皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ その他 ] そして二人だけになった |
|||
---|---|---|---|
森博嗣 | 出版月: 1999年06月 | 平均: 5.72点 | 書評数: 50件 |
![]() 新潮社 1999年06月 |
![]() 講談社 2001年11月 |
![]() 新潮社 2002年11月 |
![]() 講談社 2018年09月 |
No.50 | 8点 | 虫暮部 | 2025/02/07 12:36 |
---|---|---|---|
本作は、講談社ノベルスの一連の森ミステリィの上位数作に匹敵する傑作。ラストを除けば。
矛盾する二つの真相を無理矢理重ね合わせた、量子論的結末? 勅使河原潤と言うキャラクターに関する二つの行く末を、どちらも捨てられなかったか。物語作家としては明らかに甘えだが、エピローグで言い切っているように “そうしたかったからそうした” のであり、その結果射殺されても否やは無かったのだろう。まぁ死んで償う程ではない。 JDCのアレ、それとも麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』と比較すべきか。ただ、その問題点を除くとミステリとして非常に魅力的であるだけに、無理が痛々しい。 盲目のフリをする描写には、教えられること多し。 |
No.49 | 2点 | 梨央香 | 2022/09/04 12:09 |
---|---|---|---|
森さんの作品を読んだのはこちらが初でしたが、、、、、
終盤前までは面白く興味を持って読み進められたのですが、最後にきて、あぁ、とガックリきてしまいました。 私としては、全ページ読み終えて、とても気持ちの悪さが残った作品でした。ある意味、グロい死体がたくさん出てくるような作品よりも、数段気持ち悪さのみが残った奇妙な後味でした。再読はしないつもりです。 シリーズ物の方を読めば良かったのかもしれません。 |
No.48 | 3点 | Tetchy | 2016/07/26 23:35 |
---|---|---|---|
閉鎖空間で1人、また1人と殺される、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』に代表される典型的な“嵐の山荘物”だ。
しかも登場人物は主人公を含め、たった6人。しかも主人公2人以外は全536ページ中327ページ辺りで殺害されるという展開の速さ。正直残り200ぺージも残してどんな展開になるのかと変な心配をしたくらいだ。 そしてさらに388ページ目で外界への脱出に成功する。正直ここからの展開は全く以て読者の予想のつかないところに物語は進む。 橋という両岸を繋ぐ構造物の特性に着眼したトリックを読んだときは「おっ!」と思ったものの、それだけの労力を費やすことに疑問を持ち、さらに意外な真相が明らかになるにつれて、どんどん評価が下がっていった作品だ。 とにかく矛盾だらけだし、今までの話はいったい何だったんだと腹を立ててしまった。 また死体の手に握られていた木、粘土、煉瓦、モルタル、金属、そして金と銀で作られたボールに込められたミッシング・リンクも気を持たせた割には正直「それで?」といったものであるし。 全てがすっきり解決しないのが森ミステリの特徴であるが、動機、真相ともに実にすっきりしない作品だったことは非常に残念。他の作品で森氏はミステリを舐めていると痛烈に批判する感想を目にしたが、本書はとうとう私にそう感じさせた作品として苦く記憶に残るものとなった。 |
No.47 | 6点 | ∠渉 | 2015/04/23 20:24 |
---|---|---|---|
狙って賛否両論の作品にした感があるので、何言っても森博嗣の手の中というか、感想が言いづらい作品である。
でも、重要な作品であるような気はする。直近シリーズのテーマに直結してるような感じ。夢オチはすごいロジカルだと自分は思った。 もやっとした作品を読んだ感想的な雰囲気が滲み出てしまった |
No.46 | 5点 | ボナンザ | 2014/04/12 00:27 |
---|---|---|---|
この手の作品を読むといつも思うのだが、最初から叙述トリックを仕掛けるようなそぶりが見え見えで、それほど衝撃がない。更に言えばこの書き方だとまあそうだろうなと予想がついてしまう。
二段目のオチはまあ・・・。 動機の提示がないことと殺人に理由は関係ないことには大きな違いがあると思うが、まあどうでもよい。 |
No.45 | 6点 | touko | 2012/08/04 23:25 |
---|---|---|---|
直前までは面白くても、ガッカリオチと評判の作品ですが、むしろ、ラストの自己陶酔に満ちた偏愛を感じる世界を読者に受け入れさせるために、頑張ってミステリ好きにウケそうな壮大な前フリをしてみたのかも(笑)。
作者も普通のミステリとして終わらせることは当然、出来ただろうし、読者も脳内補完はわりと容易(ここまで書いてあれば、何通りもミステリらしい終わり方は考えつきそう)な作品ですし、何もこの終わり方にする必然性はないんだし……。 うろ覚えなんですが、似たようなオチを同じ作者の他作品で読んだことある気がするので、よほどこういうのが好きなんでしょうねえ。。 |
No.44 | 4点 | 測量ボ-イ | 2011/11/05 17:23 |
---|---|---|---|
こういうオチはあまり評価できないです。
皆さんの採点も1点から10点まで、実にバラエティ。 読み手によって、評価が分かれる作品だと思います。 |
