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放火魔
折原一 出版月: 2010年02月 平均: 6.00点 書評数: 5件

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文藝春秋
2010年02月

No.5 6点 蟷螂の斧 2020/08/29 15:49
著者の得意な叙述は一作品のみで、ブラックユーモア系が多かったですね。
①偶然 8点 振り込め詐欺の電話を受けっとった老女のお話。結末は思わず吹き出してしまった。バカウケ。
②放火魔 6点 息子が放火魔らしい。母のとった行動は思いもよらないもの?
③危険な乗客 6点 殺人者が同席する確率は?二人の女性客のねちっこい会話が楽しめた。オチもいい。
④交換殺人計画 5点 失敗?するも、結果的には成功なの???
⑤津村泰造の優雅な生活 6点 優雅な生活とはとても言えない(笑)。善人と悪人、嘘と真実の反転が面白い。
⑥黙の家 7点 誰も訪れることのないような美術館での出来事。著者らしくない?ホラー・テイストな作品で、シュールな感じが何とも言えない。

No.4 8点 ミステリーオタク 2020/08/01 22:14
折原短編集の中では結構いい線いってる方だと思うんだけどな・・・


『偶然』 
いかにも折原短編らしいスパイシーなショートミステリ。

『放火魔』 
うーん、いつもの折原とはチョッとテイストが異なった意外性。
読後感は・・・言えない。

『危険な乗客』 
設定が面白いし、よくできていると思うが、途中ちょっとダラついた感も否めず。
少しフレドリック・ブラウン風かな?(知ったかぶりはやめた方がいいよね)

『交換殺人計画』 
これもグイグイ読ませてくれるし、ネタもまあまあ。
少しヒッチコック風?(だからさ・・・)

『津村泰造の優雅な生活』 
ツカミはイマイチだが途中からグングン面白くなり、「読めた」と思ったり、変転があったりするが、最後は・・・

〈ボーナストラック〉『黙の家』 
何で?と思ったがボートラを冠するだけのことはある内容。
折原らしいと言えばらしいし、らしくないと言ってもらしい。
滅多にないことだが再読したくなった。


本書自体文庫で250ページという薄さだし書評者数も少ないけど、自分的には掘り出し物と言ってもいい短編集だった。

No.3 5点 こう 2012/02/25 00:36
 kanamoriさんの書評を見て「タイムカプセル」以来久々に折原一作品の 「追悼者」を買おうと思って勘違いしてこちらを買ってしまいました。
 交換殺人計画がこの中ではまあまあな印象でした。全体として小粒な印象です。石田黙のボーナストラックは個人的にはいいかげんやめたらどうかと思います。

No.2 4点 E-BANKER 2010/10/14 21:24
長期間続いている「・・・者」シリーズからスピンオフした作品集。
①「偶然」=オレオレ詐欺ネタ。仕掛けはあっさりしたもの。軽~い作品。
②「放火魔」=よくある趣向。若干ひっくり返されますが、サプライズはほんの少し。
③「危険な乗客」=新宿発「ムーンライトえちご」の進行に合わせて2人の乗客の秘密があらわに・・・たいしたことはありません。
④「交換殺人計画」=これもちょっと中途半端かな
⑤「津村泰造の優雅な生活」=ラストは若干のサプライズとややブラックな読後感が残りました。
他ボーナストラック1篇の全6編。
他の書評で、「クドイ!」と書いている折原作品ですが、短編になると「クドサ」は消えましたが、逆に物足りない感じが・・・
これこそファン心理でしょうか? まさに”ないものねだり”かもしれません。

No.1 7点 メルカトル 2010/05/03 23:41
らしさが随所に出ている短編集。
特に最初の二篇がお薦め。
やはり表題作が最も面白いが、それ以外にも捻りの効いた折原節が炸裂する。
ただし、叙述トリックは控えめ。


折原一
2020年11月
傍聴者
平均:6.00 / 書評数:1
2018年06月
ポストカプセル
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双生児
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2010年11月
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2010年04月
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平均:5.50 / 書評数:2
2010年02月
放火魔
平均:6.00 / 書評数:5
2009年08月
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2008年07月
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2007年06月
疑惑
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2007年03月
タイムカプセル
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2006年08月
行方不明者
平均:4.40 / 書評数:5
2005年11月
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2004年09月
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2004年03月
チェーンレター
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2003年12月
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2003年09月
被告A
平均:5.00 / 書評数:3
2003年05月
模倣密室
平均:5.00 / 書評数:5
2002年10月
倒錯のオブジェ 天井男の奇想 
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2002年06月
樹海伝説―騙しの森へ
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2001年11月
沈黙者
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2000年10月
倒錯の帰結
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2000年02月
耳すます部屋
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1999年09月
暗闇の教室
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1998年11月
失踪者
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1998年03月
黄色館の秘密
平均:4.50 / 書評数:6
1997年11月
冤罪者
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1997年05月
遭難者
平均:4.20 / 書評数:10
1997年02月
101号室の女
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1996年10月
二重生活
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1996年09月
漂流者
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1996年01月
ファンレター
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1995年10月
幸福荘の秘密―新・天井裏の散歩者
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1995年08月
黒衣の女
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誘拐者
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1994年08月
望湖荘の殺人
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1994年04月
沈黙の教室
平均:6.94 / 書評数:18
1994年02月
「白鳥」の殺人
平均:4.17 / 書評数:6
1993年12月
天井裏の散歩者 幸福荘殺人日記
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1993年08月
水底の殺意
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1993年01月
異人たちの館
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1992年11月
七つの棺
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1992年02月
仮面劇
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1991年10月
覆面作家
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1991年03月
丹波家の殺人
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1990年08月
灰色の仮面
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1990年06月
猿島館の殺人~モンキー・パズル~
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1990年01月
螺旋館の殺人
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1989年07月
倒錯のロンド
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1989年03月
鬼面村の殺人
平均:6.38 / 書評数:16
1988年10月
倒錯の死角−201号室の女−
平均:6.25 / 書評数:24