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7人の名探偵
新本格30周年記念アンソロジー
アンソロジー(出版社編) 出版月: 2017年09月 平均: 5.44点 書評数: 9件

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講談社
2017年09月

No.9 7点 バード 2022/01/20 20:25
帯の煽りに「7人のレジェンド作家の競演」とあるように、新本格ファン大興奮のメンバー勢揃い。豪華なお祭り感に非常にワクワクし手に取った。しかし意外と手堅い話ばかりという印象で、正直、読む前のワクワク感 > 実際の面白さだった。もっと遊んでくれても良かったのに。
平均点は6.14。大好きな作家達のお祝い本なんで全体ではおまけで7点です。

<以下個別の書評>

麻耶雄嵩 「水曜日と金曜日が嫌い-大鏡家殺人事件-」 6点
麻耶さんのセンスはこのメンバーの中でも特に尖ってると思うが、本作は案外読みやすかった。小部屋の被害者が○○という真相を難なく受け入れられたのは、それだけロジックが良かった証と思う。オチは酷い(笑)。

山口雅也 「毒饅頭怖い 推理の一問題」 8点
本短編集で個人的なNo.1。下手人と嘘つきを切り分けており、拗らせたミステリ好きらしさ全開のめんどくささが面白かった。(めんどくさいは誉め言葉です。)
あとオチがくだらなすぎて好きなので+1点してます(笑)。

我孫子武丸 「プロジェクト:シャーロック」 5点
正直微妙だった。我孫子さんは当たり外れが大きいイメージだが、今回は外れ側かな。

有栖川有栖 「船長が死んだ夜」 6点
手堅い印象の火村シリーズとしても地味な作品。量産型火村短編の一つで特筆点無し。

法月綸太郎 「あべこべの遺書」 6点
謎の提起段階では短編集の中で一番凝ってて面白い。ただ短編なのでしょうがないのかもしれないが、綸太郎の発想力がすご過ぎる気がする。探偵の推理が飛躍気味というのは、本作に限らず短編ミステリが抱える普遍的な課題だがね。

歌野晶午 「天才少年の見た夢は」 7点
人間は合理性の無い行動をとり得るという主張が見所だと感じた。経験を積んだミステリ作家が言うと結構重い主張よね。
叙述トリックに関しては、本作家達の過去作を読んできた多くの読者にとっては物足りないだろう。

綾辻行人 「仮題・ぬえの密室」 5点
読み物としては面白かったが、名探偵というテーマに沿っていないような。他作家が一応名探偵を出している中で一人逃げを感じた。ちと残念。
内容に関しては登場人物達(我孫子、法月、綾辻、小野)の著書を読んだ状態の方が小ネタを拾えて面白さアップかも。

No.8 6点 好兵衛 2018/04/24 18:02
短編作品って、とても点数をつけるのが難しく感じるのですが。
今回は、さらに、それに加えてアンソロジー。

大体、中古古本で推理小説買う貧乏な私が。
豪華な、推理作家メンツに、
本屋で衝動的に新品で買ってしまいました。

個人的に、面白かったのは。
麻耶先生と、有栖川先生。

さまざまな形の短編があるので。
どれか、自分の好きな形が、一つは見つかるのでは?

表紙もかっこよくて、皆何かしら持ってたりしている。
麻耶氏は、ヘビを飼っている?それとも作品なのか?


__________

以降ネタバレ
__________




*「水曜日と金曜日が嫌い」麻耶雄崇
 麻耶氏が一番バッターで、大丈夫か。
 最初から、キレたとんでもない短編…なのかと思いきや。
 結構コテコテで、本格で、館物で…私の好みでした。
 犯人当てとしたら、とても難しいと思うのですが。
 短編なのに、とても色々詰め込んであり楽しめました。流石。

*「毒饅頭怖い」山口雅也
 山口作品を読んだことがなく、今回の短編で初めまして。
 とても文章が読みやすく、すんなりと読めました。
 落語調?というのが、初めてで語り口が面白く斬新。
 肝心のトリックは、弱く。不思議な話といった感じ。
 ですが、文章が面白く読みやすかったので
 長編もチャレンジしてみたいです。

*「プロジェクト:シャーロック」我孫子武丸
 読みやすい我孫子氏、今回もとても読みやすくすんなり読めました。
 世にも奇妙な物語とかで、ありそうな、不思議系のお話。
 と言った感じ。本格好みな自分には、ハマりませんでした。
 前に、アンソロジーで読んだ時に、
 我孫子氏の作品が、とっても面白かったので。
 そっち系の短編を期待してしまったのかもしれません。

