皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ クライム/倒叙 ] 99%の誘拐 |
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岡嶋二人 | 出版月: 1988年10月 | 平均: 7.05点 | 書評数: 61件 |
徳間書店 1988年10月 |
徳間書店 1990年08月 |
講談社 2004年06月 |
No.21 | 8点 | くりからもんもん | 2007/10/02 22:10 |
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パソコン通信創世記に書かれた小説だと思うのですが、いま(2007年)読んでも、全く色あせた感じがありません。序盤の記録映画のような淡々とした誘拐事件から、一転後半はまさにジェットコースタームービーのように息もつかせぬ展開が流れていきます。難点としては最初の誘拐の動機が弱い点、企業買収のために営利誘拐を実行するのはあまりにもリスクが大きすぎますね。ラストが淡々としているのもどうかと思いました。もう一つどんでん返しが有れば。 |
No.20 | 6点 | ぷねうま | 2007/09/20 23:12 |
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スピーディで軽快なストーリー展開。一気にグイグイ読める。サウナの後の生ビールのようだ。誰にでもオススメできるが、これを友達にオススメする俺ってどうなのよ、と自問自答させるぐらい安牌な感じの作品。 |
No.19 | 8点 | vivi | 2007/08/31 00:13 |
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面白かったですよ、正直に。
倒叙形式の作品ですが、犯人側に非常に肩入れして読むことで、 事件の進行にスリルを味わえました。 しかも、犯行の手口が全て明らかになっているわけではないため、 最後まで謎解きの要素があったのもポイント高かったです。 |
No.18 | 6点 | dei | 2007/08/03 20:29 |
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一気に読まされる本だが、ある程度内容が予測できてしまった。
期待しすぎたのかもしれない・・・ |
No.17 | 7点 | akkta2007 | 2007/07/22 15:42 |
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現在の事件を元に、過去の事件が少しずつ見えてくる。
このあたりはすばらしいと感じた。 また、読み始めるとまたその先が気になる感じで一気に読めた。 読んで納得できる作品であった。 |
No.16 | 7点 | 如月雪也 | 2005/06/05 05:47 |
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人の死なないミステリは基本的に好みではないのですが、これはお話が派手で結構楽しめました。 |
No.15 | 4点 | イチロ | 2005/05/16 13:33 |
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昔の事件の犯人を何もあんな形で、さらっとばらなくても・・・。あと親父の手記の重要な抜けている部分も最後の方忘れられてましたよね。 |
No.14 | 5点 | 綾香 | 2005/05/11 22:23 |
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モチーフは悪くないし、スピード感もあって良かったです。 でもいまいち危機感がない。 人が死なないから? 私の好みではないです。 |
No.13 | 6点 | sophia | 2004/10/10 03:26 |
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過去の誘拐事件の真相が明らかにされて以降は物語に対する興味が薄れてしまいました。
作者も収束に困ったような印象を受けます。 日記の虫食い部分にもっと重要な意味があると思っていたのですが。 |
No.12 | 8点 | ekleryle | 2004/10/08 19:11 |
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結構面白かった。つまんないところもよけいなところもなく読んでいて楽しい本でした。終わり方はちょっと微妙…といいたいですが。これを機に岡嶋作品にはまりそうな予感。 |
No.11 | 8点 | SD | 2004/07/17 06:35 |
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背景にあるコンピュータ技術は今でこそありきたりな技術だがこの作品が作られた時期を考えると秀逸。スピード感があってラストも読み手が納得できる作品。 |
No.10 | 7点 | りえ | 2004/03/01 22:54 |
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これは、犯人がはじめから明らかになっている設定だからこそ、スピード感や駆け引きの面白さが際立つような作りになっている作品だと思う。犯人側に、もう少しトラブルが発生すると、誘拐モノとしてさらに面白さアップかも。 |
No.9 | 9点 | kentaaa | 2004/02/12 10:28 |
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岡嶋二人は本当に間違いない。全部面白すぎる。今作も展開にぐいぐい引き込まれた。ただ、犯人は別に明かしていなくてもよかったかも。そうすれば、驚愕のラストというおまけもついたかもしれない。だから1点マイナスで。 |
No.8 | 7点 | えむ | 2003/07/29 05:03 |
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物語にスピード感や臨場感があり、 たのしめる。 読んだのは数年前なのでまた読み返してみたい。 |
No.7 | 7点 | kenichi | 2003/06/30 00:14 |
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すごいのは認めますが、犯人を先に明かしてるのがちと辛いのです。 |
No.6 | 6点 | ろん | 2003/06/24 09:55 |
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単純に楽しめたって程度ですかね。 途中までの犯罪トリックはすばらしいと思えたのですが、終盤の自作自演は無理があったような感じがします。用意周到なのはわかるけど、あそこまで臨機応変な対応ができるほどの準備が、果たしてできるものでしょうか。 どの書評を見ても評価が良かった事もあって、期待しすぎてしまったという事もあっての採点です。 |
No.5 | 9点 | ギザじゅう | 2003/02/01 22:06 |
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犯罪に使われるハイテク機器の数々が妙に緊張感をだして最後まで一気に読んでしまった。 |
No.4 | 8点 | 由良小三郎 | 2002/09/12 21:34 |
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犯人の側から書いた小説は、「奪取」とか「大誘拐」とか、傑作があるわけですが、これもおもしろかったです。計画どおりにうまくいきすきるのと、もうすでに、ハイテクの部分が古くなり始めているので、たとえば5年後も傑作でいられるかが分からないので、読むなら今かもしれません。 |
No.3 | 10点 | 寝呆眼子 | 2002/08/29 21:12 |
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さすが、「人さらいの岡嶋」!何度も読み返したミステリの一つです。最初から最後まで、ジェットコースターに乗った気分で一気に楽しませてもらいました。 |
No.2 | 10点 | テツロー | 2002/05/16 00:42 |
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誘拐テーマのミステリというのは、あまり読んだことは無いが、これは良かった。二件の誘拐が描かれ、二件共にやたらややこしいからくりと、スピーディーな展開にあふれている。また、最初から犯人が分かっている倒叙タイプなのだが、その犯人の演技や捜査側との遣り取りもあじがある。 ただ、最後の第四章は余計かなとも思う。ダイヤが消えた謎の答えはともかく、その謎解きを二人で語り合いながらするというのが、最後で気が抜けたようになってしまったと感じた。それに、馬場刑事の哀愁がつらい。 もっともそれはおまけみたいなもので、全体的には完成度は非常に高い。再読率も高いです。 |