の脅迫観念に駆られた作者が、ソレを意識した"お誂え向きな設定"と作者の主張を代弁させるための"説教臭いキャラ"が出てくる小説でしょ?

と知ったかぶっている私のようなヤツに本作品を読ませましょう。他に存在するかは分かりませんが

No.27 5点 ボナンザ 2021/08/29 20:25
後半畳みかけていく様は社会派の代表作に恥じぬ内容。

No.26 7点 2021/08/19 22:22
 『虚線』のタイトルで「太陽」昭和33(1958)年1・2月号に掲載され雑誌休刊により中断したのち、江戸川乱歩の懇請を受け『零の焦点』として「宝石」誌昭和33(1958)年3月号~昭和35(1960)年1月号まで連載された、『点と線』と並ぶ松本清張の超メジャー作品。怠惰な評者は今回が初読(笑)。流石に大筋は知っているが、ドラマも映画もこれまで全く観ていない。なぜか急に読みたくなったので図書館で借りた。
 絶大な名声ほど好きな作家ではないが、文章は至芸にして練達の一言。序盤から〈モノが違う〉感触がビンビン伝わってきて、マイナー主体に読んできた身が引き締まる思い。控え目な色香を漂わせた新妻が徐々にミステリアスな事件に巻き込まれていく姿も、陰鬱な雲に押し込められたような冬の能登半島と重ねて自然に描いており、今より遥かに目の肥えていたであろう当時の読者が、こぞって飛びついたのがよく分かる。失踪した鵜原憲一とヒロイン・板根禎子が新婚旅行前後に見せる男女の機微など、小説としては『点と線』よりも遥かに上だろう。
 たださして多くもない登場人物が中終盤にかけ景気良く始末されていくので、犯人の意外性はほとんど無い。ミステリとしては禎子を取り巻く人々が折々に示す、些細な矛盾の指摘が味わいどころだろうか。基本的には事件を象徴するような暗い雪国の心象風景と、冬の荒海を眺めつつひとり断崖に立ち尽くすヒロインの姿を愛でる文芸作品である。

No.25 9点 ぷちレコード 2021/03/13 22:21
敗戦後の日本が、立ち直り経済復興を始めようとしたとき、敗戦とアメリカによる占領時代のもたらした影の部分を、推理小説というスタイルで描き出している。
犯罪の動機付けの背後に、社会の現実が大きく関わっている。登場人物たちが見せる、その微細な感じ方がよく描かれており、犯人像が次第に明らかになっていく後半はスリルに満ちている。

No.24 6点 take5 2019/09/25 21:15
最近の名作と比べると、ミステリーとしとは、やはり衝撃は弱いですね。
しかし文化的推理小説史的価値に変わりはありません。
松本清張が(あえていう)裏日本を書くと、荒々しい波の厳しさまで目にうかぶようです。
戦後日本の混乱期を描いたやはりこの作品も社会派!と言っていいと思います。

No.23 7点 ALFA 2018/11/30 17:58
洗練された文体で読ませる物語としては最高。人間関係や情景の描写も簡潔かつ抒情的。
一方ミステリとしては、犯人は文句なしだが被害者の造形が物足りない。つまり犯人側の動機はあるが、被害者はそうまでして殺されなければならない人物となっていない。主人公の謎の解明にも飛躍がある。
というわけで清張節を堪能するにはいい作品だと思う。

No.22 5点 レッドキング 2018/06/22 17:59
こないだ再映画化されて一度読みたいと思ってた。清張は、昔、「砂の器」の映画見たあとに原作読んでガッカリして以来だったが、すこし期待はずれだった。あとは「点と線」だな。

No.21 7点 パメル 2016/11/02 01:07
推理小説としての読みどころは夫の失踪の謎と連続殺人事件の解明だが物語の焦点は
占領下の日本のある悲劇に絞られていく
北陸各地の風景描写の表現力の高さに驚くと共に純文学を思わせるような美しさまで覚える
ミステリとしては弱いが文学として質の高さを感じる作品
タイトルは秀逸だと思う

