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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ]
八つ墓村
金田一耕助シリーズ
横溝正史 出版月: 1959年01月 平均: 7.73点 書評数: 41件

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東京文芸社
1959年01月

講談社
1970年01月

角川書店(角川グループパブリッシング)
1971年04月

講談社
1974年01月

講談社
1977年08月

KADOKAWA / 角川書店
2001年10月

出版芸術社
2007年03月

No.41 8点 みりん 2023/09/12 21:58
当サイトのジャンル分けを全面的に信用すると、冒険/スリラー小説を読んだのは『孤島の鬼』に続いて2作品目。これはまずい。こちとら本格だけで手一杯なのに冒険小説の面白さに目覚めてしまう…

『八つ墓村』は横溝正史の代表作5つ(という認識で合ってるかは分からないが)の中で唯一冒険モノとなっていたので余り読む気力が湧かなかったんだけど、島田荘司の某作で気になり手にとって見た。

が、これはまさしく極上のエンターテイメント!!『孤島の鬼』同様私はラブストーリーに弱いのかもしれないし、ラブストーリーと冒険小説の相性が抜群なのかもしれない。
横溝正史の描く芯の通った頼もしい(時には恐ろしい)女性像はどれも心に残ります。
この名作に一つだけケチを付けるなら金田一耕助がちょっと頼りなさすぎ…(笑) その分典子の頼もしさが際立つのでアリだとは思いますが…

個人的には著者の代表5作品のうち本作品と『悪魔の手毬唄』が突出して好きですねぇ

No.40 8点 ALFA 2022/04/01 08:45
横溝作品は数多く映画化されていて、おどろおどろしいビジュアルが記憶に残るが、原作にはホラー要素はあまりない。骨格は本格ミステリーだ。

この作品も、有名な懐中電灯の鬼姿で殺しまくるのは導入部の因縁話で、本編では粛々と毒殺が進む。
そのわりに前半やや盛り上がりに欠けるのは読者側に情報が少ないためだろう。どう興奮していいかわからないのだ。
殺しの手掛かりやダミーの容疑者などがもっと提示されていればいいのだが。

文体は読みやすいし、キャラはしっかりと造形されている。特に横溝にしては珍しく女性三人が魅力的。
金田一が、殺人メモに便乗した犯人のミスを指摘するところなど、ミステリー的感興をそそるディテールもある。
ただ、モーレツなスピードで次々殺されていく割に手掛かりは少なく、金田一は最後まで脳天気だから、まあ謎解きミステリーというよりはサービス満点のエンタメスリラーと見るのが正解だろう。
その視点からするとなかなかの名作。

No.39 9点 じきる 2021/01/16 23:31
ミステリー・サスペンス・ホラー・冒険小説の要素が融合した最上級のエンターテイメント。
更に魅力的な女性達とロマンスが物語に花を添える。
長い時を経ても色褪せることの無い名作。

No.38 9点 雪の日 2020/04/10 14:31
横溝らしい雰囲気で読みやすかった。

No.37 5点 虫暮部 2020/03/06 10:43
 冒頭で語られる過去の因縁は凄まじい。いきなり頂点。
 ところが、そのイメージで読み進めてしまうと、はぐらかされた感じ。刀を振りかざした殺人鬼がバッサバッサと斬りまくる話じゃないの? 出番最初だけ?
 現在の殺人の場面は淡白でインパクトが弱い。また、語り手が無味無臭で、何故(警察に止められてはいたが)さっさと村から逃げ出さないのか疑問だったし、財産が魅力だと告白されても、この人そういうキャラクターだっけ? と首を捻らずにはいられなかった。秘密のある離れをわざわざ彼にあてがう理由は? 単なる展開上の都合だよね。 鍾乳洞の場面はスリリングで良い。

No.36 9点 バード 2019/11/23 11:39
4冊目の横溝さん作品なのだが、今のところ毎回期待以上の満足度があり作者の力量に感服いたす。
本作は「本陣」(9点)、「犬神家」(8点)、「獄門島」(6点)を抑え横溝作品暫定一位に躍り出ました。(()内は過去の書評でつけた点数)

