皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 黒いトランク 鬼貫警部シリーズ |
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鮎川哲也 | 出版月: 1956年01月 | 平均: 7.48点 | 書評数: 42件 |
![]() 大日本雄弁会講談社 1956年01月 |
![]() 東都書房 1960年01月 |
![]() 角川書店 1974年01月 |
![]() 幻影城 1977年12月 |
![]() 東京創元社 2002年01月 |
![]() 光文社 2002年01月 |
No.2 | 10点 | npn | 2004/04/20 19:32 |
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「黒いトランク」(創元推理文庫・光文社文庫)
トリックだけで勝負できる本格派推理小説の代表作だと思います。 |
No.1 | 9点 | ギザじゅう | 2004/04/02 11:44 |
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『黒いトランク』(創元推理文庫・光文社文庫)
鬼貫警部シリーズ クロフツの『樽』正史の『蝶々殺人事件』に連なるアリバイ物の傑作! 正直言って上の二作のように死体が入れ物に詰められていて、犯人と何個もの入れ物の動きを追うとなると、頭がこんがらがってあまり好きではない。この作品も例外ではなく、トリックを完全に理解できたとは言い難い。 が、よく練られた巧緻なアリバイに、それを追う鬼貫警部、それを見てるだけでも充分面白い。時間を取ってゆっくり読むのがおすすめ。 創元版の英題が『Inspector Onitsura's Own Case』となっているのも、ファンにとって心憎い。 |