[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ] コフィン・ダンサー リンカーン・ライムシリーズ |
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ジェフリー・ディーヴァー | 出版月: 2000年10月 | 平均: 7.19点 | 書評数: 16件 |
![]() 文藝春秋 2000年10月 |
![]() 文藝春秋 2004年10月 |
![]() 文藝春秋 2004年10月 |
No.16 | 7点 | メルカトル | 2022/03/18 22:56 |
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FBIの重要証人が殺された。四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる殺し屋の逮捕に協力を要請される。巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、ライムは部下を殺された苦い経験がある。今度こそ…ダンサーとライムの知力をつくした闘いが始まる。
『BOOK』データベースより。 単行本二段組みで450頁・・・長い。まあそれだけ緻密且つ丁寧に描かれている事だとは思います。しかし前作と比較すると、エンターテインメントとしては若干劣るというのが個人的見解です。それはライムとサックスの関係性が安定してしまった事と、ライムの苦悩がかなり薄れてきた事ゆえですね。それと航空機に関する知識がないと楽しめない感が否めない面がある点。但し今回は犯人側からの描写もふんだんに盛り込まれており、その意味では抑揚が効いていた気がします。 本作をディーヴァ―の最高傑作とする向きもあるようですが、それはどうですかねえ。まだ二作しか読んでいない私が言うのも何ですが、以降もシリーズを追い掛けたいわけで、更なる高みが見てみたいのです。 しかし、終盤の目くるめく展開は、まさにページを捲る手が止まらないと云ったところで、デーヴァ―の真骨頂を見た気がします。それまでの読書に費やした労力が報われた瞬間でした。 |
No.15 | 8点 | 斎藤警部 | 2020/12/15 11:52 |
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「親父がよく言ってたよ。難題にぶつかったときにね。辛くても問題と考えるな、一つの要素だと思えって。頭を使って片づけなくちゃいけない要素だと考えろって。」
出し抜きたくなる男、リンカーン・ライム。 作者自身が彼を出し抜きたい欲求にあわや負けそうになったかの趣きが垣間見える、ような気になってしまう、悪魔領域に挑む一篇。 “クーパーは先を読み進み、やがて見た目に分かるほど体を震わせた。 「覚悟はいいか?」” 命を狙われる三人の証人達のうち誰か一人でも(一人は冒頭で消されてしまうが..)生き残って大陪審に出廷させるまでの48時間タイムリミットサスペンス。冒頭から面白さがじわじわと動きまくり、自然と信頼を寄せてしまう。所々甘い?と思う展開もあるが、何しろ面白過ぎて気にする隙も無え、その丁々発止の仕掛け合い。殺し屋とホームレスの、地獄ほど切ない友情。。。。。。と呼ばせてくれ。。会話と、気持ちの揺らぎ。。 最終章の謎の反転連続には翻弄されたなあ。大反転の後にこそ、反転前には顕在化していなかった最大の謎が眼前に立ちはだかる、という構造は凄まじく魅力的。最後の最後の最後の。。終わりに近づくにつれまるで逆入れ子構造のようにしぶとく搾り出される新たな謎。最後に明かされた●●そのものは然程ビックリでももないが、ライムがそれにピンと来たアレにはグッと来る(●●●市場って。。。)。。 嗚呼。。。。ラストシーンだけちょっとお洒落過ぎの感もあるが。。。かと言ってここを生々しく描写するわけにもいかんだろうw 「きっと俺が恋しくなるぜ。俺がいなくなったら、あんたは退屈するだろう。」 |
No.14 | 7点 | tider-tiger | 2019/05/14 23:03 |
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前回書評した『雪の死神』と同様に四肢麻痺のある主人公が登場するリンカーン・ライムシリーズの二作目を。