読みやすく、一気に最後までいけた。謎の撒き方が素晴らしく、主人公の味わうドキドキ感を共有しながら物語を楽しめる。殺人が多いせいか一つ一つの殺人事件は薄口なのが少しもったいなかったが、全体では久野おじ、濃茶の尼の役割がいい感じに謎を混沌とさせていて良かったと思う。

現場にいながら相変わらず連続殺人を実行される金田一はどうかと思うが。(初めて「獄門島」を読んだ頃は名探偵と言われてる割にまぬけで多少いらついてましたが、今はそういうもんだと割り切っています。)

No.35 5点 蟷螂の斧 2019/11/18 17:35
「東西ミステリーベスト100」第57位。動機や冒険譚に既視感(当然、本作以前のもの)があり、新鮮さを感じることができませんでした。語り部が次章以降の重要事項を予告又は仄めかします。そのことで驚きや緊迫感が削がかれてしまいました。残念です。それにしても金田一耕助が無能過ぎて、登場する意味がなかったような気がします。何人も死んでいるのに「見かけによらぬ天才ではないか?」には白けてしまいました。「悪魔の手毬唄」が良かっただけに落差が激しいです。と言いつつ次は「犬神家」(笑)。

No.34 8点 クリスティ再読 2019/11/04 13:49
最近の文庫裏表紙だと、「現代ホラー小説の原点というべき、シリーズ最高傑作!」だそうである。ミステリ枠で見られてないようだ。まあ、筋立てからして合理性よりも演出優先だから、ホラーにした方が間違いない、という判断も頷ける。
というか、久々に読んで、評者なんかはちょいと「古き良き(でもないんだが)」日本情緒にヤられ気味。特に田舎舞台なので、郷愁に駆られてねえ。まあ本作、ミステリとしては微妙感もあるのだが、横溝正史という極めて達者なエンターテナーだもん、ツボを押さえた上手さが光る。実のところ、この人何でも書けるくらいに器用だと評者思ってるよ。美也子・春代・典子の女性三人の描き分けと主人公への絡ませ方など、エンタメのお手本みたいなものだろう。あ、ミステリ固有の部分で一か所感心したのが、洪禅毒殺の場面で英泉が辰弥を非難した理由。細かいところだが、評者こういう小技が大好物。あと本作、村人が辰弥をリンチしようと追い詰めるなんてシーンがあるのが、日本舞台の作品だと珍しいと思う。昔の日本人、野性がある。
で、なんだけど、評者あたりの世代だと、横溝初体験、というのは犬神家じゃなくて、影丸譲也の漫画なんだよ。なので、せっかく「八つ墓村」やるなら...で入手。「小梅おばさ~ん!」というあたり、少年マガジンで読んで記憶があるよ...やはり鍾乳洞のヴィジュアルで説得力が出るのが素晴らしいことだ。改めて漫画版を読んでだが、内容は原作にわりと忠実。典子は割愛で、辰弥の鍾乳洞探検も1回省略してスピードアップ。山狩りからクライマックスで辰弥が追い詰められるシーンはやや変更があるけど、これは漫画版の演出の方が盛り上がる。しかも、要所要所でミステリとしての論点整理をうまくやっていて、原作の理解度の高さがうかがわれる名コミカライズだと思う。
この漫画がきっかけて角川がいろいろ出すようになって、「イマドキなんで横溝??」と思われながらも売れていって、ATGの「本陣」も結構当たったし、で「犬神家」という流れだったんだよね。だから皆さんの見てる「寅さん八つ墓村」はブームが起きてからの作品になる。というか、角川春樹は松竹に映画化権があったので、映画化を促したんだけど、なかなか実現しないので、業を煮やして自分で犬神家をやったら、後追いで松竹も便乗映画化、だそうだ。
というわけで、影丸譲也の漫画版も、記念すべきコミカライズなので、きっちり歴史に残すべきだろう。漫画版もオススメ、である。

No.33 9点 mediocrity 2019/07/03 01:34
いやあ、面白かった。推理小説ベースにホラー、アドベンチャーもふんだんに詰め込んだ福袋みたいな作品だった。いずれ映像も見てみたい。気分的には10点付けたいけど、推理小説要素がかなり少ないので1点だけマイナスさせていただきます。

