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[ サスペンス ]
三つ首塔
金田一耕助シリーズ
横溝正史 出版月: 1956年01月 平均: 5.33点 書評数: 21件

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東京文芸社
1956年01月

講談社
1970年01月

角川書店(角川グループパブリッシング)
1972年08月

講談社
1974年01月

KADOKAWA
2002年01月

No.21 5点 ことは 2023/10/15 20:38
まあ、まずは扇情的。事件がつぎづきと起こり、ひとつひとつが派手なので、細かいことを気にしないで読んでいるぶんには飽きさせない。乱歩のジュブナイルを、さらに扇情的にしたような読み心地。
しかし、ちょっと考えると、犯人が優秀すぎ、もしくは、都合が良すぎで、「これ、どうなの?」と感じてしまうので、全体を通しての構築感はない。横溝正史の有名作は、とても構築感があるので、ここはかなり違うところ。
また、トリックや意外性などもあまりないので、有名作と比べるとかなり評価が下がる。
(いま本サイトをみると、評価数の多い6作が、評価順でも上位6作で(評価数が少ないものは対象外としてだが)、この6作が代表作というのが世評なのだな。納得)
多分一番版が新しいと思われる角川文庫版で読んだが、本作品の巻末には、よくある「不当・不適切と思われる語句や表現が……」というのがあるが、語句や表現だけでなく、ストーリー展開やキャラクタなど、いまの新作では出版は駄目だろうと思われる部分も多い。ヒロインにあたる語り手がxxされるのなんて、ちょっとまずいよなあ。
なお、巻末の文は、「……一部を編集部の責任において改めるにとどめました」となっているので、手直しが入っているようだ。どれくらいの修正量かはわからないが、気になる方は、古い版にあたったほうがいいかも。

No.20 6点 斎藤警部 2022/07/27 06:36
金田一先生も吹っ飛ばし(先生、いらっしゃったんですか!)癖の強い奴ら大勢引き連れ傍若無人なストーリーが暴れ回る荒唐無稽ファンタジー。阿呆のように巨額、且つ過去の因縁に縛られた特殊な遺産相続を巡る連続殺人。破茶滅茶無理矢理の力業でメインの人間関係が大いに捻れ吹っ切れ位相を変えるスクリュードライバー展開には、うっかり犯人捜しの謎解きも忘れそうになるが、急に犯人が見え透いた存在となった最後に明かされるもう一つ(バラして二つか一つ半?)の人間関係トリック(?)こそ意外性たっぷりで、そこに込められた人情が一気に溢れ噴き出るエンディングも素晴らしく熱い!!

冬季に展開するストーリーだけど、このちょっと頭カラッ◯的な(?)高速サスペンスはむしろ夏場のミステリ箸休めに良い気がいたします。

No.19 4点 ボナンザ 2021/08/28 22:30
タイトルはとても面白そうだが、あまり本筋に絡まないのが残念。息をつかせぬ展開の数々だが、今だといろんな意味で書けない内容でしょうね。

No.18 4点 文生 2020/08/16 17:08
八つ墓村同様、冒険譚メインのミステリー
中学生の時に読んでそこそこ退屈せずには読めたものの
エロチックなシーン以外は印象に残らない作品でした

No.17 4点 レッドキング 2020/03/15 23:54
思い出した。今は昔、高校生の頃、同じクラブの女子にこれ貸したら、「ナニこの作家、女のこと何だと思ってるの」て白い眼で汚物のように返却された。自分では結構面白いと思ったんだが・・・

No.16 6点 mediocrity 2019/11/27 06:07
題名から『八つ墓村』同様、ホラーに近いミステリかと思っていたけど違った。ジャンルは「本格」じゃなくて「サスペンス」になってますね。今気付きました。
一気に読んでしまいましたから面白かったのは間違いないんですが、プロットは分かりやすいです。犯人はヒントが無さ過ぎて全く予想できなかったですけども。
楽しめたので6点で。

No.15 5点 青い車 2019/08/18 11:36
 『悪魔の寵児』の書評で書いたことがそのまま当てはまる一作です。とにかく序盤から人がガンガン殺されますが、それが推理のとっかかりにあまりなってなく、単に読者サービスに留まっていると感じます。よくよく考えてみると真犯人の行動に明らかな矛盾があるのも難点です。とはいえ、意外な人物がヒロインとロマンスを演じるなど、サスペンスに富んだ展開はけっこう面白く、横溝ファンとしては憎めない作品でもあります。

