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[ 日常の謎 ]
麦酒の家の冒険
匠千暁シリーズ
西澤保彦 出版月: 1996年11月 平均: 5.75点 書評数: 32件

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講談社
1996年11月

講談社
2000年06月

No.12 5点 Ryu 2004/08/19 22:22
ビール好きだけど、よく一晩でそんなに飲めるなと思った。話の内容は軽め。あまり受けつけなかった。

No.11 6点 バファックス 2004/07/03 02:35
本当に麦酒を飲みながら読んだら、酩酊して気持ちよかった。うだうだと推理を繰り返すのを読んでいるうちに、どんどんはまっていった。

No.10 6点 モトキング 2003/12/09 13:45
この試みは好きだ。評価出来る。
ただ元となる真相が、あまりに日常的で、有り触れすぎているため、真相でのサプライズが薄めになっている。また、それらに引きずられるように、サスペンス感やエキサイト感が薄れ、ストーリー自体のドラマ性が少ないように思う。
もう一度、違う題材で、同様の試みの作品をお願いしたい。
そう、惜しむべきは、手掛かりから真相へと転がっていく論理や発想の流れはとても面白く仕上がっているのだから。
あと、真相に到達すべき唯一の論理に関しては、まず想像で補う仮説を立てるのは良いとしても、それが真相であると結論づけるならば、何らかの方法で、当初、想像と銘打っていたパーツを事実として裏付ける何某かが欲しかったような気がする。

No.9 6点 keisuke 2003/02/05 09:56
確かにビール飲みたくなりますね。読み終えたあと、深夜2時、ビールでなく発泡酒買いにコンビニへ走りましたw。タックシリーズのなかではかなり内容が明るいですね。

No.8 7点 由良小三郎 2002/09/03 19:50
安楽椅子探偵物としての試みらしいですが、謎の解明のつじつまあったのか、今一つ納得できませんでした。謎としては、情景的に魅力的だとは思いました。

No.7 9点 テツロー 2002/06/29 00:13
 ビールが好みじゃない僕は、2割ほど損をしているかもしれない。

 事件が連続して起こったりはせず、与えられた決して動かしようの無い結果だけから、推論に継ぐ推論を重ね続けて、最後には「一体何が起こったのか?」にたどり着く。これ、いいですねえ。何より、展開される論理が全て、説得力に富む内容なのが、すごいと思う。それは、一つの立てられた仮説もそうだし、その仮説を論破する説もそう。よくこれだけ、積み重ねられたものだと、この作品を読み終えたとき、しばし感動にひたったものです。

 キャラクターの想いの描写、タカチの想いが、ひねくれてて、まどろっこしくて、微笑ましい。そう思った。

No.6 8点 KANNO 2002/04/14 22:39
四人しかいないのに、面白い。直接殺人をしたりはしないのに、面白い。人が死なない推理小説なんて、これが初めてだった。

No.5 6点 jyungin 2001/10/19 22:28
推理の会話だけで読ませる・・限定した設定の軽いミステリ。良く出来ていると思う。まあ、ビール、それもエビス好きだし。

No.4 7点 RYO 2001/08/29 15:05
あれやこれやと推論をこねくり回す様が面白い。
でも最終的な仮説はちと強引な気が・・・。

No.3 6点 2001/04/21 23:23
ビールがおいしく飲める作品(笑)
テンポも良くて楽しいんだけど、
このシリーズはちょっと強引すぎるぞ(^^;。

No.2 7点 もよもよ 2001/03/31 16:14
読んでるうちに、ビール飲み過ぎたときみたいな気分になりましたが、楽しかった。

No.1 7点 kanakana 2001/02/23 22:34
全編ほとんどが4人の会話なのに、飽きさせないのがすごい。


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西澤保彦
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