滅法面白い。これほど常になにかが起きている話というのも珍しいのではないかと。しかも鑑識などの薀蓄もしっかりしていて興味深い。どんでん返しにもかなり驚かされた。 これを読んだ時期は体調が最悪だったのに、先が気になって無理をしてしまい、結局二晩で読み終えてしまった。ジェットコースターから降り損なったという風だった。 殺しのプロなら不確定要素を極力減らすためにもっとシンプルな手段を取るのではないかと思うが、これは後から思うことで、読んでいる最中はそんなことは気にならない。 ただ、総じてディーヴァー作品は滅法面白いけど読み返す気にはならない。なんというか、エンタメに必要な要素はほぼすべて網羅されており、横浜のようになんでもある。そして、横浜のようになにもないともいえてしまう(横浜は愛しの故郷です)。あまりにもプロフェッショナル過ぎる作家だと思う。 |
No.13 | 6点 | レッドキング | 2018/10/25 11:52 |
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名探偵vs名殺し屋。かたや科学のシャーロック・ホームズにして究極の安楽椅子探偵、こなたメンヘラのゴルゴ13 手に汗握る虚々実々の戦い・・と読者を陽動しておいてアッと驚く真犯人。どうせ本格物でないんだろうと、素直に読んでたら油断できない作家。「僕は何故あの男に魅せられるのだろう」・・絶妙なるフーダニットの伏線。 |
No.12 | 8点 | 初老人 | 2018/08/26 01:11 |
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最近のリンカーンライムシリーズに出てくるライムは、体の可動域も広がり、心に余裕が生まれたのか他者に対する寛容さが目立つ。
しかしこの作品の頃のライムは違う。いつ発作に見舞われるかわからない中、動かせるのは薬指一本と首から上のみ、以前部下を殺された因縁を持つ凄腕の殺し屋と対等に渡り合おうというのだ。 この作品ではライムの冴え渡る推理を堪能出来、しかも相手もライムに勝るとも劣らないプロの殺し屋ということで、もう面白さは保証されたようなものだ。 ただ唯一の気がかりは初期の作品ということで、どんでん返しの効果に既読感を覚える方もいるかもしれないが、それも些末な問題だろう。 名探偵と名犯罪者が繰り広げる極上のゲームをお楽しみ頂きたい。 |
No.11 | 6点 | 蟷螂の斧 | 2015/04/08 10:11 |
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仕掛けられたサプライズが高評価のようですが、「うーん、どうなのかなあ~」といた感じです。本作では、犯人側の心理描写もあり期待したのですが・・・。
犯人像自体は、「ボーン・コレクター」(サイコ系)の方が良かった。 |
No.10 | 6点 | アイス・コーヒー | 2014/06/29 12:31 |
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シリーズ第二作にして、四肢麻痺の科学捜査官リンカーン・ライムが最強の殺し屋として知られるコフィン・ダンサーと戦う。
ストーリーはよく出来ていて、登場人物たちも魅力的。結末の意外性も抜群だった。また、最大の見どころであるライムとダンサーの熾烈な頭脳戦は実に面白く、読者を惹きつける。 内容は「ボーン・コレクター」からさらに進化を遂げている。前作で気になったご都合主義的設定は大幅に少なくなり、事件の真相も納得のいくものだった。 ただ気になったのは二点。一つは、一連の事件の犯人がコフィン・ダンサーであるという根拠が薄弱な点。かなり冒頭でダンサーが動き出しているから犯人に違いない、という描写がさらりとあるだけだ。しかし、これは物語の進行上やむを得ない事だったのだろう。 二つ目は、パーシーが強引に飛行機を飛ばしたこと。色々と理由は書かれているが、それでもなお「いくらなんでもないだろう」という思いは払拭されなかった。これまたストーリー上最重要なシーンの一つなので、一層残念。 しかし、全体としてはかなり楽しめる。さすがディーヴァーとしか云いようがない。 |
No.9 | 8点 | E-BANKER | 2013/06/09 21:52 |
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1998年発表のリンカーン・ライムシリーズの第二弾。
前作「ボーン・コレクター」事件から約一年半後、今回のライムの相手は史上最大級の殺し屋「コフィン・ダンサー」。 ~FBIの重要証人が殺された。四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる殺し屋の逮捕に協力を要請される。巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、ライムは部下を殺された苦い経験があるのだ。「今度こそ・・・」。ダンサーとライムとの知力を尽くした闘いが始まる。ライムは罠を張って待ち構えるが、ダンサーは思いもよらぬところから現れる。その素顔とは?~ これはさすがに世評どおりの面白さ。 