No.14 7点 2019/04/30 08:00
横溝正史が昭和30年台初頭に発表した長編は、『悪魔の手毬唄』を除くとほぼ通俗的な作品ばかりですが、その中でも群を抜いて有名なのが本作です。
同時期他作品と比べても謎解き要素は少ないというか、フーダニット的な謎に読者の注意が向かわないような目まぐるしいストーリー展開で、その点スリラーとして一貫性があって、全体として成功した作品だと言えます。ヒロイン音禰の視点というだけでなく、全編彼女の一人称形式で書かれていますが、この叙述形式は小説として重要だと思います。冒頭の三つ首塔にたどり着いたシーンからの回想で書き進められ、最後の舞台に臨む現在に至った時点で「できるだけ赤裸々に、じぶんの自分の心象なども書きつづけてきた」(「法然和尚」の章)という小説構成です。
金田一耕助が登場する必要もないような話で、実際出番もほとんどありませんが、一応はヒロインたちを最後に救出する役割で…

No.13 5点 HORNET 2017/08/18 21:14
 題名に世間が(私も)イメージする横溝作品らしさを感じて、期待して手に取ったのだが、ミステリとしてはいま一つかもしれない。
 胸糞が悪くなるような愛憎劇と濡れ場の連続、その合間にサクサク起こる殺人劇と、そういうテイストは十分「らしい」のだが、真相がちょっと一足飛び過ぎ。
 雰囲気的に「そうなんじゃないの」とは推測できても推理はできない。そもそもミスリードとなる「真犯人以外の人物」についてはアリバイが検討されていたのに、最後にいきなりの種明かしで出てきた真犯人は、どうやって、どのように犯行を重ねていたのか?の検討や説明、さらにはそれまでの伏線もほとんどないと感じる。

 一方で、当初ダントツで怪しい主人公格の男性が、良い印象に変貌していくさまこそ、意外に感じてうまくだまされた。「騙し」だと思ったら「騙し」じゃなくて本当だった、という逆の意味で。

No.12 5点 人並由真 2017/07/24 13:56
(ネタバレなし)
作者との対談で栗本薫がしきりに「この作品は××が出るんですね」と驚嘆していたのを読んだ記憶があり、どんな風にその趣向を使うのかなという興味も踏まえて読んでみた。
全体的な内容はなるほど豪速球の通俗スリラーで面白いといえば面白いが、ラストの犯人の正体は苦笑せざるを得ない。どうやって真犯人は多数の被害者の住所や居場所を把握したのだろう。
のちの金田一ものの某長編はこのリベンジかね。

あと男性主人公の身持ちの固さを最後に語る「実はそれまで〜」というのもなあ…。××喪失が×××なんて、榊一郎の「イコノクラスト」か。

No.11 7点 風桜青紫 2016/02/11 17:09
『八つ墓村』と並んで好きな横溝作品だが、なかなか賛同は得られず(笑)。推理要素はほとんどなく、もっぱらせこいエロシーンとメロドラマ風味を楽しむ小説。しかし主人公の音禰が良い感じにウブな箱入り娘で、なんだか妙に応援したくなってしまう。少女マンガのイケメンキャラみたいな高頭五郎とのやり取りといい、読んでいてにやにやが止まらない。登場人物がストリップだの双子プレイだのを披露してはポテトチップスのようにサクサク死んでいく有り様も妙に面白く(不謹慎)、読んでてワクワクできる作品だった。

No.10 6点 クリスティ再読 2015/10/18 17:31
本作はぶっちゃけミステリじゃないよ。ミステリのつもりで読むと全然つまらない。終戦直後を舞台とするヒロイン伝奇小説だと思って読むと、本作意外なくらいに面白いのだ。終戦直後の怪しいアングラワールドを地獄巡りする、横溝流ハーレクイン(ヒーロー造形がモロに「黒馬の王子様」)である。

だから77年の古谷金田一のTVドラマみたいに、とくに脚本をイジりもせず、秀才で手堅いが個性が弱い監督でも、シリーズ中三本の指に入るくらいの名作になっちゃうわけだ。煎じ詰めると弁護士事務所で怪優たちが睨み合う(第1回の幕切れ)だけで、「昭和怪人図鑑」が成立してしまう...そういうタイプの面白さだから、どうしても映像には負ける。がしかし、アングラワールドを巡るヒロインが一難去ってまた一難を潜り抜けていくうちに、元箱入り娘のブリっ子ぶりを逆に武器にしたたかに強くなっていくあたり妙に共感できるし、しかも屈折した偽悪者のヒーローだから、評者萌えるんだよ(昔の性道徳ベースだから、ヒーローが実はウブだったりする..笑)。

