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[ 本格/新本格 ] イヴが死んだ夜 十津川警部シリーズ |
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西村京太郎 | 出版月: 1978年11月 | 平均: 7.00点 | 書評数: 1件 |
集英社 1978年11月 |
集英社 1982年06月 |
嶋中書店 2005年06月 |
角川グループパブリッシング 2008年05月 |
No.1 | 7点 | 斎藤警部 | 2015/10/23 01:56 |
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ふとももにバラの刺青が印象的な若い女性が殺された。続いて同様の刺青を持つ女性が自殺。渦中に十津川警部の婚約者が巻き込まれるが、彼女と亡くなった二人を結ぶのは或る一人の男。。。悩める十津川警部はなんとインターポール(國際警察)への派遣が終わったパリ帰り(!)。いつにも増して、表情は苦い。警視庁と岐阜県警の合同捜査は躍動的。十津川警部の私生活を侵す影に悶々としつつ、スピーディーな展開の果てに見出した結論は如何。
暗く重い読後感をもたらす、サスペンスフルなハード本格長篇。 初期京太郎が好きなら、行け。 |