皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ 法廷・リーガル ] 待ち伏せていた狼 ペリイ・メイスン |
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E・S・ガードナー | 出版月: 1960年01月 | 平均: 5.50点 | 書評数: 2件 |
早川書房 1960年01月 |
No.2 | 5点 | 弾十六 | 2020/01/30 23:59 |
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ペリーファン評価★★★☆☆
ペリー メイスン第61話。1960年1月出版。HPBで読了。(なお、以下はAmazon書評をちょっと手直しした再録です。) Saturday Evening Post連載(1959-9-5〜10-24)ポスト誌集中連載時代(10年間に14作)の10作目。ガードナー長篇100冊目を記念する本書の裏表紙には面白い図が載っていて、ガードナーの本(1億1千万部)を積み上げた1397200メートルを、エベレスト、エンパイヤステートビル、エッフェル塔の高さと比較しています。(原作本のカバー裏がそうなっているようです) 車の故障、送り狼、メイスン登場は第3章から。すぐに殺人が発覚し、メイスンは危ない偽装工作をたくらみます。トラッグ相手に秒単位の作戦、ホルコムは出番なし。白髪混じりのトラッグ、老けたせいかいつもの鋭さに欠けます。電話ではメイスンと穏やかに会話するバーガー、予備審問では打って変わって牙を剥きメイスンを懲らしめようとしますが、攻撃をかわしたメイスンは何とか真相を突き止めます。解決は鮮やかさに欠ける感じ。 (2017年5月7日記載) |
No.1 | 6点 | nukkam | 2016/06/21 08:57 |
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(ネタバレなしです) 1960年発表のペリー・メイスンシリーズ第61作です。メイスンのやっていることは証言の曖昧さを追求するばかりで証拠不十分での釈放はできても真犯人探しとしては全く進展してないのではと心配させたまま法廷シーンに突入しますが、多少偶然に頼ったところはあるもののちゃんと逆転するための伏線が用意されていました。非常にシンプルなプロットで全作品中でも屈指の読みやすさです。 |