皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 社会派 ] 天才画の女 |
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松本清張 | 出版月: 1979年02月 | 平均: 3.00点 | 書評数: 1件 |
新潮社 1979年02月 |
新潮社 1982年09月 |
文藝春秋 1983年04月 |
No.1 | 3点 | 了然和尚 | 2015/05/28 20:52 |
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犯罪要素が少ない作品ですので、本格ミステリー好みの本サイトでは低い評価です。しかし、小説としては6点(楽しめた)ぐらいで、面白さはあります。前半では松本清澄の評論家(本編では美術評論家になってますが)嫌いがちょっとしたファースになってます。(あの評論家先生の説明。。。 あれはないやろ)全体の半分の150ページぐらいから謎の追跡に入りますが、殺人も盗難も詐欺と言えるようなたいそうなこともないのですが、いつもの旅情物で展開します。最後にちょっとサスペンス風になりますが、ごく短く語られる結末はまたもファース的で笑えます。 |