皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ 社会派 ] 夜光の階段 |
|||
---|---|---|---|
松本清張 | 出版月: 1981年12月 | 平均: 5.00点 | 書評数: 1件 |
新潮社 1981年12月 |
文藝春秋 1983年12月 |
新潮社 1985年01月 |
No.1 | 5点 | 了然和尚 | 2015/03/05 20:39 |
---|---|---|---|
作者のいつものパターンの平均作といったところでしょうか。探偵役の人物が、ほとんど直感的にすべてを(過去を含めて)見通すのも、他の作品同様ですね。最後の50ページぐらいで、検察(公務員)が雑誌にネタを流して、あいまいに殺人を告発し、犯人側の名誉毀損の訴えを誘発しようとするのは、ちょっとワクワクしました。(ペリーメイソンっぽい) ま、結果は。。。 他の清張作品よりは、結末はしっかりしていると思いますが、冤罪者のその後も含めて、やっぱりすっきりしない。(これで、本当に無罪になれるの?) |