正直なとこ、シリーズ初作の「ボーン・コレクター」は「それほどでもない」という感想だっただけに、二作目となる本作の充実ぶりには目を見晴らされた。 ポイントをまとめるなら、①読者を唸らせるプロットの出来、②登場人物の造形の見事さ、の二つかな。 まず①の『読者を唸らせるプロット』だが・・・ 何よりも、「コフィン・ダンサー」の正体に仕掛けられた大いなる「欺瞞」には驚かされた。 「正体」については、冒頭からかなり明確に示されていて、そこに仕掛けはないはずと思いつつ読み進めていたのだが、「そうは問屋が卸さなかった」。 さすがはディーヴァー。これにはマイッた! ライムVSダンサーという構図を明示していたところにも、作者の企みはあったわけだな。 (ただし、ラストの「もうひと捻り」にはあまり感心しなかったが・・・) そして、②の『登場人物の造形』 「ボーン・コレクター」ではこなれてない印象が残ったライムやアメリアのキャラが本作ではかなり改善。 前作ではベッドから離れられなかったライムも、本作では車椅子を操るところまで回復、アメリアとの関係も進展してよかった(?) しかし、何より本作では殺し屋「コフィン・ダンサー」と、殺し屋に付け狙われる女性・パーシーの造形が際立っている。 ダンサーはまさに史上最強・最悪の殺し屋だな。 (個人的には「新宿鮫」シリーズの『毒猿』を思い出してしまった) そして、パーシーはデンヴァー空港への命を懸けた着陸シーン・・・。こりゃ実に映像向きの場面だろう。 ということで、書き出すと止まらなくなりそうな一大スペクタクル作品。 例によってまずまず長いのだが、ページを捲る手が止まらなくなる危険性大なので、ある程度一気読みすることをお勧めします。 (シャーロック・ホームズが現代の科学捜査の技術を得たら・・・こんな感じになるのだろうか?) |
No.8 | 8点 | itokin | 2012/12/03 11:22 |
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全ての面で予想を裏切る高水準。特に、飛行機の知識はおそらく作者自身もパイロットなのだろうと思わせるほど。ダンサーとライムの知略、それを支えるスタッフの一丸となった正に死力を尽くしての戦いは最後まで引き付けられた。 |
No.7 | 7点 | take5 | 2011/08/11 09:20 |
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まるでテレビを見ているような気分になります。
自分で考えなくてもどんどん頭に入ってくるので、 数時間で一気によめます。 社会背景の記述やトリックの正当性などに疑問をもつのは、おそらく読み終わってからだと思います。 ライムシリーズは読んでいる最中は、何も考えずに浸っていればいいと思います。 人気のある理由だと思います。 |
No.6 | 6点 | シーマスター | 2011/07/04 23:35 |
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事故で四肢麻痺となった元捜査官の民間人リンカーン・ライムの自宅が、ニューヨーク市警やFBIの旧友の溜まり場となり、事件の証拠物件が次々と持ち込まれ分析され、捜査本部と化し、ライムの希望に応じて被疑者や参考人がそこに連れてこられて尋問や勾留すら行われる。現代アメリカ。
この作者には当然ドンデン返しを期待するわけだが、本作のメイントリックには・・・もちろん見抜けるわけもないが・・・「驚愕系」のサスペンス洋画をかなり見ている(と自負する)自分はオっと驚いた。 巧みな構成でスリリングな展開の作品ではあると思う。アメリカ行きの航空機内で読むのに最適かもしれない。 |
No.5 | 10点 | Tetchy | 2011/06/12 10:11 |
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今回のライムとアメリアの相手はコフィン・ダンサー。唯一の目撃者の証言からその上腕部に棺の前で女と踊る死神の刺青―表紙絵はそのイメージを捉えるのに大変助かった―があったことがわかり、それ以来通り名として呼ばれている。
しかしだからといって油断してはいけない。何しろ作者はあのジェフリー・ディーヴァーだからだ。 最後のサプライズに感想が集中しがちだが、本書では最初の1章の作品のイントロダクションとしてダンサーの最初の犠牲者が現れる導入部のミスディレクションの冴えは久々にいきなり頭をガツンとやられるほどの不意打ちを食らった。 そして今回のサプライズはかなりメガトン級。久々に地球がひっくり返るような錯覚を覚えた。いやはや参りました、ディーヴァー殿。 これだけではなく、物語の終盤にパーシーが航空機内に仕掛けられた爆弾との格闘の一部始終も物理、化学に留まらず航空工学、気象学などなどの専門知識をどんどん導入して盛り上げる。正に手に汗握るエンタテインメント。もうこれを読むと生半可な知識で書かれた航空パニック小説は読めなくなるなぁ。 シリーズ2作目で1作目をなお超えるツイストとエンタテインメント性を発揮してくれたことも考慮して、ここは10点満点を献上しよう。 |
