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[ 社会派 ] 彩霧
松本清張	出版月: 1964年01月	平均: 5.00点	書評数: 1件

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文藝春秋新社 1964年01月	文藝春秋 1972年03月	文藝春秋 1973年07月	文藝春秋 1975年03月	光文社 1980年05月
光文社 2015年09月

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No.1	5点	臣	2010/04/01 15:01
主人公の知念が友情のため、正義感に燃えて組織悪に立ち向かうというストーリーです。企業と人間の暗部がうまく描かれていて楽しく読めました。 主人公を除けば登場人物のほとんどが、横領、逃亡、強請りなどをやる悪人なので、悪漢小説的なところがあるし、銀行が舞台なので企業小説的なところもある。他の清張社会派作品とはちょっと雰囲気が違うような．．．でも、物語の発端からぐいぐいと引っ張ってくれる展開は、いかにも清張らしい。