No.43 | 5点 | ムラ | 2011/10/26 19:13 |
---|---|---|---|
トリックはこの作者にしてはまともな感じで悪くなかった。
最後のふわふわした着地点もやはりこの人らしいっちゃこの人らしい。 残念なのはわかりやすいのでだまされた感がないこと。 それと、キャラ小説(いい意味で)なこの人の登場人物にあまり魅力を感じなかったこと。 でも作中の雰囲気や言い回しは好き。 |
No.42 | 5点 | 蟷螂の斧 | 2011/10/11 08:46 |
---|---|---|---|
評価が分かれていたので読んでみました。前半から後半まで9点(かなり面白い)、ラスト1点で5点となりました。印象は「ああもったいない。良い作品なのに・・・」です。やはり、ラストで評価が分かれてしまう作品の典型ですね。 |
No.41 | 9点 | 犬ひろし | 2011/09/12 23:21 |
---|---|---|---|
夢落ちだったす。設定モノが好きなんで高得点・・・
終盤のディザスター展開を匂わせつつの夢落ち・・・ 多重人格好きっすねー。 |
No.40 | 1点 | ts | 2011/06/15 15:42 |
---|---|---|---|
ひどすぎる。はっきり言ってこれはミステリー(推理小説)ではない。ミステリーとは論理的帰結が最後になければならない。特に長編なのであれやこれやと不可思議な事実をたくさんあげられて、最後にそれらを理路整然と説明されるのを楽しみに推理ファンは読んでいる。推理作家も論理的に説明する義務がある。それを多重人格の夢見物語でかたずけられてしまっても。高評価している人もいますが心霊的ミステリーのジャンルと混同されているのか。数十ページの短編でならまだしも、長編でいままで語られた事は主人公の夢見物語でしたとされたらミステリー誰でも書けるという事になってしまう。 |
No.39 | 10点 | ナナ | 2011/05/19 10:46 |
---|---|---|---|
私としては最高傑作です。こんなにすごいことをよく考えついたものだとただただ感心してしまいました。私は文句なくお勧めします。 |
No.38 | 6点 | つよ | 2011/05/01 22:15 |
---|---|---|---|
オチが減点。
途中までは最高でした。 |
No.37 | 3点 | 好兵衛 | 2011/04/23 20:19 |
---|---|---|---|
これは・・・自分の中ではミステリに入りません。
なのに、ミステリで大きく看板ぶら下げている。 そんな作品でした。 クローズトサークル。不思議な建物。 死体が握っている謎の玉。双子の登場人物。 ひきつけます、ひきつけますよ~。 さぁ どんなトリックが待ち受けているんだ? 全部駄目だった。といった感じ。 もう、逆にそっちの意味不明系をねらっているのか? と思いました。それでも、いただけない。 本格で引いているだけあってアンチミステリとしてみてもなぁ 森氏作品最初に見たのがこれだったので、 衝撃でした。 自分は「すべてがFになる」をお勧めします。 |
No.36 | 8点 | isurrender | 2010/10/09 19:40 |
---|---|---|---|
たしかにこのラストは賛否両論わかれるでしょうね
僕としては非常に良かったと思います もうすこし、2つの解釈どちらも可能という風にした方がよりベターでしたが… |
No.35 | 5点 | いけお | 2009/10/03 22:07 |
---|---|---|---|
やはりラストに不満。 |
No.34 | 4点 | E-BANKER | 2009/09/23 21:24 |
---|---|---|---|
森氏の作品は、以前犀川&萌絵シリーズを何作か読んで以来でしたが・・・
途中二人になるまでは、どういう展開になるのか面白く読んでいましたが、ちょっと最後の方は理解できなかったですねぇ。 要はどこかで入れ替わりが発生しているのかなという予想はしてましたが、何か捻り方が違う方向というか違和感しか残りませんでした。 |
No.33 | 6点 | vivi | 2009/05/07 01:53 |
---|---|---|---|
読後に眩暈のような感覚を持ちますね。
終盤、雪崩れのように提示される解答の数々。 それは、あえてベタに繰り返されたどんでん返しではないと思うのです。 どれもが真実。どれを選ぶのか。 そう、逆に問われているようなラストだと思います。 まあ、結末のすっきり感は別にして、 途中は大変ハラハラして、面白かったな~。 |
No.32 | 8点 | no.3 | 2008/10/02 00:19 |
---|---|---|---|
これは好きです。まだ森氏がミステリを書こうとしていた頃の作品ということなのでしょうか。期待せずに読んだので、かなり楽しめました。
ラストは、賛否両論あって当然だと思いますが、いろいろな解釈も可能ですし、私は別に不快ではありません。この無茶ぶりが森氏らしいという気もしますし。 Gシリーズがミステリとしては酷いので、相対的にこちらの評価が上がっているだけかもしれませんが、舞台設定なども魅力的に感じました。 |
No.31 | 1点 | ロビン | 2008/09/02 22:53 |
---|---|---|---|
交互に視点が変わっていたので、これは何か叙述トリックが仕掛けられているなと思ったら……まんま「あの作品」と同じトリックじゃん。
ラストも最早どうでもいいです。 |