No.4 | 7点 | touko | 2011/04/09 23:43 |
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四肢麻痺の元天才科学捜査官リンカーン・ライムシリーズの第二弾。
コフィンダンサーと呼ばれる凄腕の殺し屋と対決するライムとその仲間たち。 詰め込みすぎ、展開早すぎ、意外性を狙いすぎで、ドタバタしすぎていた前作に比べると、情報やアイディアの取捨選択のバランスがいいのか、落ち着いて読めます(それでも、ジェットコースターサスペンスには違いありませんが)。 前作では基本的な設定を紹介するだけで終わってしまい、ペラペラ感があったレギュラーキャラたちも、書き込まれるようになり、キャラがたってきていますし、恋愛模様も焦らす方向にシフトしています(笑)。 トラウマ持ちの神経症的な殺し屋の描写に、大昔、読んだ、トマス・ハリスの「レッドドラゴン」を思い出して、なんだかなつかしいなあ……なんて思っていたので、ラストは余計やられた! って感じでした。 奇をてらいすぎたどんでん返しの連発になることもある作者ですが、この作品はおおむねすべてのバランスがよいのではないでしょうか。 |
No.3 | 8点 | あびびび | 2010/09/03 23:48 |
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このところ、海外ものの長編は可もなく不可もなく、
おもしろくもなく、かといって最後まで読めぬものではなく、 といった状態が続いたが、これは久しぶりにワクワクした。 ボーンコレクターで初登場した四肢麻痺の元ニューヨーク 市警科学捜査部長のリンカーン・ライムシリーズの第2弾 だが、シリーズ中最高のデキと言われるだけあって、すべて が完璧に見える。 コフィン・ダンサー(棺桶と踊る)と呼ばれる 殺人鬼とライムの対決は終始ダンサーが先手を取るが、最後は 際どくライムの読みが功を奏す。ただ、最後はどんでん返しも あり、ページをめくる手がとまらなかった。秀作だ。 |
No.2 | 5点 | mini | 2009/08/28 10:15 |
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発売中の早川ミステリマガジン10月号の特集は、ジェフリー・ディーヴァーのツイスト
便乗企画としてライムシリーズ第ニ弾 明らかに本格派作家ではないのに、妙に本格偏愛読者に人気がある現代作家がディーヴァーだ ライムシリーズの中でも最も定評があるのがシリーズ第2作の「コフィン・ダンサー」だろう ディーヴァーと言えば意外性だけど、シリーズ第1作「ボーン・コレクター」でも強烈なサプライズはあったが、あれは意外性の為の意外性みたいなもので、後付けのような唐突感に素直には納得出来ない感があった その点「コフィン・ダンサー」のはプロットと有機的に結び付いた意外性なので、前作よりは遥に”なるほどね”って感じではある とにかく殺し屋ダンサーに関する意外性たるや強烈で、特に殺し屋を過去に唯一目撃していた人物の正体には本格中心な読者でもびっくらすると思う むしろ最後に明かされる依頼人である黒幕の正体の方が平凡で全然面白くない 黒幕の正体は私も最初から疑っていたし、読んだ人の半分以上は気付くんじゃないかな ただダンサーに関する意外性だけど、アレがバレる恐れもあるのだから、こんな計画を立てるかなあという疑問もあるけどね まあでもディーヴァーという作家が好きじゃないから5点にしたけれど、あくまでも”強烈な意外性だけ”なら6点以上でもおかしくはないと思う ミステリー読み慣れてる私でも驚いたもん |
No.1 | 8点 | 斜め屋 | 2008/10/24 01:10 |
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前作に続き、今回も面白かったです。
前作の仲間たちが、さらに味を出していって いい感じですね。自分としては、デルレイがお気に入り。 その一方、大変なことになる人も・・・。 コフィンダンサーと、警察の、というかライムの 戦いは、結果が出るまで、どちらが優勢か、わからなくて 結構、ドキドキします。 あ、サプライズもありますよ。 |
ジェフリー・ディーヴァー
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