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[ サスペンス ] 二重生活 (妻の新津きよみとの合作) |
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折原一 | 出版月: 1996年10月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 4件 |
双葉社 1996年10月 |
No.4 | 6点 | 蟷螂の斧 | 2014/05/19 19:02 |
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プロットは気に入りましたが、ラストの明快さにやや欠ける点があると思います。エピローグで第三者視点で叙述部分を解説してくれると、もっとインパクトがあったような気がします。頭の回転が悪い読者なので(笑)。二重生活の複数の意味合いは判り易かったです。共書の利点は女性心理がよく描かれていた点ですね。 |
No.3 | 6点 | E-BANKER | 2010/12/04 19:14 |
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妻、新津きよみとの合作作品。
作品紹介では「重婚をテーマにした男女の息詰まる駆け引きをスリリングに描く・・・」とありますが、プロット的には完全にいつもの折原作品という感じです。 他の多くの叙述作品と同じく、本作も時間軸が巧妙にずらされていて、読者を幻惑するという手法。(叙述トリックの基本ですね) 当然、ラストではその”ズレ”がうまく回収されて解決!となるわけですが、うまく説明できない箇所がいくつか残ったままでスッキリしない! といういつもの読後感を感じてしまいます。(本作では、なぜ亜紀が私立探偵を雇って○○を調べさせたのかがよく分からない) ただ、「二重生活」というタイトルはうまい具合に「掛かって」ますね。そこは評価できます。 まぁ、せっかく新津さんとの合作なのですから、もう少し緊張感のあるスリリング感のある展開が欲しかったなぁ・・・ トータルにみて、水準級の面白さは十分ありだと思います。 |
No.2 | 4点 | kanamori | 2010/03/24 23:48 |
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夫婦合作ミステリ。
このプロットからして折原が考案したのは間違いないでしょう。いつも通りの叙述トリックものです。 なぜ、合作で出す必要があったのか、イマイチ分らないです。 |
No.1 | 8点 | アデランコ | 2002/04/01 15:12 |
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折原ワールドにやられました。
面白いプロットです。 |