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[ 本格/新本格 ]
占星術殺人事件
御手洗潔シリーズ
島田荘司 出版月: 1981年12月 平均: 8.24点 書評数: 200件

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講談社
1981年12月

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No.120 6点 sasami 2008/07/07 20:49
某漫画のせいでトリックがすぐ解ってしまいました。残念です。
最初の手記を読むのが苦痛で苦痛で・・・・
でもそれなりに楽しめました。個人的に御手洗のキャラが好きになれないので点数は低くなっちゃいました。

No.119 9点 yoshi 2008/06/19 20:41
ここを見るだけで、金田一がどれほど罪深いことをしたかがわかりますね。沢山の人から、世界の推理小説の最高傑作の一つを読む楽しみを奪ったのですから。なお、映像化の話ですが、それは過去に何度とあり、その全てを島田氏は断ってきたのです。それを何の断りもなくあんな形でパクったのですから、島田氏の怒りもわかるというものです。金田一の関係者は全員切腹して詫びるべきでしょう。

No.118 10点 kowai 2008/05/31 19:04
最初の手記がお気に入り。展開はもう少しスピーディーでもよかったけど、このトリックだけで10点でしょう。推理マンガは読まないので幸いでした(?)。

No.117 9点 サトラップ 2008/05/20 22:45
トリックが非常に衝撃的。この一言に尽きると思う。
第一と第二の事件はもちろんのこと、第三のアゾート殺人事件は特に、簡単なトリックにもかかわらず、意外な盲点をついたもの。
非常に納得のいく作品です。

No.116 9点 ぴあん 2008/05/12 16:43
御手洗ワールドに引き込まれる契機になった偉大な作品。初読は10年も前だが、今読んでも十分楽しめる。まあ、石岡くんのドタバタは確かに冗長だけれど(笑)なにより一番悔やまれるのは、某漫画でメイントリックを知っていたこと…それでも9点。

No.115 10点 こう 2008/04/23 01:24
 これを読んだ時は中学生の時クイーンやクリスティの意外な犯人やトリックを読んだ時以上の衝撃がありました。今は某漫画でネタばらしされてトリックを知ってから読む方は不幸だと思います。占星術以降でここまでの衝撃を与えてくれる本はなかなかありません。トリックを知らずにぜひ読んでほしい一冊です。

No.114 8点 あびびび 2008/04/17 15:13
こんな凄いミステリは10年に一度かな。それならなぜ満点ではないのかといえば主人公のもったいぶった進行に、少し我慢ができなかったからかも。

No.113 9点 mike 2008/04/15 23:26
犯人は結構容易に分かりましたが、トリックにはなかなか気づきませんでした。気づけば簡単、でもなかなか気づけないという点でよくできていると思います。

No.112 10点 2008/04/03 07:49
自分は「金田一少年」を読んでなかったので、とりあえず楽しむことができた。それにしてもここまで刺激のあるトリックは他にないだろう。物凄い。

No.111 8点 Akira 2008/03/28 23:58
おおよそ十年前、私が、とある有名推理漫画を読んでこのトリックを初めて知ったとき、原案者は不世出の天才だと、心から感嘆したことをよく覚えている。その漫画の連載が始まってから、かなり早い段階でそのトリックが使われたので、私はその漫画のことがとても気に入り、結局定期連載が終了するまでその漫画を読み続けることになる。
かなり極端な意見だが、占星術殺人事件を読めば、あの推理漫画が、現在でも爆発的な人気を誇る理由がわかるかもしれない。

No.110 9点 こもと 2008/03/23 12:15
 読了までに、苦節2年!(笑) というのも、やはり最初の手記が退屈なのが、反則ですから。

 退屈な部分を読む → 挫折する → 間が空く → (内容も忘れたことだし)気分一新で読む → 同じ辺りで挫折する → 間が空く → (内容も忘れたことだし)気分一新で読む → 同じ辺りで挫折する → 間が空く → (内容も忘・・・ エンドレス(笑)

 こんな状態が2年ほど続いたので、今では「あの退屈な手記こそが、作者が仕掛けた最大の罠だったのではないか」とさえ、疑っています(いや、そんなはずない/笑)。 でも「あの読みづらい退屈な手記を乗り越えたものだけに、すばらしいトリックの褒美をあげよう」という・・・驚きを二倍にする効果を存分に挙げていると思んですよね、悔しいですけど(笑)

No.109 9点 gink 2008/03/12 14:18
トリックは例によって知ってしまっていたので残念ですが、それでもそのトリックを可能にする舞台設定は上手いし、雰囲気もあるし、最後泣かせる展開も良い。大満足でした。

No.108 7点 ハンドル 2008/03/03 23:13
トリックに関してですが、ニセ札事件は実際にあった事件らしいので、何よりその犯人がスゴイのかな。

ただ殺人トリックありきの小説で、それを実行する必然性が希薄なのが気になりはする。

それと、手記の名前と本名と漢字が違っていたのはなぜ?「かずえ」が「一枝」になったせいで、野球ファン的に「いちえだ」と読んでしまう。という叙述トリックに勝手に陥ってしまいました。

No.107 10点 白い風 2008/02/07 21:57
読んだのは20年近く前でしたけど、当時物凄く感動しました。
斬新な内容に加えて独特の雰囲気のある作品でした。
今思えば、本格ミステリの始まりだったんですね。

No.106 8点 マニア 2007/12/30 15:37
本格の王道を突き進む名作の看板に偽りなし。

日本ミステリ史に燦然と輝くトリックの出来は説明不要!!
今となっては、この頃の御手洗は若くて勢いがあったなと哀愁も感じる。石岡の見当はずれな行動も笑いを誘う。

序盤は動きが少なくて退屈だが、後半の怒涛の展開のためにNO!断念!

No.105 10点 kkk 2007/11/10 02:38
これぞ推理小説!って感じの作品ですね。ネタバレなしで読めてほんとに幸せです。御手洗にもすっかりはまってしまいました。
トリックが明らかになったときは思わず声が出てしまいました。

No.104 6点 nishi 2007/11/03 18:13
トリック命。
序盤が読み難い。

No.103 6点 いけお 2007/10/10 11:10
すごいトリックだと思うので、なおさら金田一を既読だったのが残念。
御手洗もあんまり好感を持てなかった。

No.102 10点 ぷねうま 2007/09/26 06:53
これぞ本格の中の本格!本格好きを自称していながらこの作品を否定する人はモグリでしょう。しっかりしたお手本のようなトリック、御手洗の不可解な行動とそれが明かされる時のカタルシス。
読み終わったあと窓開けてベランダで「うおおおお!」と叫んだ。意味もなく。

No.101 5点 VOLKS 2007/08/30 20:46
正統派なミステリィ作品という感じがした。
丁寧に読み進めていけば、途中できちんと謎解きが出来、犯人も解る。冒頭部分は非常に読みづらいが、そこさえクリアすればバタバタと登場人物達が殺されていくので、残りは一気に読める。ただ、事件と主人公達の推理の時差があるので、文体作りとしては今ひとつ読みづらさも感じた。


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