皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ サスペンス ] 湘南アイデンティティ 十津川警部シリーズ |
|||
---|---|---|---|
西村京太郎 | 出版月: 2007年02月 | 平均: 3.00点 | 書評数: 1件 |
小学館 2007年02月 |
双葉社 2018年01月 |
No.1 | 3点 | 蟷螂の斧 | 2020/06/26 20:30 |
---|---|---|---|
裏表紙より~『小田原に住み、湘南ライナーで新橋の経済研究所に通勤する武藤の前に現れた美女・小早川恵。彼女は武藤に、週に一度、平塚にある自分のマンションで一夜をともにしてほしい、ただしセックスは抜きで、と持ちかける。恵はこうして、川上、大杉、岸川、仲という湘南に住む五人の三十代エリートに声をかけ、それぞれ月曜日から金曜日まで「一夜同棲契約」を結ぶ。岸川の美人秘書が殺され、捜査に乗り出した十津川警部の元に、恵と男たちの奇妙な関係を記した報告書が届く。一方、恵の魅力に翻弄された岸川は、他の男たちに恵をレイプしようと持ちかける。 』~
折原一氏の小説(天井裏の散歩者、奇術者あたり)を読んでいるような気になりました。彼女の争奪戦です。もちろん叙述ものではありません。ところが十津川警部登場にもかかわらず、肝心の推理も捜査も何にもないのです(苦笑)。謎といえば誰が興信所へ調査を依頼したか程度。これも見え見えで・・・。残念至極。 |