皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ] 暗黒星 明智小五郎シリーズ |
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江戸川乱歩 | 出版月: 1970年01月 | 平均: 5.20点 | 書評数: 10件 |
![]() 講談社 1970年01月 |
![]() 講談社 1979年08月 |
![]() 春陽堂書店 1988年02月 |
![]() 講談社 1988年09月 |
![]() 沖積舎 2007年11月 |
![]() 集英社 2017年03月 |
No.10 | 6点 | みりん | 2024/09/10 01:57 |
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このレベルのミスリードにすっかり騙されてしまうのは私くらいなものか…(苦笑)
手垢のついたプロットかもしれないが、少年の気持ちになって雰囲気を存分に楽しんだ。「暗黒星」とは明智小五郎にとってだけではなかった。伊志田一家にとっても、十年以上目に見えぬ脅威として鳴りを潜めていた。まさに隕石級の底知れぬ執念がそこにはあったということか。 |
No.9 | 5点 | 虫暮部 | 2023/08/03 13:00 |
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明智小五郎と犯人との関係性がロマンスみたいじゃない?
犯人が美しいから人殺しが出来るなどとは夢にも考えなかった、なんて言ってる。明智、目が曇り過ぎである。 犯人としても、あれこれ劇場的な(大して意味の無い)演出を施したのは、明智先生と同じ土俵に上りたかったんです、ってところじゃないのか。 |
No.8 | 3点 | レッドキング | 2020/03/15 17:55 |
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思い出した。少年時代、ちょうど「グリーン家」と同じ頃にこれも読んでて、真犯人はこうでないとな、という刷り込みを受けたんだった。 |
No.7 | 5点 | 初老人 | 2014/04/18 16:33 |
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(ネタバレするかもしれません) この小説に出てくる犯人は、ありとあらゆる手を使って読者と探偵を煙に巻こうとするが、自身の行動の一つ一つがヒントとなり、最終的には探偵に敗れてしまう。探偵が駄目押しの一手として用意していた犯人の出自には惹き付けられるものがあった。 |
No.6 | 4点 | ボナンザ | 2014/04/07 22:30 |
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うーむ。これも過去作の使い回しが多く、どうしても既視感がぬぐえない。 |
No.5 | 6点 | バード | 2014/02/24 22:51 |
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面白かった、暗い雰囲気がひしひしと伝わってきてはらはらした。ただ全体的に突っ込みどころは少ないけど現代ミステリがあふれてる現代の人の目線からすると少しストレートすぎるかな、ということで点数は伸び悩んだ。
でもこれがでた当時だったら全体的にハイレベルな水準の作品だと思う。 |
No.4 | 5点 | haruka | 2013/11/17 17:22 |
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比較的本格色の強い作品でしょうか。可もなく不可もなくという感じです。 |
No.3 | 6点 | 大泉耕作 | 2012/04/05 12:03 |
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昭和当時の猟奇スリラー映画の雰囲気を漂わす舞台や設定が、いかにも乱歩調。ただ、単調なのが目についてしまいました。
当時のミステリを読めただけでも満足です。 |
No.2 | 6点 | ミステリー三昧 | 2009/08/31 01:44 |
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(多少ネタばれ)
<江戸川乱歩全集13>明智小五郎シリーズ(中篇/1939)です。 「館の惨劇」系本格ミステリ。やはり犯人が分かりやすいです。終始疑惑の対象となる綾子の不審な行動はそれなりの真相を持っていますが、犯人でないことは誰が読んでも予測できるのでミスリードされることはないでしょう。確かに犯人は頭が良かったです。それ故に余裕があり、サービス精神も旺盛です。ただ、神出鬼没な過剰演出または徹底すぎる配慮が仇となり、逆に自ら犯人であることを強調してしまっている点で、犯人当ての本格推理物には成りえず「悲喜劇」レベルに留まっています。江戸川乱歩の犯人役は目立ちたがりの過剰演出家なので絶対『暗黒星』に成りきれないでしょう。だから本格推理物にするのでなく『心理試験』のように倒叙ミステリーの形で犯人の心理を前面に押し出して、より才気溢れる構成にした方が味が出る気がします。 |
No.1 | 6点 | シュウ | 2008/11/04 00:41 |
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どこかで見たような展開ばっかりで犯人もかなり分かりやすい作品ですが、明智の妙なテンションのせいか結構面白く読めました。
そういや乱歩作品の中では珍しくちょっとハードボイルド要素入ってるかも。 これが戦前最後の頃の探偵小説で戦後は大人物をあまり書いてくれなかったことを思うと、あの戦争さえなければと思わずにはいられません。 |