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[ サスペンス ]
灰色の仮面
折原一 出版月: 1990年08月 平均: 6.14点 書評数: 7件

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講談社
1990年08月

講談社
1992年06月

講談社
1995年06月

徳間書店
1998年10月

No.7 6点 人並由真 2021/06/28 03:52
(ネタバレなし)
 徳間文庫の「オリジナル版」で読了。

 わかりにくいと定評? のバージョンだそうだが、事件の真相そのものは理解できないこともない。
(こういうものだから、多少のアレさは感じはしたが。)
 そういう大枠を見やった上で、ある程度の予想もついた部分もある。

 たぶん、不評? なのは、ラストの(中略)の方なんだろうね。
 まあこれだけなら、わかるようなわからないような。
 
 (中略)に書き直したという改訂版も、そのうち読んでみよう。
 トータルとしては、躍進期の作者のいつものお家芸、という印象です。

No.6 6点 メルカトル 2014/03/26 22:11
再読です。
初期の作品だけに、活きの良さが際立っている。勿論叙述トリックも然りだし、プロットもらしくていいんじゃないかな。私はノベルズを読んだので、改訂版ということになるらしいが、単行本とは違った結末というか構成になっているとのこと。そちらの方は知らないが、改訂版はスッキリして分かりやすいので、その辺りに筆を入れ直したということだろうか。
また、本作は折原流のラブ・ストーリーとも言えると思う。それもあまり恋愛に免疫がない若者同士の感じがよく出ていて、初々しさがなかなか微笑ましい。そんなにうまくいくものか、という気がしないでもないが、気の合った二人ならまあアリなのかもね。
突出したものがないだけに高得点とはならなかったが、いかにも折原氏らしさが出ていて、初期の代表作の一つと言ってもいいかもしれない。

No.5 6点 蟷螂の斧 2014/02/05 10:23
オリジナル版で読了。改訂版とは結末が異なるらしい。本オリジナル版は、発表当時、結末がわかりにくいとの比評が多く、改定したとのこと。現在では叙述ものを、多くの作者が手掛けており、読者も免疫ができていると思うので、それほど難しくはないのでは?との感想。暴行摩は誰?だけではなく、最初の事件の真相も明かされ、楽しめました。

No.4 5点 spam-musubi 2011/02/15 00:54
構成上、引っ張りに引っ張りに引っ張りきっただけに
自分の中で期待値が大きくなりすぎた感。

ハッピーエンドでキレイにまとまっているが、
それ以上ではない。

No.3 6点 E-BANKER 2010/09/16 23:44
初期の叙述作品。
久々に再読。
読んでると、何となく後々の「○○者シリーズ」の“はしり”を思わせる雰囲気があります。
灰色の仮面(=パンスト)を被り、独り暮らしの女性を襲う連続殺人犯、ひょんなことから犯人と間違われる主人公の2人を軸として、途中からどちらが「本当の殺人犯」なのか分からなくさせるという、作者お得意の叙述トリックです。
ラストを読んで何か違和感があったんですが、解説によると、改訂版では初版とラストが変わっているとのことで納得・・・ただ、改訂版ではスッキリしすぎて逆に味わいが薄いような気もしますけど・・・
採点は辛めですが、ラストまで読ませる力のある作品ですし、割と好きな作品の一つです。

No.2 5点 vivi 2007/12/01 01:06
最後の1行まで真犯人が分からない・・・と背表紙に書いてあったけど、
そこまでの作品ではなかった感じです(^^;
登場人物も少ないし、事件の真相はある程度予想ついていたし。

それにしても、現実感があまりにも無さ過ぎて、
ユーモア小説にしか思えないところが残念ですね・・・
枠組みで勝負する作品ではありますが、
もう少し迫ってくるサスペンスがあって欲しかったかも。

No.1 9点 ドーベルマン 2002/06/15 15:27
叙述トリックの代表作と言っていいだろう。読む前にだまされるとわかっていてもだまされるだろう。


折原一
2020年11月
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倒錯の死角−201号室の女−
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