皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] イナイ×イナイ Xシリーズ |
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森博嗣 | 出版月: 2007年05月 | 平均: 4.83点 | 書評数: 6件 |
講談社 2007年05月 |
講談社 2010年09月 |
No.6 | 3点 | 虫暮部 | 2020/06/04 11:47 |
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犯人が事件を、誰に対して、何の目的で、どのように見せかけたかったのか、まるで判らない。私の理解力の問題ではなく、辻褄が合っていないからだと思うのだが。
エピローグでの小川令子の“もっとうまく(商売として)立ち回る方法はなかっただろうか”と言う発想は、ミステリっぽくなくて面白い。 |
No.5 | 5点 | まさむね | 2019/03/13 21:01 |
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Xシリーズ第一弾。森作品はとりあえず出版順に読んだ方が安全(?)のような気がするので、Gシリーズを(惰性的に、そして遅々と)読み進めている段階とは言え、新シリーズにも手を出してみた次第です。
謎自体は、シンプルであるからこその魅力がありました。軽快な進行具合もあって、終盤まで期待は持続したのですが、真相は何とも平板で、「ありがち」というのが率直な感想ですね。多少の肩透かし感も残ります。 とはいえ、次作も読んでみようかな、という気にはさせられたので、まぁ楽しめたとは言えるのかな。 |
No.4 | 3点 | ムラ | 2011/11/19 05:33 |
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ラスト数ページのほうが本編よりも重要という今作品。
事件の内容はあまり面白いと呼べるものではなかった。 Gシリーズと繋がる話として期待したいところ。 |
No.3 | 3点 | くりからもんもん | 2011/03/28 16:48 |
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おもしろくなかったです。2時間サスペンスの脚本にもならないレベルではないでしょうか。氏のファンでいろいろなシリーズを読破していますが、これはちょっと・・・
一応、ミステリの体を成しているのでこの評価、おもしろさとしてはもう一段下だと思います。 |
No.2 | 7点 | VOLKS | 2008/05/07 22:46 |
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×シリーズ、第一弾。
読み返してみると、ラストはそこそこの衝撃波に襲われたが、何故かすっかり内容を忘れていた(汗) ありふれていると言えばありふれている謎だったせいだろうか。 西之園嬢をゲスト起用とは憎い演出。 |
No.1 | 8点 | 北浦透 | 2007/12/25 20:33 |
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『すべてがFになる』を書いて以来、自身の作品を深める方向で執筆を続けた森博嗣さん。
「犀川・萌絵シリーズ」では、本格の完成度にこだわり。 「Vシリーズ」では、キャラクターの面白さと、スパイスの効いたミステリーにこだわり。 「四季四部作」では、真賀田四季という天才を書き・・・。 「Qシリーズ」では、思想を一段深めて、ミステリーの概念を完全に破壊するような手法だった。 その間、僕はついてきていたわけではありません。むしろもうついていけないと思いました。ファンの人にはたまらないと思いますけれど。 だけど、本シリーズは、原点に戻りました。 『すべてがFになる』ほどのインパクトはなくとも、私のファンである作風に戻ってきました。 |