皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ サスペンス ] 倒錯の死角−201号室の女− 倒錯シリーズ |
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折原一 | 出版月: 1988年10月 | 平均: 6.24点 | 書評数: 25件 |
東京創元社 1988年10月 |
東京創元社 1994年10月 |
講談社 1999年10月 |
No.5 | 7点 | ざき | 2004/10/30 10:49 |
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シンプルでうまくまとまっていて、折原氏の初期の代表作といったらこれでしょう。ただ最後の袋とじはいらなかったかも。これがなければ(というか最後のエピローグさえなければ)8点つけたろうになあ。 |
No.4 | 6点 | 留吉 | 2004/10/19 11:50 |
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『本編』だけでまとめておけば、なかなかの叙述ミステリーになったのだが、当然それでは収まらず、最後に捏ねくり回してくるので、その結果ー以後の作品群の先駆けになるが如くーすっきりしない終わり方になっている。『本編』が読ませてくれるだけに「袋とじ」にはかなり期待させられたものだが・・・ |
No.3 | 7点 | ゆみぞう | 2003/07/27 11:09 |
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今はまっている折原作品の中で、一押し。登場人物の狂人ぶりに、終盤まで一気に引き込まれます。実は折原作品の叙述トリックは、よくわからない(納得できない・驚きがない)ので、中盤までのすごいドキドキわくわくが、「一体何だったんだろう?」で終わってしまう事が多いのですが、それが比較的気にならなかった作品です。 |
No.2 | 7点 | ギザじゅう | 2002/12/20 23:49 |
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素直に騙されました。 しかし、なぜか物足りなさも感じたような。僕自身叙述物はむいてないのかな? 読んでて『屋根裏の散歩者』と『伯母殺人事件』を思いだした。 |
No.1 | 7点 | アデランコ | 2002/04/01 14:55 |
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この人の作品は、だいたいトリックの予想がつくので、騙される所でした。 ただ、この怪しい人々の設定は大好きです。 |