皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 法廷・リーガル ] ブロンドの鉱脈 ペリイ・メイスン |
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E・S・ガードナー | 出版月: 1962年01月 | 平均: 5.00点 | 書評数: 2件 |
早川書房 1962年01月 |
早川書房 1986年05月 |
No.2 | 5点 | 弾十六 | 2020/02/02 09:20 |
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ペリーファン評価★★★☆☆
ペリー メイスン第67話。1962年6月出版。ハヤカワ文庫で読了。(なお、以下はAmazon書評をちょっと手直しした再録です。) Toronto Star Weekly連載(1962-4-7〜4-14) ボレロ・ビーチに住むデラの叔母。(残念ながらこれ以上の情報なし) デラはメイスンを海水浴に誘います。裏切り合戦が大好きと告白するメイスン。ドレイクは電子尾行器を使用。「行方不明の相続人と隠れた不動産」(Missing Heirs and Lost Estates)という名の会社。暗号はヘイ リューブ(Hey Rube)。デラを南米に売り飛ばす企み。メイスンものではお馴染みの、見張っている部屋に人が次々おしよせ、最後に死体が発見されるというルーティン。法廷シーンは予備審問ですが、担当がリバーサイド郡なのでバーガーは登場しません。最後の最後でメイスンは真実に到達します。解決は鮮やかですが、全体的に冗長な感じは否めません。 (2017年5月15日記載) |
No.1 | 5点 | nukkam | 2015/11/08 07:21 |
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(ネタバレなしです) 1962年発表のペリイ・メイスンシリーズ第67作です。序盤のモデル契約書絡みの謎がやや難解です。殺人事件は中盤まで起きませんが起きてから法廷場面まではあっという間です。被害者を容疑者たちが次々と訪れていたという設定が謎を深めていますが、解決は切れ味鋭いと評価するか唐突であっけない真相だと評価するか微妙なところです。もう少し謎解き伏線を丁寧に張ってあればよかったのにと思いました。 |