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[ 本格/新本格 ]
暗闇坂の人喰いの木
御手洗潔シリーズ
島田荘司 出版月: 1990年11月 平均: 7.20点 書評数: 74件

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講談社
1990年11月

講談社
1993年02月

講談社
1994年06月

No.54 5点 seiryuu 2010/07/16 17:43
ストーリー展開はよかったけど、犯人が予想通りで残念。
陰気な雰囲気も合いませんでした。
レオナ登場作品なので1点上げ。

No.53 6点 ぴあん 2010/06/28 08:28
初読は5年以上前。雰囲気は好きだったし(レオナはあまり好きになれないけど)この作品はそれなりに面白く読めた。でも、他の御手洗シリーズのインパクトが強いせいもあって記憶から薄れがちに・・・

No.52 9点 メルカトル 2010/06/03 23:48
御手洗シリーズの中で最も「雰囲気」のある作品だと思う。
特に少女が大楠に飲み込まれるシーンはショッキングである。
いかにも島田氏らしい大仕掛けも用意されているし、最後まで読者を飽きさせず読ませる筆力は賞賛に値する。
大作に相応しい、骨太な構成で読む者を圧倒する。

No.51 8点 だい様 2009/09/14 09:43
御手洗潔シリーズ第6弾

怪奇的な雰囲気が凄くいいです。
頁数の多さも感じさせず楽しめました。

No.50 7点 frontsan 2009/09/02 11:31
長かったけれど、最後まで飽きずに読めた。御手洗のキャラもあいわからずだし、レオナのこれからにも期待しています。

No.49 5点 江守森江 2009/05/24 02:43
御手洗シリーズが無用なぐらい長くなり読むのが苦行になった記念すべき(嫌味)作品。
それでも、前2作の貯金で読み切れた。

No.48 7点 測量ボ-イ 2009/05/04 11:12
長年待たせた御手洗もの第3弾!
期待を裏切らない出来栄えでした。人が処刑される話しは
気味悪かったですけど。
特に事件の謎を解く為にロンドンからスコットランドに向
かう列車の中で見る、イギリスの田園風景に石岡和巳が感
動するシ-ンが印象的です。
レオナは個人的には好きになれないキャラで、後に彼女が
出てくる作品はハッキリ言ってつまらないですが、この作
品だけは別です。

No.47 9点 E 2009/05/02 16:40
最期が一番猟奇的。
見たらシリーズでかなり上位に位置する作品でした。
レオナ初登場。でも彼女は意外に普通だった。

No.46 7点 りんちゃみ先輩 2009/01/10 15:59
島田荘司氏の文章は自分に合っているのか、これだけの長編も苦にならずおもしろく読めた。早々の御手洗登場も良かった。ただし私の読む順番が悪かった・・「北の****殺人」の後だった!ガッカリ。

No.45 7点 2008/12/27 21:00
もう、こういう「おどろおどろしい」ミステリは大好きなのでなかなか面白く読めた。「巨人の家」のあれには、流石は島田荘司と思わせるものがある。しかしそれでも低めの点数なのは、
・・・・いくらなんでも偶然が都合よくできすぎだああ。

No.44 6点 ロビン 2008/09/13 00:25
うーん……結局、こういった機械的な大技トリックは自分には合わないということかなぁ。
恐怖を煽る怪奇現象が論理で解き明かされていくことにはカタルシスはある。ただ、提示された謎があまりにも壮大だったため、解決編も「これだけ?」と肩透かしを食らった気分。

まあ、偶然はべつに良いんです。それがより怖さを引き立てているから。

No.43 8点 白い風 2008/09/06 10:21
個人的には横溝正史的なおどろおどろしい系は結構好きなもので。
トリック的にはビミョウでしたけど(偶然的要素があって)
まだ後続読んでないけど松崎レオナ初登場作品ですね。
続きも読もうと思ってます。

No.42 8点 kowai 2008/05/31 20:06
あははー、ってなトリックの爆撃で、満足満足。最後、御手洗さんの思いやりのタメのせいで、謎解きなしで終わるのかヒヤヒヤしました。ホラーと大仕掛けと悲哀と、なんか色々混ざってますが、だから面白かったですね。

No.41 6点 あい 2008/04/10 17:09
かなりホラーの色が強い作品。解決もちょっと納得がいかなかった作品。しかしそんなことを感じさせないインパクトを持っている作品。

No.40 7点 おしょわ 2008/01/28 21:46
横溝正史がこの時代だったら、こういう作品を書いていたかもと少し思います。
タイトルも内容も及第点。

No.39 7点 マニア 2007/12/30 15:52
ホラー要素が若干高め、その分御手洗シリーズでもおどろおどろしさが強い作品。

理解不能な謎を解くために、イギリス~スコットランドにいきなり行ったりと、御手洗の破天荒ぶりも健在で飽きずに楽しく読めた!真相はおぞましさのあまり戦慄必至?

トリックはまたしても偶然に頼ったバカミス寸前だが、こうでなくては島田作品ではない!!面白かった!

No.38 10点 姑獲鳥 2007/08/04 01:32
改めて読み直してみたのですが、やっぱり最高です。
キャラクターもストーリーも文句無しです。

No.37 8点 野間 2007/08/01 17:29
大掛かりな仕掛けに大掛かりな設定、海外行ったり大変な物語でした。
レオナの初登場時の石岡君の思考が生々しく綴られ恥ずかしくなりましたが、基本的に暗い雰囲気を漂わせながら御手洗さんの奇妙な行動を読むことになるのです。

No.36 7点 vivi 2007/06/09 00:56
これまたものすごいトリックなのですが。
最初に提示された謎がすごくて、それを論理的に説明できるとは到底思えなかったので、
きちんと説明されたときには感心しました。
構成が素晴らしいですよね。長いけど。

No.35 9点 Tetchy 2005/08/04 21:51
みなさん触れてませんが、これって題名からして横溝正史へのオマージュ作品ですよね(当たり前すぎてあえて触れなかった!?)?
しかしペイン氏の地下室は乱歩のエログロ趣味の系譜だし、島田氏はこれを以って二大巨匠と肩を並べようとしたのかな。
この作品から重厚長大な御手洗シリーズが幕を開けるわけで、自分としては本格ミステリ作家島田荘司の幕開けというよりも物語作家島田荘司の始まりのような印象を持ちました。


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