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[ 本格/新本格 ] とってもカルディア 山本山コンビ |
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岡嶋二人 | 出版月: 1985年07月 | 平均: 5.33点 | 書評数: 3件 |
![]() 講談社 1985年07月 |
![]() 講談社 1988年06月 |
No.3 | 6点 | まさむね | 2017/10/15 19:11 |
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土佐美郷(とさみさと)&織田貞夫(おださだお)の「山本山コンビ」が活躍するユーモア長編。2人は「三度目ならばABC」にも登場していて個人的には名コンビぶりが印象に残っているのですが、80年代の作品ということもあって、肌に合わない方もいらっしゃるかも。
ちなみに、この「とってもカルディア」ってタイトル、一定年齢以上の方は何か記憶の片隅に引っかかるものがあるのではないでしょうか。それもそのはず、「カルディア」ってのは、1984年に富士フイルムが発売した新型カメラの名前でして、そのCMコピーが「とってもカルディア」だったのですねぇ。当時、小泉今日子を起用したCMが何種類か相当期間流れていたものです。CMソングに「なんてったってアイドル」が採用されていたこともあって、一定の方の記憶には残っているかもしれません。 そしてこの作品は、富士フイルムが話題作りのため、若手のミステリー作家に小説を書かせてみようということになり、講談社に持ち掛けたことから生まれたとのこと。いやぁ、時代だなぁ…って感じるのは私だけでしょうか。(広報手法は勿論のこと、カメラに対する意識という意味でもね。CMでは「ハイテク全自動」ってナレーションされていましたしねぇ。“ハイテク”ですからねぇ。) その経過もあるのでしょう。確かに作品中では全自動カメラ「カルディア」が登場し、その新機能も含めて一定重要な役割を果たしています。とはいえ、決してクライアントにいい顔しながらも手を抜いて…という作品ではなく、しっかりと練られていると思います。相当にご都合主義な面はあるのですが、まぁ、読みやすいし、何よりも様々な意味で当時を思い出せたので、私は結構楽しかったな。 |
No.2 | 5点 | こう | 2008/12/03 23:34 |
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山本山シリーズの長編です。単なる短編のひきのばしになっておらず山本山の持ち味を生かした作風になっているのは流石です。(といってもちょっと長い中編といった趣きですが)
かなり真相は暗いのですが山本山コンビのため明るい作風となっており普通に楽しめる作品だと思います。 |
No.1 | 5点 | COBRA | 2008/06/19 13:39 |
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笑いあり、ミステリあり、カメラの宣伝あり。
岡島作品には数少ないシリーズ物で、読む価値あり。 |