ベタな昭和エンタテイメントとして今は読むのが吉、77年のドラマを見るのがさらに吉。犯人がどうこうなんてハッキリ興ざめ(評者全然納得いってない)。

No.9 5点 大泉耕作 2011/04/10 12:10
台詞やプロットにはうならせてくれました。
ただ、最後の最後に幽霊を出すのはあまりに合理的な説明とはとても、とても言い難いですな。
でも、当初横溝正史は合理的解決法を既に出していたのだが、それが出版社の事情でやむを得ず怪談にしてしまったというのだそうです。情けない話だよ編集者・・・。
 それがあればもう少し良い作品に出来上がっていたかもしれない。これなら旧古谷金田一の『三つ首塔』の出来が良かったンじゃないかな? あのドラマに出てきた”三つ首”と、”塔”は安っぽかったけれど。
『幽霊男』のようなサスペンス物です。

No.8 4点 spam-musubi 2010/08/26 15:41
ミステリではあるが、サスペンスというか活劇的な部分がメイン。
それなりにスリリングな部分があるが、謎解きとしての面白さは今ひとつ。
途中まで大した伏線もなく、終盤のある場面で突然、「あ、こいつ犯人なんだ」と
わかってしまい(誰でもわかる)、違う意味でびっくりした。

全くの余談ですが、この本、30年ぶり(中学以来)の再読。
ストーリーは全く覚えていなかったのですが、「エロかった」ことだけは
鮮明に覚えていました(笑)

No.7 5点 ミステリー三昧 2009/10/14 13:58
<角川文庫>金田一耕助シリーズの代表作です。
特筆すべき点として「女性」視点で描かれていることが挙げられます。他の作品とプロットは何ら変わりないが、幾分サスペンス調が増し、鬼気迫る展開が印象的でした。また、官能的サービス精神も過剰に盛り込まれているため、推理小説ではなく「風俗小説」の名が相応しい。特にキスの描写がいやらしいです。「激しく唇を吸った」とか「全身にキスの雨をそそぐ」とか・・・
三重殺人に始まり実に多くの人間が殺害されるわけだが、それに対しての「動機」が突拍子もない。フーダニットの論理性も皆無で、トリックと呼べるモノもない。間違いなく「本格推理」と「メロドラマ」の融合は失敗しているので、評価が大きく下がる。でも、ハッピーエンドで安心した。

No.6 5点 だい様 2009/09/30 09:30
金田一耕助シリーズ

八つ墓村同様終始金田一耕助以外(宮本音禰という少女)の視点で進んでいく作品。
読みやすくはあったのだが横溝正史氏に求めているものではなかった。

No.5 5点 江守森江 2009/09/16 06:29
金田一シリーズへの接し方がまず古谷版ドラマからのパターンが多い。
当時、ドラマ(一種の風俗作品)でヒロインを演じた真野響子にそそられ、そのイメージを引きずりながら原作を読んだせいなのかミステリーではなく官能小説的な印象しか残っていない。
もっとも、横溝もミステリーに名を借りたエロ作品が結構あるのだから私の印象もあながち間違いではあるまい。

No.4 5点 nukkam 2009/04/03 17:12
(ネタバレなしです) 1955年発表の金田一耕介シリーズ第12作ではありますが名探偵としての推理らしい推理をすることもなく(登場シーンも少ないです)、殺人事件は場当たり的に解決してしまいますので本格派推理小説としては楽しめません。犯罪に巻き込まれたヒロインがこれまで全く縁のなかった裏社会の人間模様にカルチャーショックを受けていく様を丁寧に描いています。21世紀の読者視点では世間知らずのヒロインの内面描写に古臭ささを感じるかもしれませんが遺産を巡ってのサバイバル・ゲームにも通じるサスペンスと連続殺人の絡ませ方は巧妙でぐいぐい読ませます。風俗描写に力を入れすぎてせっかくの三つ首塔がいまひとつ存在感がなかったのは惜しいですが。

No.3 7点 VOLKS 2008/11/16 17:48
久々に、再読。
あー、こんな話だったかも・・・と、読み返しながら内容を思い出した。
正直に言えばその程度の内容(失礼・汗)なのだが、読ませる文章力は凄いと思う。
残念なのは名探偵金田一耕助の出番が少ないことだが、めくるめくストーリー展開と、バタバタと人がたくさん殺される様には十分引きつけられた。

No.2 5点 マニア 2008/11/05 21:49
美しい女主人公・音禰が謎の男に導かれ、莫大な遺産を賭けた戦いと、愛の逃避行に巻き込まれていくというサスペンスが中心。それゆえ、ミステリ分は極めて低い。金田一の出番も最初と最後にちょっとだけで、物語のほとんどが音禰視点で描かれている。

自分的にはあまり好みの設定ではなかったが、莫大な遺産に群がる怪しい登場人物や、おどろおどろしい怪奇趣味、エログロなど横溝特有の世界観も散りばめられていて、やはり面白かった!


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