皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 奇想、天を動かす 吉敷竹史シリーズ |
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島田荘司 | 出版月: 1989年09月 | 平均: 7.88点 | 書評数: 67件 |
光文社 1989年09月 |
光文社 1993年03月 |
南雲堂 2021年01月 |
No.27 | 10点 | 凛 | 2004/11/26 22:51 |
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素晴らしいですね。自信をもってオススメします。 |
No.26 | 6点 | どんたま | 2004/11/08 01:22 |
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島田先生の中ではすごく世評は高い作品だと思うのですが、私はそれほどでもなし。トリックに納得してないのと、御手洗ものでないからかな? |
No.25 | 10点 | ウエストウッド | 2004/05/09 20:57 |
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ただ一言、傑作。 |
No.24 | 9点 | 岩崎幹 | 2004/04/17 19:23 |
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傑作ですね。その情景が頭に浮かぶような描写、謎の奥深さには唸らされました。極めて平凡かつ誰もが素通りするような事件の裏側から真の背景を暴き出すという設定から追跡される事件の奇想。お見事です。 |
No.23 | 10点 | コウ | 2004/03/08 21:00 |
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社会派と本格の融合、とあるけど、やはり本格なのかな、って感じがします。と、いうのもトリックがこれ以上ないくらい壮大で社会派の部分が霞んで見えるからです。とにかくすごい。 |
No.22 | 4点 | myk | 2004/02/25 23:19 |
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おそらく作者は物語の前半部分を最初に着想し、後半部分で無理やり辻褄を合わせたのではないでしょうか。なぜなら前半は凄く面白いのですが後半は登場人物がやたら多くて極めて単調だからです。トリックも2つの鉄道路線がある箇所で極めて接近していたというのはあまりに安直ですよね。また、呂が弟の首と手を轢断させ、それを使って自らのアリバイを作ったというのも凄く不自然です。何故こんなことを昭和32年の荒れ狂った天候の中、流浪の民同然の呂がする必要があったのでしょうか。私は占星術殺人事件には感服しましたが、この作品は頂けない。 |
No.21 | 9点 | ぶんぶん | 2004/02/07 22:12 |
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社会派やらなんたら聞くと読むのがしんどくなる自分ですがこの作品はそう陥ることもなくどんどん読み進めました。トリックもよかったし学べました。 |
No.20 | 10点 | sophia | 2004/02/03 22:01 |
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島田荘司の最高傑作と言っても過言ではないのではないでしょうか。過去の事件を犯人や列車の乗務員など複数の視点から語らせることによって、謎を立体的に浮き上がらせる手法が巧みです。ただ、吉敷刑事が犯人に肩入れしすぎな気もします。大戦中の強制連行は確かに同情すべき点ですが、犯人の罪は罪として分けて考える必要があるのではないでしょうか。被害者の桜井佳子についても、殺されるほどのことはなかったかと思います。それから、著者の日本の司法に対する思想を登場人物の口からちょいちょい語らせているのが若干鬱陶しくもありますが、まあいいです(笑) |
No.19 | 8点 | K3 | 2003/11/19 19:09 |
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金田一少年の事件簿。あの作品を日本中から全て回収し、絶版させることを強く望みます。あれさえなければ、9、いや10点だったかもしれない。 |
No.18 | 10点 | なおゆう | 2003/09/21 01:35 |
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いわゆる社会派のところもダレずにグイグイ読めた。まさにこの頃の島田荘司は脂が乗ってたんだなあと、最近再読して実感した。 |
No.17 | 8点 | 日影門 | 2003/08/27 23:27 |
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島田荘司の現時点での最高傑作。 本格と社会派、そして探偵小説との見事な融合。ぜひ、詠んでみてください。 |
No.16 | 8点 | kenichi | 2003/06/30 00:17 |
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確かに最後の傑作になってしまいましたねえ。爆発のトリック好きです。 |
No.15 | 8点 | ギザじゅう | 2003/06/19 01:17 |
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予想していた大技トリックではないが、本格として良く出来ている。社会派もうまい具合に融合している。 読み終わってタイトルにしびれたのは本当に久しぶりだ。 まさに『昭和』という時代を代表する傑作! |
No.14 | 7点 | Alice | 2003/03/13 19:59 |
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かなり楽しめた。ちょっとトリックには難があるけれど「とにかくそうだったんだ」的にとらえればあまり問題はナシ。社会派ミステリと本格を融合したっていうけど、本当にそうだと思う。かなり呂兄弟の苦労が伝わってきた。殺人犯に同情させる島荘はさすが。 |
No.13 | 9点 | けんたんパパ | 2003/01/12 00:51 |
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おっしゃるとおり「島田荘司最後の傑作」ですな、まさしく。奇想天外なトリックで不可能犯罪を強引に可能にするのが本格派の醍醐味ですが、本作もいけてますよ、結構。 |
No.12 | 9点 | 寝呆眼子 | 2002/09/15 13:54 |
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島田荘司最後の傑作、と思っています。 不可解な謎、鮮やかな解決、物語としての面白さ、どれも優れている。これを読んだ頃は、島田さんの作品はずっと追っかけようと思っていたのですが...島田さんの過去の作品を読み漁りつつ、新作を心待ちにしていた、古きよき時代の話です。 |
No.11 | 10点 | エラリィ | 2002/09/07 21:43 |
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壮大な謎が、論理的に解決されていく様子。長い年月をこえたストーリー。そしてラストの吉敷の台詞!どれをとっても、島田荘司の最高クラスの作品でしょう! |
No.10 | 8点 | のり | 2002/04/06 01:03 |
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とても痛い作品。これ以上情緒過多な脚色が成されていたら作品として楽しめなかったかもしれませんが、最後まで一気に読めました。 |
No.9 | 10点 | あや | 2002/01/12 21:58 |
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島田氏の作品の中ではコレが一番好きです。トリックといい、ストーリーといい。素晴らしい!! |
No.8 | 7点 | 元FLUGELSファン | 2001/12/10 12:23 |
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私みたいに他の分野の本をほとんど読まない一般ピーポーには、こういう形で社会勉強させてもらえるのは有り難いです。 ただあのトリックだけは未だに納得いかない。誰か図を書いて説明してもらえません?とても走ってる最中の電車ではあれは不可能のような気がしますが。 ていうか、電車の構造のイメージが自分とは違うだけかな?物理系なら図付きで解明して欲しい。 冒頭からの島荘ワールドは非常に面白い。吉敷シリーズでは最高傑作だとは思っているので・・・自分としてはこの点かな? |