No.20 7点 tider-tiger 2016/05/06 20:26
クリスティ再読さんの書評を拝読してひどく気になったので本を入手しました。
極めて日本人的な発想で構築された作品ですね。行間を読ませる文章。私は特に序盤から中盤にかけてのクオリティが非常に高いと感じました。
ほとんどなにも書かずして、青木と本多の人物像を書き分け、本多の主人公に対する気持ちを表現し、義兄の行動に狼狽があることを感じさせます。
この前、東野圭吾の文章は拒絶感があってあまり好きではない(下手だとはまったく思わない)と書きましたが、作者の自意識が見えないという点は本作も同様でしょう。ただ、拒絶されているようには感じない。察してくれという意思があるからでしょう。
日本的、達意、文学的といったクリスティ再読さんの御意見に同意します。
ただし、指摘されている方が何人もいらっしゃいますが、ミステリとしては弱い。そうかといって、社会派と考えるのも中途半端な印象。
私がもっとも納得いかなかったのは主人公の知力や直感が恣意的に発揮される点。
常識レベルの誰でもわかりそうなことに気付かないと思えば、怖ろしい直感で二つの出来事を結びつけて真相を看破したりと、これは頂けない。
それでも文章と物語は堪能できました。
書かれていないことを感じる。そよ風に目を叩かれるような読書体験でした。

最後に、私が最も印象的だった文章はこれです。
『夫人の立っている横には、鉢植えの万年青が葉を広げ、その深い蒼い色に冬の冷たさが滲みこんでいるようだった』
以下ネタバレ











ミステリで犯人をほとんど当てた試しなしの私が事件が起きる前に犯人が分かってしまいました。

No.19 9点 クリスティ再読 2016/05/01 09:29
たぶん日本のミステリ、という枠内では最高の文章ではないかと思う。とにかく評者はこの文章に酔う。冒頭からして目立たないが実は凄い。「板根禎子は、秋に、すすめる人があって鵜原憲一と結婚した。」一見何でもない文章だが、真相がわかったあとに改めてこの冒頭の文章を見直すと、この一文に本作の真相や舞台設定が結実しているのが感じ取れると思うよ。少なくとも大衆文学、という範囲での最高の模範となる、簡潔にして達意の名文であろう。
日本の伝統的な「名文観」を如実に体現したような作品が本作なので、本作を社会派とか呼ぶのは本当は評者は疑問のように感じている。どっちかえば、戦前から燻り続けた「探偵小説文学論争」に最終的な決着をつけたのが松本清張の登場であり、文学とミステリの融合という文学派の理想を実現したエポックメーキングな作品としてとらえるべきではなかろうか。

No.18 9点 斎藤警部 2015/06/23 07:08
事件発覚と同時に立ちはだかる謎感、疑惑感が半端でないですね。 設定が不可能犯罪とかでは全く無いのだけど、ありふれた失踪事件なんだけど、清張氏の筆力が冒頭部から『そのうち何事か起こるぞ、ただならぬ事件が起こるぞ。。』と読者を脅し続けるんですね、そこへ来て果たして事件が起こる、途端に心にグサッと来る、目の前が真っ暗になる、とこういう具合。 巨大な謎と疑惑の物凄い圧力に押されながら、ドミノ倒しの様に嫌な予感が畳み掛けて来る感覚は本当に最高。 そんな彼ならではのシビれる良さはこの長篇で余す処なく発揮されていると思います。
物理的アリバイトリックは旧い時代への郷愁を充分に誘い、心の襞に手を伸ばす心理的遺書トリックはそのシンプルな深みと、皮肉ではあるがある種の光を秘めた美しさ故、今でも縷々とバリエーションを喚起し続けているのではないでしょうか。
これほど強烈な中途のサスペンスを抱えながら、それを一手に迎え撃つ「結末圧」の強さも、本作の特筆すべき美点と思います。

No.17 6点 いいちこ 2015/02/17 18:48
著者の簡潔な筆致と冬の金沢の抒情性あふれる舞台設定が相まって、ストーリーテリングは申し分ない。
一方、敢えて書かない作品だとは承知しているものの、犯行理由・経緯が不明な2件の殺人、主人公の推理の飛躍が散見される点は減点材料。
「点と線」と比較した場合、空さんの評価と同様に「読物としての完成度は上、ミステリとしての論理性は下、合計点でやや下」と評価

No.16 7点 E-BANKER 2014/12/27 21:04
1959年(昭和34年)発表。
「点と線」や「砂の器」と並び、作者の代表作とも言える本作。
これまで何度も映画化やTVドラマ化された有名作品。

~縁談を受け十歳年上の鵜原憲一と結婚した禎子。本店勤めの辞令が下りた夫は、新婚旅行から戻ってすぐに引き継ぎのため前任地の金沢へ旅立った。一週間の予定を過ぎても戻らない夫を探しに、禎子は金沢へ足を向ける。北陸の灰色の空の下、行方を尋ね歩く禎子はついに夫の知られざる過去を突き止める・・・。戦争直後の混乱が招いた悲劇を描き、深い余韻を残す著者の代表作~