No.32 6点 レッドキング 2018/09/14 20:08
小説としてはとても面白い 横溝の中で一番好きかな あの数十年前の映画も印象的だったなあ 「砂の器」監督に寅さん金田一でショーケン主演 ほんで山崎努小川真由美の演技あれ怖かったなあ でも犯人いくらなんでも殺しすぎ

No.31 7点 斎藤警部 2016/05/27 13:24
嘆かわしや、探偵金田一耕助の「非実力派宣言」! 巷に流行るSuchmosの ♪頭だけいいやつ もう Good night .. って格好いいフレーズが浮かんで来る。

【以下、ネタバレ含む】

結末は、まさかの二重底。八つ墓(Y)の悲劇か。。最後に浮かび上がる本格推理らしい枠組みは鮮烈だ。。。そうそう動機も哀しき二重構造なんだったね。。そういや冒頭も本格の味だったな。長い中間部はスリラー物の様相、、なのは雰囲気だけで事件発生の流れは本格流儀では?パルプの匂いこそ芬々ですが。。アクション、恋にお涙頂戴、通俗のようで通俗でない(?)微妙な線を突いてる所、見せ場となる洞窟の危ない冒険と言い「孤島の鬼」後半を思い出しますねえ。真犯人も最後は異形の姿で悶死。。。

しかし連続殺人の対象と順番に意外性あり過ぎ(良い意味)!膨れあがる謎の堆積が終盤近くなってさっぱり収まりの気配を見せないじゃないか、おまけに金田一がこの通りダメだ!!。。 ところが、あれだけ死人を出しながらまだまだ大勢のプレゼンス高き登場人物が集結する、涙の出そうな大団円が待っていたとはね。。。忘れ得ぬチョイ役、諏訪弁護士も泣けたな。。そして、お父さん。。。。

それにしても「奴はカムラ」と一発誤変換されるのは時代の移ろいを感じます。嘉村(香村?)って誰や??

No.30 7点 風桜青紫 2016/02/11 15:43
典子のサクセスストーリーww。不美人として登場したはずなのに読んでいるうちに可愛く思えてきてしまう。横溝先生の手のうちにまんまとかかってしまったな。

小難しい論理をこねるより、どんどん人を殺して主人公をピンチにしていってしまうほうがエンタメ小説としては面白いんじゃないかって思えることはよくあるんだが、この作品は本当にそれ。いくらなんでも人が死にすぎwwそのうえ村人たち怖いwwww。犯人当てがおまけになってしまっているけども、閉鎖された環境を舞台にしたアクション&ホラー小説としては良くできた作品。

No.29 8点 青い車 2016/01/31 18:36
 以前は「他の代表作には今一歩及ばず」だと思っていましたが、最近読み返すと非常に面白く評価を改めました。落ち武者の祟り、村人の大量殺人という恐ろしい物語の背景に加え、次々と起こる殺人の陰惨さといったテイストが上質で、海外古典の焼き直しに見えたトリックも上手く活かしきっています。所謂本格ミステリとしては論理性に甘さがあるかもしれません。しかし、枠組みを外して見れば小説として最上の部類といえる面白さではないでしょうか。

No.28 9点 谷山 2014/08/17 01:33
八つ墓村と言えばやはり野村芳太郎監督作のホラー映画が真っ先に浮かびます。ラストの鍾乳洞でのシーンは本気でトラウマです。

しかし原作は(あの映画に比べたら)実はそれほどホラー要素はたいしたことがなく、冒険ありラブコメありミステリありと盛りだくさんでしかもそれが綺麗にまとまっている痛快冒険アクション小説と言ってもいい内容です。ミステリとしての出来は悪魔の手毬唄や犬神家の一族などに劣るかも知れませんが、娯楽度では横溝作品一と言っていい作品だと思います。

No.27 5点 ボナンザ 2014/04/08 15:37
ミステリ要素は薄いが、話としては滅法おもしろい。
犯人はすぐわかると思う。

No.26 7点 songpu gu 2013/05/31 18:07
津山30人殺しを題材とした横溝正史の長編作。戦国期に不実な裏切りで殺され8つの墓に葬られた落人の偽りの呪いを装い、次々と殺害される多治見家縁の人々、そして謎の見立てメモ。黄金伝説に纏わる長大な鍾乳洞と、そこにありしかつての母の過去と思い出。複雑な人間関係を紐解くうち結末に向け段々と明らかになる犯人の動機・・。

