皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 異邦の騎士 御手洗潔シリーズ |
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島田荘司 | 出版月: 1988年04月 | 平均: 7.75点 | 書評数: 133件 |
講談社 1988年04月 |
講談社 1990年10月 |
講談社 1991年12月 |
原書房 1997年09月 |
講談社 1998年03月 |
南雲堂 2016年11月 |
No.93 | 8点 | STAR | 2010/01/25 22:58 |
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予備知識がない状態で読んだので、かなりおもしろかったです。
ありえない設定?かもしれないけれど、冒頭部分から引き込まれました。 |
No.92 | 8点 | E-BANKER | 2009/12/05 22:49 |
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150冊目の書評は本作で。
今回、改訂完全版で久々に再読しました。 「あとがき」で島田氏も書いてますが、まさに本作が「大作家・島田荘司」の原点とも言える作品なんでしょう。 改訂版のため、文章的なアラはなくなってますが、その分ちょっと若々しさには欠けるような印象は残りました。 本作は、ピュアな「ラブストーリー」ですね。ミステリー的な技巧云々というのとは全然別物で、恋愛にも人生にも不器用な男の心の動きが哀愁を誘います。 しかし、これは本当にあの石岡君と同一人物なんでしょうか。ラストで御手洗の前で号泣する場面では、こちらの心も震えました。 この後の作品に登場する何とも小市民的な石岡君とはどうしてもイメージが一致しない感じです。 |
No.91 | 8点 | ZAto | 2009/10/18 12:43 |
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ラスト近くに御手洗が主人公に向かって語りかける一言には不覚にも鳥肌を立ててしまった。好きですねぇこれ。 |
No.90 | 4点 | とろろ | 2009/10/16 22:47 |
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お涙頂戴節に笑ってしまった。 |
No.89 | 10点 | りんちゃみ先輩 | 2009/09/23 13:12 |
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傑作!!とっても格好いい御手洗潔を見た。 |
No.88 | 8点 | だい様 | 2009/08/20 09:39 |
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御手洗潔シリーズ第4弾
正統な本格ではないが非常に読まされました。 特に御手洗潔シリーズのファンにはたまらないであろう一作。 |
No.87 | 7点 | okutetsu | 2009/07/01 04:31 |
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ちょっと設定が強引のような…
これができるならなんだってやり放題だろうと思ってしまいます。 でもラストの展開は普通に感動しました。 |
No.86 | 5点 | touko | 2009/06/06 00:22 |
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かなり前に読んだのですが、ミステリーというより青春小説としての印象の方が強いです。
ラストの御手洗がかっこよすぎて、感動するよりはつい笑ってしまいました(^_^;) |
No.85 | 7点 | 測量ボ-イ | 2009/06/05 21:07 |
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島田荘司シリ-ズの語り手石岡和巳と御手洗との出会いを
描いた作品。衝撃のデビュ-作「占星術殺人事件」では2 人は既に名コンビだっただけに、彼らがどうして知り合っ たのかが知れる貴重な作品です。 内容自体は僕にとっては水準以上の力作という評価ですが、 このサイトでは結構評価高いようですね。 |
No.84 | 6点 | 江守森江 | 2009/05/24 20:36 |
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発表当時ガチガチ本格の御手洗物が好きだった。それ故に裏切られた感の方を大きく感じてしまった。 |
No.83 | 9点 | 結奈 | 2009/05/19 15:21 |
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切ない。 |
No.82 | 9点 | E | 2009/04/29 21:47 |
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ある意味御手洗シリーズで異色に感じた作品。
「此処はちょっと強引かな」と思う所はあったけど、面白かったです。 |
No.81 | 7点 | ある | 2009/02/21 15:57 |
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犯人の都合良くことが運び過ぎだとか,そんな手間をかけるくらいならとっとと…。大体,設定からしてありえない。
などと,ツッコミたい気持ちはあるが,それでも読後感は心地よいものでした。 良い小説だと思います。 |
No.80 | 8点 | ミステリー三昧 | 2009/01/12 10:27 |
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<講談社文庫改訂完全版>御手洗潔シリーズ4作目(長編/1988)です。
綿密に計画された完全犯罪でした。自分も犯人の「ペンとイマジネーションが作り出した幻」にまんまと嵌まり込んでしまいました。上手くいきすぎという気はしますけど… 結末は切なく、救いようのないものでしたが読後感は悪くありません。なんか少し恋愛小説風味。「赤い糸」という言葉が出てきてビックリ。 今回は御手洗潔の狂人・変人ぶりがあまり堪能できなかったのが残念でした。ホントは常識のある、まともな人間なのかな。いや彼の発言に惑わされてはいけない。次の作品に期待しよう。 |
No.79 | 7点 | itokin | 2009/01/03 09:32 |
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島田さんのデビュー作ですか、ミステリー作家としての才能がキラキラしてやはりこの人はただ者ではないと感じさせる作品です。最後の、御手洗の登場は喝采だが良子と石岡の終わり方には賛同できない、後味が悪い。 |
No.78 | 7点 | frontsan | 2008/12/12 14:35 |
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何の知識もなく読んだので、ストーリー展開に驚いた。最近、本格推理小説ばかり読んでいたので、久しぶりに違うジャンルの小説を読んだような気分になった。 |
No.77 | 5点 | ルカ | 2008/11/08 01:05 |
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ん~、感動できなかったです。
あと、御手洗シリーズでこれを一作目に読んでしまったことが悔やまれます。 |
No.76 | 5点 | ポセイドン | 2008/10/10 21:46 |
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トリックはまあまあだが、あまり感動しなかった。 |
No.75 | 8点 | こう | 2008/09/15 22:22 |
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他の皆さんと同じですがやはりミステリとしての評価とは別で読み物として感動した覚えがあります。発行順に予備知識なく読めたのがラッキーでした。龍臥亭以降の里美と石岡のストーリーは正直好きにはなれずパロディサイト以降は全く読んでいませんしこの作品の価値を落としていると個人的には思います。ただ斜め屋敷も含めた初期三作はいずれも非常に楽しめました。 |
No.74 | 9点 | ロビン | 2008/08/27 04:24 |
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いやあ、感動!何も前情報がない状態で読んでよかった。
島田さんらしいトリック小説かと思いきや、記憶を失った主人公のサスペンス物語。途中からそう割り切って読んでいたので、御手洗の推理に驚き。やっぱりド本格。 でもこの作品の評価は、やっぱり小説としての部分にあるかと。『長いお別れ』でのマーロウとレノックスを彷彿とさせられた、主人公と御手洗の関係性。もしかして、あの人だったらいいなと読んでいたら、あの人でした。 |