何とも言えない叙情感溢れる筆致と作品世界。
さすがに名作として語り継がれるだけのクオリティを備えた作品だと思う。
失踪した夫の行方を捜すため、夫の過去を調べるうちに思わぬ秘密が明らかになる・・・
基本プロットだけを取り出すと、どこにでもある二時間サスペンスのような作品とそう違いはないようにも見える。

でも全然違う。
本作が発表された昭和三十年代前半、そして過去の舞台となる戦争直後という時代性・・・
この舞台設定こそが本作を他の凡庸な作品との大きな差を生んでいるのだ。
人々が、男も女もただ生きるために一生懸命だった時代。
その地獄のような環境から這い上がり、一筋の幸せを掴んだ男と女。
それこそが悲しい事件へと繋がっていくのだ・・・

「社会派」という一言でまとめるのは簡単だが、人間という生き物の弱さを赤裸々に描いた作品ということなのだろう。
それこそが“リアリズム”なのだと感じさせられた。
評点をつけるのもおこがましいのだが、やはり低い評価はできない佳作。
作者の代表作という位置付けに相応しい一作。

No.15 7点 HORNET 2014/12/20 15:15
 一時期隆盛を極めた2時間サスペンスドラマを絵に描いたような(文に書いた?というか本当はこっちが先なのだが 笑)内容と展開。言い換えれば「社会派ミステリ」の教科書のよう。時代を感じさせるところはもちろんあるが、今読んでも色あせない、さすが清張の有名作品の一つである。
 戦後の混乱期の社会背景が色濃く関係してくるが、今読んでも十分に理解できる。真相への結び付け方も不自然さ、あざとさがなく、後半徐々にわかってくるところはあるが、逆にそれがうまいと感じる。飛び道具のない現実的な展開だからこそ推理に説得力があり、ミステリとして「しっかりしている」と思う。
 各オールタイムベストで必ず名が挙がるだけのことはある。

No.14 7点 ドクターマッコい 2014/02/16 13:03
戦後の動乱期に翻弄された人々のことを思うと心が締め付けられます。やはり時代を超えた名作と言えましょう。

No.13 6点 itokin 2013/06/17 18:59
犯人当ての謎解きの構成はしっかりしていて、すらすらと読ませるが、盛り上がりが感じられないのと妻の名探偵ぶり(警察の無能)が気になる。
当時の作としては評価できるが現代では?とこの点とした。

No.12 7点 蟷螂の斧 2012/12/07 20:22
(東西ベスト100・既読分)女性を主役にした旅情サスペンスのイメージが残っています。動機は描かれた時代を反映するもので、現在に置き換えることはできない。その点に価値があるのか・・・。

No.11 10点 卑弥呼 2012/08/22 22:09
松本清張は中学生も、大学生も、社会人も、主婦も、おじいちゃんも、老若男女がそれぞれが違った楽しみ方を出来、満足できる話だと思います。

が、本作は特に主人公と同世代の20代~30代女子にオススメしたい。
昭和の女性って大人だなあと感心したり、今も昔も変わらない感覚に共感すると思います。

ミステリーではありますが、推理力よりも女の勘を働かせて見てください。

No.10 7点 大泉耕作 2012/01/25 16:20
 『点と線』のプロット構成の巧みに魅了され、友人も読んでいたという事柄が背中を押してこの作品にも目を通しました。
 重い雰囲気は相変わらず一貫していて、夫の失踪、浮上する謎の女、女の夫の自殺───と、提示された謎が一線に纏められるさまも、所謂”社会派推理小説”の魅力の一つのようにも思われます。言いかえると、設定背景や人間ドラマや纏まりが売りになっているようにも思われますが──────
 まあ、
 それに夢中になったのですから、自分は。
 その夢中になれる要素がこの本に十二分に詰み込まれているように思います。
 自分は所謂”本格派”とやらに属する要素の小説のファンのつもりですが、事件の核がしっかりしているこの作品をたいへん気に入りました。

No.9 6点 simo10 2012/01/21 11:15
火車に引き続き、有名作品に手を付けてみました。
さすがに時代の違いを感じましたが、日本海側が舞台ということもあってか、全体的に寂しげな雰囲気を感じさせる作りとなっており、私好みでした。
当然、社会派ということもあり、真犯人にまつわるような当時の時代の闇の部分を窺い知ることもできます。
また、真犯人に意外性があり、かつ存在感があったのも良かった点です。
難点を言えば、禎子の推理の飛躍ぶりとその的中率の高さにかなりの違和感を感じた点かな。


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松本清張
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