*「船長が死んだ夜」有栖川有栖
 短編といえど、しっかり論理的に解決できる作品になっている。
 有栖川先生はブレない感じがいいですね。渋い。
 ロジック小説が好きな、私は、楽しめました。
 解決前に、色々時間をかけて考えたりして。ページ数も丁度よかった

*「あべこべの遺書」法月倫太郎
 謎を提起して、解決編がある。と言う形ではなくて。
 登場人物たちが、対話しながら、ヒントを提供していく。
 といった、会話しながら物語が進んでいく。という、形。
 水平推理?って言うのでしょうか。が、あまり好みではなく。
 ヒントが、全部提供されたと思ったら。物語が解決していて。
 法月親子がしている謎解きを、自分が客観的に見てる形でした。
 自分も、一緒に、謎解きをしたかった。 

*「天才少年の見た夢は」歌野昌午
 サスペンスドラマっぽい。SF。
 状況設定は、面白く。途中まで、真剣に謎解きしてしまった。
 大きなしかけは、別にあって。少し被ってしまっている?
 これに、少々のロジックとかをいれて、長編を書いたら
 面白い小説になりそうだなぁ・・・と思った。ドラマ的で。
 皆死んじゃったけど。

*「仮題・ぬえの密室」綾辻行人
 古きよきを懐かしむ。綾辻氏のノスタルジィ短編。
 推理?小説???
 個人的には、ホラー入っててもいいから、フリークスみたいな
 なにかしらの、推理短編が読みたかった。
 綾辻氏の久しぶりの短編、読みたかった。
 ぬえの密室・・・あったとしたら、どっちでもいいから、
 作品にして欲しい。短編読みたかった!
 一番の驚き要素は、綾辻氏の奥さんだった。
 そして、有栖川氏への愛が凄い。ほっこりとした、内容。

No.7 6点 まさむね 2017/12/29 11:01
 「新本格30周年記念アンソロジー」と銘打たれた作品集。タイトルどおり「名探偵」がテーマなのでしょうが、このテーマに対する作家の個性が表れている点は興味深かったかな。一方で、作者の顔ぶれから、ちょっと期待しすぎて読んでしまったかなぁ…という率直な印象もあります。勿論、水準以上の作品が揃っているのですが。
1.水曜日と金曜日が嫌い(麻耶雄嵩)
 メルカトル鮎が登場。もっと攻めてくるのかと思いきや、意外にも(?)比較的堅実な短編といった印象。
2.毒饅頭怖い(山口雅也)
 この作者さんは初読。とても読みやすかったけれども、正直、印象にはあまり残らなかったりして。
3.プロジェクト:シャーロック(我孫子武丸)
 分類するとすればSFか。ある意味で、このアンソロジーのテーマに最も忠実な作品と言えるのかも。
4.船長が死んだ夜(有栖川有栖)
 火村英夫が登場。内容もド直球で、いかにも有栖川有栖先生らしい。ちなみに、私には珍しく犯人と理由が途中で特定できました。(単に同じような「使途」を試みた経験があったからなのでしょうが。)いつもの作者アリスシリーズ同様、読み心地は抜群でしたが、シリーズ全体を見渡せば平板な印象も。
5.あべこべの遺書(法月綸太郎)
 探偵・法月綸太郎が登場。やっぱり短編は巧い。序盤からスッと引き込まれる展開で、確かに偶然性が過ぎる面は否めないけれども、不可解な謎が生じた経過は面白かった。
6.天才少年の見た夢は(歌野晶午)
 おっと、かぶっている。このテーマで単発短編を書こうとすれば、確かにこういったネタで重複する可能性は高いような気もする。
7.仮題・ぬえの密室(綾辻行人)
 トリはやっぱりこの方。まぁ、確かにこの方あっての30周年だし、どこまでが本当なのかは別として興味深くはあったけれども、テーマとは関係なくないか?そしてミステリでもないのではないか?
 とは言え、このアンソロジー中で最も印象に残りそうではある。

No.6 6点 名探偵ジャパン 2017/11/06 11:44
新本格生誕30周年を記念して刊行されたアンソロジーです。
タイトルからして、各作家の「持ち名探偵」が豪華な競演をするのかな。と期待したのですが、登場するシリーズ探偵は、「メルカトル鮎」(麻耶雄嵩)「火村英生」(有栖川有栖)「法月綸太郎」(法月綸太郎)の三名のみ。半分を切っています。一応、「名探偵」をテーマとするなら、我孫子と歌野もギリ、テーマ範疇に入れてよいかと思いますが、山口と綾辻は完全に「テーマ逸脱」でレッドカードでしょう。こういった作品が集まった時点で、メインタイトルを変更すべきでしたね。真面目に「持ち名探偵」で書いてきた三人が不憫です。

