皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ パスティッシュ/パロディ/ユーモア ] 名探偵なんか怖くない 名探偵シリーズ |
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西村京太郎 | 出版月: 1977年08月 | 平均: 6.30点 | 書評数: 10件 |
講談社 1977年08月 |
講談社 1977年08月 |
講談社 1987年05月 |
講談社 2006年07月 |
No.10 | 6点 | 蟷螂の斧 | 2024/05/08 17:22 |
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読み落としかなあ?。理解不足?。残金2億5千万円はどこにあるのだろうか?。最初から○○であったらマンションは買えないし、犯人は盗む気も起こらないはず。この点、矛盾しているような気がするのですが・・・。トリックと真相は面白いので、この評価ですが、どうも腑に落ちない(苦笑)。 |
No.9 | 7点 | 虫暮部 | 2021/07/06 11:43 |
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“探偵好みの犯人は文学的人間”とか“読者への挑戦”の内容とか、ユーモアを含みつつ見事な批評性。結末でいきなり出て来る手掛かりも、フェアプレイの定義を問うているのである。しかし有名作とはいえ元ネタ作品の犯人名を明かすのは許しがたい。 |
No.8 | 6点 | まさむね | 2020/10/25 18:28 |
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国内外の名探偵4人が登場。それはそれとして、「3億円事件の類似事件を起こさせる」という出発点は、なかなか面白かったですね。スイスイと読まされました。西村御大の初期作品群は、バラエティに富んでいるし結構好きなんです。
ちなみに、講談社文庫の新版で読んだのですが、収録されていた綾辻行人との特別対談も興味深かったですね。 |
No.7 | 6点 | kanamori | 2011/10/23 18:01 |
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懐かしの「名探偵パロディ」シリーズ、4部作の1作目。30年以上前の作品なのに意外と書評がついていると思っていたら数年前に復刊されていたんですね。
今読むとパロディとしてはチープ感がちょっと痛いものの、意外な展開をみせるプロットは面白かった。 代表作のネタバレをしているのは気になりませんが、英仏米日を代表する4人の”実在する架空の名探偵”を無断借用して登場させているのには、素人なりに法的な問題がないのか当時から不思議でしたが・・・・西村氏にとっては「著作権なんか怖くない」ということでしょうか。 |
No.6 | 5点 | nukkam | 2010/10/18 20:04 |
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(ネタバレなしです) 1971年に発表された名探偵4部作の第1作となる本格派推理小説です。他作家の探偵(エラリー・クイーン、メグレ、エルキュール・ポアロ、明智小五郎)を借用して登場させるパロディー作品で、同じ本格派作品でも「殺しの双曲線」(1971年)とはまるで雰囲気の違う軽妙な作品です。名探偵を4人も登場させたので探偵対決ものかと思ったら案外そういう作品でなかったのが意外でした(といってもチームプレーでもありませんが)。探偵は借り物でもプロットは独自の創作で(もっとも実際に起こった3億円盗難事件を引用してはいますが)、「ある人物を犯罪に走らせる」という異色の展開がユニークです。他作家の探偵を拝借するのも個人的にはあまり感心しないのですが、ましてや古今の名作のネタバレを作中でするのはやり過ぎではと思います。江戸川乱歩の「化人幻戯」(1955年)、クリスティーの「アクロイド殺害事件」(1926年)や「オリエント急行の殺人」(1934年)、クイーンの「日本庭園の秘密」(1937年)、シムノンの「男の首」(1930年)などは本書より前に読んでおくことを勧めます。 |
No.5 | 6点 | E-BANKER | 2010/06/01 22:41 |
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クイーン、ポワロ、メグレ、明智・・・古今東西4人の名探偵が登場する「名探偵シリーズ」4部作の第1作目。
新装版で再読。 70年代前半に書かれた作品らしく、架空の「3億円事件」を4人の名探偵が推理していくという趣向。 ただし、そこはまだ切れ味鋭い頃の作品ですから、ラストでは2度のヒネリが見事に決まっています。 「読者への挑戦」はちょっとサービスしすぎかなぁという気もしますが、トラベルミステリーでは見られない「洒落っ気」を存分に感じることが出来ますね。 今回、新装版には綾辻行人氏との対談も掲載されていて、そちらも面白く読ませていただきました。 ただし、作中でネタバレしている作品が複数あるので(「アクロイド殺し」や「化人幻戯」など)、未読の方はご注意ください。 |
No.4 | 7点 | 江守森江 | 2009/11/05 09:05 |
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25年前の初読時は読んだという記憶しか残らなかった。
「本格ミステリ・フラッシュバック」で読者挑戦物だと確認して再読してみた。 老境にさしかかった名探偵達(クイーン・メグレ・ポアロ・明智)が集められ、パロディに見せかける展開だが、実は周到な本格ミステリだった。 タップリとページを割いた「読者への挑戦」、各名探偵の推理手法を活用した解決編、代表的作品のネタバレを捨て駒にした最終章の捻りと楽しさ山盛りだった。 新版で再読したので西村と綾辻の対談までオマケに付されより楽しい。 ※書かれた時代のミステリ界がネタバレに寛容だったにしても少しヤリスギな面を考慮してー1点した。 |
No.3 | 7点 | 白い風 | 2009/04/22 18:50 |
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メグレ、ポワロ、クイーン、明智の豪華メンバーが出てくるのは単純に楽しめますね。
それに彼らが解いた過去の作品の話題が出てくるのもそれらを読んだファンには嬉しいかも。 でも、その作品のトリックや犯人の名前までを語るのはNGですね。 有名な作品とは言え、全ての作品を読んでる人ばかりじゃないですからね。 |
No.2 | 6点 | あい | 2008/10/10 21:02 |
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面白くないことはないが、小粒な感じ |
No.1 | 7点 | シュウ | 2008/10/10 19:10 |
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年老いたポアロ、クイーン、メグレ、明智小五郎が事件を解決するトラベルミステリを量産する現在の西村京太郎からはあまり想像つかない
シリーズの1作目です。初期の作品は面白い本格も多いので集めたいのですが古本屋でも中々見つからないなあ。 今回再読してみてやはり面白かったですが、化人幻戯やオリエント急行の殺人、アクロイド殺しなどの犯人を 思いっきりネタバレしてて閉口しました。各探偵の代表作を読んでから読んだ方がいいです。 それにしても20年ぶりくらいで西村作品読んだんだけど句読点の多さに笑ってしまいました。 |