皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ 本格/新本格 ] 暗闇坂の人喰いの木 御手洗潔シリーズ |
|||
---|---|---|---|
島田荘司 | 出版月: 1990年11月 | 平均: 7.20点 | 書評数: 75件 |
講談社 1990年11月 |
講談社 1993年02月 |
講談社 1994年06月 |
講談社 2021年03月 |
南雲堂 2024年06月 |
No.35 | 9点 | Tetchy | 2005/08/04 21:51 |
---|---|---|---|
みなさん触れてませんが、これって題名からして横溝正史へのオマージュ作品ですよね(当たり前すぎてあえて触れなかった!?)? しかしペイン氏の地下室は乱歩のエログロ趣味の系譜だし、島田氏はこれを以って二大巨匠と肩を並べようとしたのかな。 この作品から重厚長大な御手洗シリーズが幕を開けるわけで、自分としては本格ミステリ作家島田荘司の幕開けというよりも物語作家島田荘司の始まりのような印象を持ちました。 |
No.34 | 9点 | KAM | 2005/08/03 02:06 |
---|---|---|---|
初の島田作品。これで私はすっかり、御手洗という探偵に惚れこんでしまった。登場人物のインパクト、事件の奇怪さ、意外な展開…それまで「ミステリといえば宮部」ともぐりっぽいこと思っていたけれど、この作品を読んで、世の中にはこんなに面白いものがあるんだ! とえらく感動した。読むことになったきっかけは、大学の授業の課題を提出しなかったばっかりに受けた、ペナルティだった。この小説に出てくる館の見取り図を描きなさい…と。その課題がすらすらできたのも、話が面白いのと、描写が上手いからこそ、だと思う。 |
No.33 | 6点 | 名無し | 2005/07/20 19:42 |
---|---|---|---|
雰囲気がおどろおどろしく小説としては面白い。 が、トリックが反則。偶然って。。。 推理小説はロジックの展開が面白いのに。 |
No.32 | 9点 | 如月雪也 | 2005/06/05 06:22 |
---|---|---|---|
おどろおどろしい雰囲気が好きです。 ノベルズの口絵の写真怖いけど、なんとなく可愛いと思ってしまった私って? |
No.31 | 5点 | ぴかちゅ〜 | 2005/05/27 23:37 |
---|---|---|---|
おどろおどろしい雰囲気がなんともいいです。 特に木の上の死体とか、想像してしまいぞっとしました。 屋根のトリックは・・まあ、「そんなばかな」っていうのを楽しむのが御手洗シリーズだと思っています。 |
No.30 | 7点 | くりからもんもん | 2005/05/18 13:59 |
---|---|---|---|
占星術のころに比べて、御手洗の性格が変わってませんか?地中の博物館の描写に痺れました。これ以上の恐怖はない。 |
No.29 | 7点 | 僧正 | 2004/09/19 11:52 |
---|---|---|---|
冒頭の戦前の描写が雰囲気出ていて結構。 映画化されるらしいですね、この作品。 御手洗潔を誰が演じるのか…。絶対観に行こうっと! トリックや犯人はわかっているので、演出や小道具など の細かい部分を楽しみたい。 |
No.28 | 8点 | Ryu | 2004/08/19 21:36 |
---|---|---|---|
トリックはどうあれ、話の内容好き。レオナも結構好き。 |
No.27 | 9点 | ざき | 2004/07/09 23:25 |
---|---|---|---|
なんていうか、「トリックが大がかりすぎるカー」という感じがする。後でトリックだけを思い返せばんな無茶苦茶な、と思いたくもなるが、雰囲気のよさ、演出のうまさで納得させてしまう。ストーリー作りがうまいんだと思う。 |
No.26 | 7点 | 夜 | 2004/06/27 20:30 |
---|---|---|---|
最後辺りでええ〜?と思いましたが、途中まではすごく面白く読めたので。 |
No.25 | 9点 | ウエストウッド | 2004/06/20 17:17 |
---|---|---|---|
妖気の漂う面白さ。 |
No.24 | 6点 | 193 | 2004/04/10 11:24 |
---|---|---|---|
いい雰囲気の出せてる作品。 無茶なトリックにも納得できる力量持ってます。 |
No.23 | 8点 | さくら | 2004/03/09 22:44 |
---|---|---|---|
御手洗シリーズに大分馴れた頃読んだので、自分でもアレコレ推理しながら一気に読んだんですが屋根の上の死体だけは「そりゃないよ」でした。だけど血とか歴史の裏側とか私の好きな分野をとことん楽しめる作品なのでグーです |
No.22 | 9点 | losvanvan | 2004/01/22 02:31 |
---|---|---|---|
例によって、「んなアホな〜」と言いたくなるトリック(スコットランド以外)はおいておいて、この作品は、物語として純粋に楽しめた。 島田お得意のペダンチックな死刑史語りや、楠に関するエピソードは、アナクロい感覚と思われるかもしれないが、十分に魅力的と感じる。ただ、そういう趣味の無い方は、マイナス2点くらいが妥当か。 |
No.21 | 9点 | 大和 | 2004/01/19 12:31 |
---|---|---|---|
ミステリ的な部分を抜いても十分勝負できると思いました。700ページちかい量を感じさせず一気に読んでしまいました。おもしろいです。 |
No.20 | 7点 | りえ | 2003/12/04 22:15 |
---|---|---|---|
御手洗シリーズ初めて読んだけど、おもしろかった。ちと強引なトリックだけど、作品全体の雰囲気に魅力があるから、こういうのもアリね、と素直に納得。 |
No.19 | 7点 | myk | 2003/11/28 20:45 |
---|---|---|---|
その通りですね。厚い本も一気に読み上げてしまいました。物語としては確かに面白い。しかし、読者に「参った」と言わしめるトリックは残念ながら。。。 |
No.18 | 5点 | さとりんこ | 2003/09/05 11:55 |
---|---|---|---|
ストーリーはとても楽しかったです☆ でも、トリックが・・・・(汗 |
No.17 | 7点 | 日影門 | 2003/08/27 23:35 |
---|---|---|---|
御手洗潔シリーズ、最後の傑作ではないだろうか? 本作品にこそ、島田荘司のエッセンスが詰まっている。 |
No.16 | 7点 | シロー | 2003/01/21 16:55 |
---|---|---|---|
トリックは偶然に頼っている所があったが、その偶然性が物語をより恐ろしくしていた。 |