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[ サスペンス ] 行方不明者
折原一	出版月: 2006年08月	平均: 4.50点	書評数: 6件

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文藝春秋 2006年08月

文藝春秋 2009年09月

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No.6	5点	蟷螂の斧	2021/11/30 16:07
一家失踪事件、５年前の一家殺戮事件、連続通り魔事件と一見関連性のない事件が最後には一つに繋がっていく。筋は面白かったのですが、叙述の切れがイマイチでした。

No.5	4点	kenvsraou7	2013/03/23 14:28
題名が行方不明者だったので、これがどんなふうに 殺人事件に結びついていくかが肝だったと思うが いまいち押しが足りなかったというのが率直なところ。 二つのストーリーがラストに向けて交錯していくところは よかった。その割には衝撃は少なかったのだが…。 僅かなところではあるが理不尽な展開があり それが積み重なってイライラとすることがある。 　 何か惜しい感じがする。残念。

No.4	3点	つよ	2011/05/02 23:56
叙述もの。それだけ。

No.3	6点	メルカトル	2010/05/29 21:49
折原ワールド全開とはいかないが、安定感はいつも通り。 しかし、その安心感が中だるみを生み出すのと、一家４人殺害事件の動機が弱すぎるのがマイナス要因となる。 全体を通して可もなく不可もなし、と言ったところ。 折原作品にしてはやや緊迫感に欠けるのは残念だが、並行する二つの事件を上手く収束しているのは流石である。

No.2	5点	おしょわ	2010/01/24 22:44
久し振りに折原作品読みましたが、相変わらずの作風に関心しました。良くこれだけ貫けます。

No.1	4点	Ｅ－ＢＡＮＫＥＲ	2009/12/05 23:11
「～者」シリーズ。 よく続いてます。本シリーズ。 ですが、前作「沈黙者」くらいから明らかにパワーダウン気味なのが否めません。 ラスト前で「僕」の正体が明かされますが、それまでに何の材料も与えられてなかった名前であり、「だれ？」という感じです。 氏の作品は、「狂気」とか「訳のわからなさ」という”味”が強ければこそだと思いますが、ちょっと今回は薄味すぎです。 オチもとってつけた感が残りました。