皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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密室 姉小路祐・有栖川有栖・岩崎正吾ほか |
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アンソロジー(出版社編) | 出版月: 1994年05月 | 平均: 5.50点 | 書評数: 2件 |
KADOKAWA 1994年05月 |
角川書店 1997年09月 |
No.2 | 5点 | kanamori | 2010/05/20 18:34 |
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密室ミステリ・アンソロジー。
有栖川有栖の学生アリスもの「開かずの間の怪」が著者の短編集で出ていないという意味で目玉でしょうか。ゲームならではのトリックで江神部長の推理もさすがと思わせます。 若竹七海「声たち」もこのアンソロジーでのみ読める。編中の私的ベスト。 法月綸太郎「ロス・マクドナルドは黄色い部屋の夢を見るか?」は、タイトルはフィリップ・K・ディックから、内容はロス・マクのパロデイ。アーチャーはそんなに薄っぺらな探偵じゃないぞ(笑)。 |
No.1 | 6点 | vivi | 2009/01/28 01:46 |
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枚数的には短い作品が多いですが、
凝ったトリックを使っている作品が多く、 密室好きにはたまらないアンソロジーではないでしょうか。 有栖川氏の「開かずの間の怪」は、学生シリーズの短編で、 EMCのメンバーの活躍が楽しいです。 若竹氏の「声たち」は、会話の声からの推理ということで、 趣向としても解決としても、なかなか面白かったです。 やられた~!!と思ったのは、 法月氏の「ロス・マクドナルドは黄色い部屋の夢を見るか?」。 これは、掟破りの禁じ手でしょう(^^; 多分、ものすごく楽しんで書いたんだと思いますけど。 |