この作品における主人公は語り部でもある寺田辰弥であって、金田一はほとんど脇役であり、その出番の少なさからも、シリーズ作として捉えれば淋しい限り。ただし本作は事件の怪奇性やスリル、日本家屋を舞台とした独特の雰囲気など作者の本領が発揮され、小説自体は本格ミステリと言うに遠く及ばなくとも、余人には真似の出来ない、いかにも著者らしい作風を感じさせてくれる一作かと思います。

No.25 8点 メルカトル 2013/03/21 22:27
横溝作品の中でそのスケールの大きさは随一と言えるのではないだろうか。
ただ本作は、本格ミステリとは言いがたく、どちらかと言うとホラーに近い作風のような気がする。ま、ホラーは大袈裟だろうが、スリラーかな?とにかくミステリとして読んだ場合、とかく不満が残るかもしれないので、あまりジャンルにこだわらないほうが無難かもしれない。
でもその雰囲気は氏の作品中でも異色と言えるほどの異様さであり、もはやそれは伝説に近いものがある。
金田一はあまり活躍しないが、その代わりいくつもの過去の因縁話が充実していて、この手の作品が好きな読者にはたまらない魅力となっている。
だからこの評価はあくまで、一小説としての点数である。

No.24 5点 好兵衛 2012/07/06 10:50
金田一シリーズは
自分は、本格としては読んでいません。

戦後のおどろおどろしい雰囲気での、
日本の田舎の旧家の殺人。
そういうものが、味わえるものとして、
貴重かな、と。

この作品も、猟奇的、サスペンス性、因果的
といった雰囲気を楽しめた作品でした。
たしかに、こういうジャンルの開祖的な
ものが盛りだくさん含まれていて、あきません。

ですが、推理小説として読むと穴だらけです。
これほどの殺人が起きた理由もそうですし、
(犯人は無駄な動きをしすぎでは?)
犯人にいたるヒントというものも、
読者には、皆無です。
一点あったといっても、後出しですし。

いかんせん殺されすぎで、
犯人ぐらいしか…残らないじゃあないですか。

でも、おどろおどろしさは金田一シリーズの中でも
私は随一で。作品は、お気に入りです。

No.23 6点 いいちこ 2011/12/24 16:22
ホワイダニットとしては無理と飛躍があり違和感が残る。
サスペンス的プロットを楽しむべき作品でしょう

No.22 8点 りゅう 2011/10/18 19:52
 再読です。過去の猟奇的な大量殺人事件、突然の家督相続の話から巻き込まれる連続殺人、洞窟での冒険など、サスペンス性に富んだストーリーはミステリとしての読み応え十分です。
 本格ミステリというよりもサスペンスミステリよりの作品だと思います。そのことは、連続殺人に巻き込まれた主人公の視点で物語が語られていること、金田一耕助が事件をどう見ていたかは真相説明まで明らかにされていないことからも伺えます。主人公には真相を解明しようとする姿勢はなく、自分の身に起こった出来事を忠実に書き記しているだけです。一方、金田一耕助は依頼者からの入れ知恵によって当初より犯人の目星が付いていたわけで、作者はミステリとしての体裁を整えるためにも金田一耕助の視点を物語の記述に入れるわけにはいかなかったのです。作者は、この作品では謎解きよりもストーリー性を重視したミステリを書きたかったから、こういった記述方法を選んだのだと思います。
 真相説明で金田一耕助自らが語っているように、この事件での金田一耕助は探偵役として機能していません。警察と連携を取って、犯人と推定していた人物に監視をつけていたら、5人目以降の人物は殺されずに済んでいたでしょう。
 最も疑わしい人物が途中で失踪したこともあって、関係者のアリバイは全く問題にされておらず、記述された内容だけでは犯人を特定することは困難だと思います。しかしながら、金田一耕助の真相説明は、私が気付いていなかった犯人のミスを指摘していて、感心しました。


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