「水曜日と金曜日が嫌い――大鏡家殺人事件」麻耶雄嵩
麻耶(メルカトル鮎)らしい、ひねくれた本格。美袋くんがまた酷い目に遭ってしまいます(事件が解決したあとも)。かわいそうですが笑えます(ひどい)。
なにげに冒頭で、彼が訪れた寺の手水舎にあった鋳物が、妖怪「手長足長」だった。という伏線(?)が仕込んであります(手長足長、をご存じないかたは、姿を検索してみて下さい)。こういう遊びは、私が気付いていないだけで、作中まだ他にもあるのかもしれません。

「毒饅頭怖い 推理の一問題」山口雅也
短編なのに、冒頭で八ページも古典落語「饅頭怖い」の説明に費やしています。とはいっても当然丸写しではなく、山口流に改作されており、軽快な読み口はさすがです。それに続く本題も、名調子に引かれて楽しく読めました。

「プロジェクト:シャーロック」我孫子武丸
一応「名探偵」をテーマにした作品ですが、ミステリではなくSFです。SFサスペンスとでも言いましょうか。ミステリではありませんが、興味深く読めました。

「船長が死んだ夜」有栖川有栖
正統派の本格、であるがゆえ、本アンソロジーの中では逆に異彩を放ってしまったというのが皮肉です(これは続く法月にも言えますが)。こういった、ある種作家にとっては「お遊び」が許される記念企画なのに、真面目に本格を、しかも、きちんとテーマに沿ってシリーズ探偵の火村を出して書いてくるとは、実に有栖川らしいです。
「犯人はボックスに入っていたブルーシートを取り出す必要があった」「だからポスターを燃やすしかなかった」一見支離滅裂な、この原因と結果を繋ぐアクロバットこそが本格ミステリの醍醐味だなあ。と改めて感じ入りました。

「あべこべの遺書」法月綸太郎
有栖川と同じく、逆に浮いてしまった正統派ミステリ。紙幅の都合もあるのでしょうが、法月警視の話からだけで真相を看破する綸太郎の、安楽椅子探偵ぶりがかっこいいです。事件の様相が結構入り組んでいるため、流し読み厳禁ですが、この緊張感もじつにミステリらしく、法月らしくて好きです。

「天才少年の見た夢は」歌野晶午
収録された某作品と、まさかのネタかぶり。そういった事情もあり、本作は大トリ綾辻のひとつ前という位置に配されたのでしょう。本作については、あまり語らないほうがよいと思います。

「仮題・ぬえの密室」綾辻行人
「名探偵」がテーマで綾辻。とくれば、島田潔が活躍する「館シリーズ番外編」か? それとも「殺人方程式」の明日香井が沈黙を破り、まさかの復活? と想像を逞しくしてしまいましたが、蓋を開けてみれば、どこまでが本当か分からない、メタフィクションものでした。綾辻だからこそ許される作品でしょう。

総評として、どれも確かに面白かったのですが、せっかくの「新本格30周年」という二度とない記念企画。一本背骨の通った、ぶれのないテーマで読みたかったな。というのが正直なところです。

新本格は30周年ですが、個人的なことでは、これが私の200番目の書評となりました。

No.5 4点 ねここねこ男爵 2017/11/01 14:33
正直言って期待はずれ。
自分の短編集には載せられない捨てネタを再利用してみた感。正統派なのは有栖川有栖氏と法月綸太郎氏のものくらいか。まぁせっかくのお祭り短編集にまともなものを書いてもしょうがないって事かもしれませんが。
自分の感受性の低さ故でしょうが、我孫子武丸氏の作品はスベってるような気がしました…

No.4 5点 HORNET 2017/10/01 19:17
 作者陣を見ると垂涎の豪華な顔ぶれ。だが、出版社の意気込みに比して作者陣は「お遊び」であったり、「いつかやってみたかったネタの試し」であったりしたのかな。要は、新本格の記念企画なんだから、王道の直球フーダニットを楽しみにページを繰ったのだが…ほとんどが変化球だった。
 1作目「水曜日と金曜日が嫌い」(麻耶雄嵩)。らしいといえばらしいのだが、最後にあんなひっくり返し方…わかるかい、そんなん、って感じ。
 2作目「毒饅頭怖い」(山口雅也)3作目「プロジェクト:シャーロック」(我孫子武丸)6作目「天才少年の見た夢は」(歌野晶午)変化球というか色モノという印象で…3と6ってちょっとかぶってない??
 4作目「船長が死んだ夜」(有栖川有栖)5作目「あべこべの遺書」(法月綸太郎)やっと素直な(?)本格フーダニットという印象があったので、好感がもてた。それまで変化球続きというストレスの上で読んだので、実際は標準レベルかも。
 ラスト「仮題・ぬえの密室」(綾辻行人)これはエッセイ(?)のようなものだった。実話?。ただ新本格ファンには読んでうれしい内容ではあった。

