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[ サスペンス ]
スナーク狩り
宮部みゆき 出版月: 1992年06月 平均: 6.52点 書評数: 25件

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光文社
1992年06月

光文社
1997年06月

集英社
2015年09月

No.25 4点 バード 2019/11/07 19:25
本作を読んで一つ自分の嗜好に気が付いた。どうやら私は

映像・音声娯楽(テレビ、ラジオ):LIVE感、スピード感
書籍娯楽(小説、漫画):じっくりと味わい深い感じ

を求めているようだ。(もちろん傾向なだけでこれが絶対ではない。)

本書は非常に事件の展開が早く作中で流れる時間は半日程。この目まぐるしさは映像で見た方が面白そうだなあと読んでる途中で思った。これまで読んだ宮部さんの作品は概ね好きで本書も決して嫌いではないのだが、キャラクターがなじむ前に物語が終わってしまったようなもったいなさがあり、総合的には物足りなかった。(別に「模倣犯」のようにページを増やせという意味ではないです。)

No.24 6点 メルカトル 2018/11/15 22:19
『カッパノベルス ハード』レーベル初刊本らしいです。実は私今日までカッパノベルスではなくカッパノベルズだと思っていました。いやーお恥ずかしい。それはともかく、どういう訳か知りませんが新書サイズなのにハードカバーという、今では考えられないような装丁です。

久しぶりに読みました。刊行されたのが26年前、まだ携帯もほとんど普及されていない、もちろんカーナビもなかった時代のお話しで、逆に新鮮でした。271ページには放送禁止用語(所謂不適切な表現)が見られたりもします。若かったーあの頃♪懐かしいです。でも内容は全く覚えていませんでしたね。だからたまには再読も良いものだと実感します。

さて肝心の本作、なかなかの疾走感を伴っての先を読ませない見事な書きっぷりには感心させられます。いきなりクライマックスのような展開には驚かされますが、これがのちの単なる布石だとは誰も思わないでしょう。しかし、そういった一つ一つのサイドストーリーにも十分配慮して、丁寧な描写がなされており、宮部みゆきさすがだなと思いました。
それほど深く掘り下げられているわけではありませんが、殺人事件の被害者側と加害者の罪と罰、司法の在り様、因果応報、不条理などがテーマなのでしょうね。それらを内包しながらサスペンスという名のエンターテインメントへ昇華していく技巧は評価されるべきだと思います。

No.23 6点 りゅうぐうのつかい 2016/01/11 16:36
他者への恨みをリンクさせた、スピード感のあるサスペンス小説。木田クリニックで関係者が出会う場面が山場。ストップモーションのように感じさせる迫真の描写で、子供(竹夫)の存在がキラリと光っている。慶子が修治に説明した銃の取扱いに関する注意が、真相にうまく活かされている点が上手い。結末は悲惨で、やりきれない。カタルシスが得られず、まとめ方としてはあまり上手ではないと感じた。

No.22 8点 斎藤警部 2015/09/09 07:26
疾走するサスペンスだね。 よく締まっている。 圧倒されますよ。

No.21 6点 白い風 2012/05/28 19:59
家族を殺された男の復讐劇ですね。
そこを柱に他のストーリーを同時進行させ、物語に深みを出させているのは、流石だな、と思わせます。
ただ、読み終わって冷静に考えると、怪我人は出るは、死者は出るは、最悪の結果になっちゃった気がするけどね。
(結局、主人公は追わなかった方が全然よかったんじゃないかな?(笑))

No.20 6点 E 2010/04/10 15:45
序盤からグイグイ惹きつけられた。
あまり印象には残らないが、読ませる力は流石です。
最後が少し・・・;

No.19 6点 VOLKS 2008/12/31 08:57
読み手を引きつけるスピード感のある文章はさすが宮部作品。
面白かったが、印象に残る作品かといえば、残念ながらそこまでの作者の気迫が感じられない。

No.18 5点 spam-musubi 2007/12/20 10:23
バラバラな何本もの物語が徐々に同じ方向性を向いていき、
最終場面である金沢で1本に収斂するまでは本当に面白い。
国分慎介の逮捕という軽いカタルシスをアクセントにしつつ、
気持ちよいスピード感で関越を北西へ…。

それだけに最後、唐突にバイオレンスの嵐が吹き荒れ、人が
死にまくる場面には、どうしても違和感というか取り残され感を
感じてしまった。結局何が言いたかったのかわからない。

No.17 4点 さとりん 2005/08/01 14:59
読みやすい作品だと思ったけど、ミステリーに大切なハラハラ感も緊迫感もなく、たんたんと終わってしまった。
残念。

No.16 6点 HATT 2004/11/01 21:47
結局、作者が何を言いたいのかが伝わってこなかった。少年犯罪や罪の意味についてテーマアップされているが、結論は読者に任せるということか。ただし、作品にスピード感があり、ぐいぐい読ませるものはあります。

No.15 4点 ええ 2004/04/12 00:24
文章は上手いが、内容がありきたりでのめりこめない

No.14 6点 ばやし 2004/01/12 10:26
銃がメインだったっけ?(記憶力が・・・)

No.13 7点 四季 2003/11/03 02:43
後半が普通でしたが、前半の結婚式でのシーンは迫力があってよかったです。

No.12 8点 ハッチ 2003/09/11 23:26
極悪人は極悪に。嫌な男は嫌らしく。そして真摯な人間はまっすぐ真摯に。今となっては宮部氏の作品の土台になっている事ですが、一番最初に実践されたのはこの作品じゃないか、という気がします。やっぱり宮部節は凄い。呑まれる思いでした。

No.11 5点 ろん 2003/05/27 17:57
テンポよく話が進み、グイグイと読みきってしまったけど、なんかもう一つ足りない感じがしました。エンディングもイマイチなような気がします。
何がどうっていう説明はうまくできませんが、読量感は「ふ〜ん」って感じしかしませんでした。

No.10 7点 小太郎 2003/04/01 23:56
サスペンス映画のシナリオっぽい展開です。そういう意味では惹かれるものがあり、リズムよくテンポよく読める作品です。詰めは甘いですね。

No.9 7点 Alice 2003/03/15 17:14
ドラマ化してもらいたいですね。かなり映像にすると面白そうです。
後半はちょっと・・。という感じでしたが、面白かったです。

No.8 7点 keisuke 2002/12/01 11:54
最後の終わり方、好きです。ただ単にハッピーエンドでおわるのでなく、悲しくても考えさせられる内容なのが好きです。

No.7 9点 ゲンタ 2002/02/15 15:37
すごい感情移入しやすかった。
最後までイッキに読めました。

No.6 8点 wataru 2001/09/30 17:11
織口の犯罪人の試し方には、ゾクゾクっとくるものがあった。それにしても、国分慎介、小川和恵、大井善彦、井口麻須美は、最悪。


宮部みゆき
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