皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 時代・捕物帳/歴史ミステリ ] 新 顎十郎捕物帳 |
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都筑道夫 | 出版月: 1984年05月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 2件 |
講談社 1984年05月 |
講談社 1988年06月 |
講談社 2007年09月 |
No.2 | 5点 | 虫暮部 | 2020/06/04 11:48 |
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揃いも揃って下手人達は無駄に芝居っ気が過ぎるものだから、何故そこまでやるの? と言う話ばかり。そんな中で、「えげれす伊呂波」は地味ながら筋がすっきり通っていて良し。「きつね姫」の理屈も面白い。「浅草寺消失」でEQ「神の灯」に挑戦するも、これは都筑の完敗だ。 |
No.1 | 7点 | kanamori | 2010/11/06 20:13 |
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久生十蘭の傑作捕物帖シリーズのパスティーシュ連作短編集。
もともと、発端の不可解な謎の提示など、氏の「なめくじ長屋」は本家「顎十郎」の影響を受けていると思うので、雰囲気創りは手慣れた感じです。脇役キャラのライバル藤波友衛とか全く違和感を感じません。 ロジカルさに関しては本家を上回っていて、「からくり土左衛門」や「幽霊旗本」などが作者らしい佳品。 |