皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 法廷・リーガル ] 向うみずな離婚者 ペリイ・メイスン |
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E・S・ガードナー | 出版月: 1964年01月 | 平均: 5.50点 | 書評数: 2件 |
早川書房 1964年01月 |
No.2 | 5点 | 弾十六 | 2020/06/28 03:27 |
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ペリーファン評価★★★☆☆
ペリー メイスン第72話。1964年2月出版。HPBで読了。(なお、以下はAmazon書評をちょっと手直しした再録です。) ハンドバッグを置いていなくなった黒眼鏡の女。デラのランチタイムは12:15-12:45、ガーティは12:45-13:30。意外にもメイスン事務所のセキュリティが甘い。パイロットはラスヴェガス経済とロサンジェルス経済との密接な関係を語ります。関係者全員が黒眼鏡をかける場面がシュール。裁判は予審、後半でバーガー御大が登場しますが、例によって得点を稼げず沈没。最後はトラッグが締めます。プロット自体が単純なので解決も難しくはないのですが不満な出来です。 銃は2丁、同一型式の38口径レヴォルヴァー スミス・アンド・ウェッスン6連発、シリアルC48809とC232721が登場。このシリアルはいずれもKフレームfixed sight1948-1952年製を示し、該当銃はMilitary&Police(M10)です。シリアルC48809はメイスンシリーズ4回目、C232721は2回目の登場。 (2017年5月17日記載) |
No.1 | 6点 | nukkam | 2016/04/25 02:39 |
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(ネタバレなしです) 1964年発表のペリー・メイスンシリーズ第72作で、メイスンの事務所で(さすがに殺人ではないけど)事件が起きたり、弁護士同士の対決があったりとプロットの工夫が光ります。ただ推理はやや中途半端で、メイスンは被告の無罪を証明はしますが犯人の正体については指摘するまでには至りません。弁護士としての役割はこれで十分果たしたとは言えるでしょうけど、ミステリーの探偵役としては物足りなかったです(ちゃんと最後には事件が解決されていますが)。 |