No.3 5点 ミステリ初心者 2017/09/21 17:12
ネタバレをしています。


1.水曜日と金曜日が嫌い 麻耶雄嵩
 意外とまとも(?)
ぜんぜんわかりませんでした。トランクスとゴテンが闘技場出たような感じですよね? その状態でよく殺ろうと思ったなぁ…(殺るときは合体を解くのかw)

 今読み返すと結構ヒントがあっていいですね。
双子の子供が~とはわかりませんでした。小窓らへんの表現があいまい…?

2.毒饅頭怖い 山口雅也
 めちゃくちゃ読みやすいので一瞬で読み終わりました。
嘘をついている2人はすぐわかり、嘘=犯人ではないところまで予想しました。でも後は予想できませんでした。

3.プロジェクト:シャーロック 我孫子武丸
 頭パープリンの私には理解できませんでした。

4.船長が死んだ夜 有栖川有栖
 安心と信頼のクオリティ。個人的には火村のキャラが嫌いですが。
私は、作中の、食器棚の上のブルーシートの位置が高い記述を見落とすという致命的ミスを犯し、犯人を当てられませんでした。ただどのみち、ポスターを丸めて棒にする発想は出なかったと思います。

5.あべこべの遺書 法月綸太郎
 読んですぐに惹きこまれる設定。ただそういう変わった設定は、結構無理をしないと成り立たないことが多いという、私の勝手な印象があります。
犯人が複数?いて、犯人に不利な偶然が起こります。短編なのでそんなに重要ではないと思いますが。
 親父、もったいぶらずに、はようしゃべれや的な情報たくさんありましたね。

6.天才少年の見た夢は 歌野晶午
 始まりから叙述トリックのにおいがぷんぷんする設定。
遠山君の、昏睡状態(?)になった藍に対するリアクションと呼び捨てから、藍をロボットか何かかと予想しましたが予想の上を行きました。盲目のことりちゃんの使い方がうまかったですが、有名作品に
似たような使い方がありましたね。
 藍が目を閉じていたという表現はどうなんでしょうか?? 通信が途絶えると、寝たようになるイラストにさし変わるんでしょうか?
 クローズドサークルでの連続殺人は、"生存者は発見されなかった。"が書きたかっただけだと思う…

7.仮題・ぬえの密室 綾辻行人
 この人は、有栖川有栖のことが好きすぎて引く。(?)

No.2 4点 はっすー 2017/09/20 00:02
新本格30周年のアンソロジーとしては物足りない気がしました
大御所ばかりのせいかやりたいことをやった作品が多くて各々の作品はさほど完成度は高くありません
個人的ベストは持ち味を活かしつつしっかりと新本格ミステリをやりきった麻耶氏の作品ですかね

No.1 6点 メルカトル 2017/09/19 22:17
新本格ミステリ誕生30年を記念して編まれたアンソロジー競作。
顔ぶれは新本格第一世代の綾辻、法月、我孫子、歌野の講談社ノベルズ出身作家と第三世代の麻耶に創元社から有栖川、最後は山口雅也となっています。ですが、有栖川と山口は果たして新本格のカテゴリーに入るべきなのかどうか。まあそれだけ生き残りが少ないということでしょうか。なんだかなあ。
それぞれ個性を出していますが、やはり一番面白かったのは本格でもミステリでもないけれど、綾辻でした。ネタバレになりそうなので内容については触れませんが、ほのぼのした感じと不安感を煽るような書きっぷりはさすがだなと思います。群を抜いているとは言いませんが、格の違いを見せつけた感じですかね。
他では個人的に歌野が気に入っています。将来的な名探偵像というんでしょうか、SF仕立てでありながら本格ミステリの精神を忘れていない辺りはらしいなと思います。あとは意外に山口雅也も良かったです。落語のネタを発展させたアイディアはちょっとこれまでになかったものじゃないでしょうか。最も異色な作品です。有栖川は己のスタンスを貫いた、なかなかの逸品ですね。その他はまあそれなりといった感じですか。まあしかし、全体的にそこそこのレベルだとは思いました。下手に肩に力が入らない感じはみなさんもうベテランゆえでしょうかね。


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